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珍しいペット19選!寿命の目安や飼い方・飼う際の留意点も解説

更新日:2024年07月15日

珍しいペットを飼う時に気をつけることや、自宅で飼える珍しい動物の種類をご存じでしょうか?本記事では珍しいペットにはどんな動物がいるのか、珍しいペットを飼う際の留意点、珍しいペット19選をご紹介します。珍しいペットを飼いたい方は、ぜひチェックしてください。

珍しいペット19選!寿命の目安や飼い方・飼う際の留意点も解説

2:ミーアキャット

ミーアキャットの特徴は、小さい体で立ち上がって辺りを見渡す動作です。ミーアキャットは昼行性で、野生では日の出に合わせて巣穴から出て、日没に巣穴に戻るという規則正しい生活をしています。

とても寂しがり屋で人懐っこい性格をしているため、飼育する際にも飼い主によく懐きます。本来、群れを作って集団生活をしていることもあって協調性がありますが、警戒心が強いため飼い主になれるまでは多少時間がかかるでしょう。

一方で、「サバンナのギャング」とも呼ばれており、気性が荒い一面を持っています。そのため、飼育する際には小さくて可愛い見た目であっても、あくまで野生動物であるということを忘れずに接することが重要です。

3:フェレット

フェレットの体の大きさは、種類によって多少の差はあるものの小さめです。そのため、小さいスペースで飼育が可能なので、自宅で飼いやすいペットと言えるでしょう。

また、犬や猫と比較しても泣き声が小さいので、アパートやマンションなどペット可の賃貸でも飼育しやすく、1人暮らしの人でも飼いやすくおすすめです。

ペットを飼う際に匂いを気にする方も多いですが、フェレットの場合、元々は臭腺と呼ばれる匂いを発する器官があるために独特の匂いがありますが、日本に輸入されているフェレットは臭腺の除去手術を受けている場合がほとんどなので、匂いの心配はありません。

また、フェレットは綺麗好きな動物なのでトイレトレーニングがしやすい個体が多いです。

4:デグー

デグーはとても活発な動物で、常に元気でよく飛び回る姿が見られます。砂浴びをする習性があるので、綺麗な毛並みを維持するためにも砂浴び用の必要道具を準備してあげましょう。

デグーの大きな特徴である長いしっぽは、事故によって切れてしまうことも多いため、しっぽが適切な長さであるか、先端が毛でフサフサしているかなどを毎日確認することが大切です。

デグーを迎え入れる際、生後すぐの小さな個体は見た目は可愛いですが、環境適応能力が低いため体調を崩しやすいため、初めてデグーを飼う人にとっては扱いにくいでしょう。そのため、安定期を過ぎた年齢のデグーを選ぶことをおすすめします。

また、多頭飼いをしたい場合は相性が大切なので、喧嘩をする様子が見られたらすぐにケージを分けましょう。

5:ミニブタ

ミニブタは近頃、珍しいペットとして人気が高い動物です。甘えん坊な性格と、とてもマイペースな性格から、自分の子供のように愛着抱く方も多いようです。

本来、ミニブタは群れを作って生活をしており、お互いをランク付けする習性があります。飼育する場合、たとえ相手が飼い主であったとしても、自分より格下だと認識した場合は攻撃的な一面を見せる場合があります。

また、自分より格上の相手からでも、指示を出されることが好きな性格ではないようです。そのため、飼育する際にはミニブタから格下だと認識されない接し方をするのが重要です。

ミニブタを飼育する際は、犬のように日常的に散歩に連れて行く必要があります。屋内での飼育では、どうしても運動不足になってしまうため、怠らずに散歩に連れて行ってあげましょう。

6:ハリネズミ

ハリネズミはしつけが難しい動物だと言われています。警戒心が強く、緊張しやすい性格をしているので、すぐ針を立てたり噛んだりします。

そんなハリネズミと信頼を深めるコツは、ハリネズミのストレスになる原因を減らしてあげることです。静かな環境を作り、根気強く飼い主の匂いに慣れさせる必要があります。

トゲトゲな針を持っているのが特徴のハリネズミですが、ハリネズミが針を立てるのは警戒している時だけです。リラックスしている時には針が寝ているため、針が生えている方向になぞって撫でれば痛くありません。

また、ハリネズミは匂いや味にとても敏感です。初めて嗅ぐ物や食べる物を前にすると、匂いを嗅いで少し舐めた後、口内で唾液の泡を作って体にその泡を塗ります。この「アンティング」と呼ばれる行動をする理由は、未だ解明されていません。

7:モモンガ

モモンガは野生では、木の上の薄暗い環境で暮らしています。警戒心が強く、騒音など大きな音が苦手です。夜行性のため、日中のほとんどを寝て過ごします。そのため、食事や運動は夕方から夜にしてあげましょう。

野生では木の高い場所で暮らしているため、モモンガ用のケージを設置する際には、ケージのなかにステージを用意して、高い位置に餌を置いてあげましょう。こうすることで、野生の環境と似た上下運動ができます。

警戒心が強いモモンガですが社交性は高く、野生では群れをなしてコミュニケーションをとりながら暮らしています。そのため、単独で飼育するとストレスを感じてしまう場合もあるため、他のモモンガと多頭飼いするのがおすすめです。

8:チンチラ

チンチラは飼い主に懐きやすく、人懐っこい性格をしています。甘えん坊な上に、匂いがほとんどなく、丈夫で病気にも強いため飼いやすい動物です。夜行性で運動能力が高く手も器用なので、餌を手に持って食べる可愛らしい姿も見られます。

本来、野生のチンチラは南アフリカ、アンデスのかなり標高の高い場所に生息しています。そこはとても涼しい地域なので、チンチラは暑さに弱いのです。

そのため、日本の梅雨から夏にかけての気温は、チンチラにとってはとても過ごしづらく感じてしまいます。快適にその時期を過ごさせてあげるためにも、エアコンなどの空調で室内の温度調整を徹底して、涼しい環境を作ってあげましょう。

9:フェネック

フェネックは黒い大きな耳、フサフサとしているしっぽ、大きな耳が特徴的で可愛らしい動物です。特に耳が特徴的で、この大きな耳は体の熱を発散させたり、獲物が発する小さな物音を聞き分けたりできます。

フェネックはイヌ科の動物なので、与える餌はドッグフードで問題ありません。また、猫と同じくタウリンの摂取も必要なので、キャットフードを与えている人も多いようです。それと同時に、野菜や果物を与える必要があります。

野菜や果物から水分を摂取しますが、食べさせる量によって摂取できる水分の量も変わってくるので、給水ボトルなどを設置しておくのが無難でしょう。

また、犬と同じくネギやニラ、ニンニク、チョコレートなどは与えてはいけません。

10:スローロリス

スローロリスは、臆病でおとなしい性格をしています。鳴き声もほとんどなく静かな動物なため、近所迷惑にもなりにくいのでペット可の賃貸でも飼いやすい動物です。

しかし、とてもデリケートな動物なため、飼育する際は大きな音で驚かせたり、環境を急激に変化させたりしないように気を配りましょう。

スローロリスは「種の保存法」に指定されている動物のため、個体の価格が高額です。また流通も少ないため、国内で繁殖された個体を購入するか、里親として譲渡という形で購入するしか迎え入れる方法がありません。

数少ないですがスローロリスを取り扱っている専門店もありますが、人気が高いために入荷待ちで長期間待つことを覚悟しましょう。

11:アンゴラウサギ

アンゴラウサギは中型のウサギで体毛にボリュームがあるため、体が大きく見えるのが特徴です。その毛をカットすると、フワフワのぬいぐるみのような姿になるのが可愛くて人気です。

おとなしく穏やかで人懐っこい個体が多いと言われていますが、性別によって微妙に性格が異なります。オスは穏やかな性格で懐きやすく、メスは気が強い傾向にあると言われています。ただし、性格は個体によっても差があるので、一概に断言はできません。

また、オスは縄張り意識が強く、ケージの外に出すとおしっこをしてマーキングしてしまうこともあります。また、メスは妊娠すると気性が荒くなることがあるので、時と場合に応じて対応しましょう。
次のページ:珍しいペットの例や飼う際に気をつけることを知っておこう

初回公開日:2022年07月28日

記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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