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珍しいペット19選!寿命の目安や飼い方・飼う際の留意点も解説

更新日:2024年01月28日

珍しいペットを飼う時に気をつけることや、自宅で飼える珍しい動物の種類をご存じでしょうか?本記事では珍しいペットにはどんな動物がいるのか、珍しいペットを飼う際の留意点、珍しいペット19選をご紹介します。珍しいペットを飼いたい方は、ぜひチェックしてください。

珍しいペット19選!寿命の目安や飼い方・飼う際の留意点も解説

12:カワウソ

カワウソは主に東南アジアに生息しています。水に浮くために皮膚が分厚くなっていて、胴体が細長いのは水の抵抗を受けにくくするためです。長いしっぽは舵をとる役目をしています。背中は灰褐色やグレーで、喉、首回りは白色をしています。

近頃、カワウソはペットとして人気が高まっていますが、CITES(ワシントン条約)によって輸入できないため、国内で繁殖された個体しか購入できません。それもあって、個体はかなり高額です。

飼育を始める際には、ケージ、水浴び用の容器、おもちゃ、トイレなど準備するものが多いため、個体を購入する費用や飼育用品の費用など、かなり費用がかさむ動物でもあります。

食事はキャットフードやフェレット用のフードを主食に、副食として新鮮な魚や貝類を与えましょう。

13:シマリス

シマリスは、海外から輸入された個体がペットとして販売されています。国内でも専門のブリーダーはいますが、犬や猫ほど多くはありません。背中に濃い茶色の縞模様があるのが特徴で、細い毛のフワフワなしっぽが可愛く人気の動物です。

性格はかなり個体差があり、内気で臆病な個体からやんちゃでいたずら好き、陽気な人懐っこい個体など、様々な性格のシマリスがいます。飼っている個体がどういう性格をしているのか知っていれば、飼育する上で注意するポイントが見つけやすいでしょう。

いたずら好きな性格をしている個体の場合、好奇心からとにかく元気いっぱい動き回るため、ケージから脱走しないよう注意が必要です。

脱走した際には、部屋のなかには危険が沢山あるので、ケージのロックが緩まないように対策しましょう。

14:ワラビー

ワラビーはカンガルーの一種で、見た目は小さいカンガルーそのものです。草食動物で、小松菜、りんご、みかん、青草など野菜や果物、牧草を主食としています。

性格は好奇心旺盛でありとあらゆるものに興味を示します。目についたものをなんでも食べようとするので、飼育する際には食べたらいけないものはワラビーの目につかないところに置くようにしましょう。

ワラビーはペットとして飼育することは可能ですが、ワンルームのマンションなど狭い家で飼育するのは現実的ではありません。また、ワラビーの診察ができる病院を見つけるのは、なかなか難しいので、飼育するにはかなりの覚悟が必要になります。

迎え入れる前にかかりつけにできる病院を見つけ、広い家と十分な飼育環境を整えることが必須条件です。

15:エボシカメレオン

エボシカメレオンは他のカメレオンと比べても人気が高く、飼育が簡単なことからもカメレオンを飼ったことがない人でも、手を出しやすいのが特徴です。

アラビア半島が原産で、頭頂部に烏帽子を被ったような尖りがあります。カメレオンなので当然、体色の変化も見られます。基本的には緑色ですが、黄色、グレー、オレンジ色の模様が出ます。体色の変化はカメレオンの気分次第だと言われています。

体長や気分によって体色が変わるので、怒っている、怖がっている、楽しんでいるなど、カメレオンの感情を体色で分かるのが、飼育する上での楽しみになるでしょう。

飼育は簡単なものの、温度管理が必要なので保温器具を設置して、常にケージ内が25℃前後になるようにしましょう。

16:ヒョウモンリクガメ

ヒョウモンリクガメは甲羅のヒョウモン柄が美しいリクガメの一種です。体が大きく動物園でも見られる亀ですが、環境さえ整えられれば自宅で飼育することも可能です。

飼育の際にはかなり大きなケージが必要になります。成体になると特注しなければならないほど大きなケージが必要になるので、部屋のなかで放し飼いするのがおすすめです。

ケージで飼育するには適切な床材を用意する必要があり、ヒョウモンリクガメの床材にはヤシガラマット、砂漠砂が適しています。床材が必要な理由は、踏ん張りをきかせるためです。滑りやすい状態で飼育していると、足腰を悪くしてしまいます。

特に放し飼いでフローリングの部屋で飼育する場合は、足腰に異変が起きていないか注意して観察しましょう。

17:ウーパールーパー

ウーパールーパーはメキシコ原産の両生類で、サンショウウオの仲間です。ピンク色の体色をしたウーパールーパーが広く知られていますが、本来、野生のウーパールーパーは黒い体色をしています。

ウーパールーパーの大きな特徴である顔の両サイドにあるヒラヒラは、呼吸のための器官で「がいさい」と言い、魚のエラと同じ働きをしています。

体色には種類があり、ピンク色に黒い目をしている個体はリューシスティック、体が白みがかった薄ピンク色で目が赤い個体はアルビノ、黒い体色のブラック、黄色い体色のゴールデンなど体色や見た目の特徴は様々です。

ウーパールーパーは肉食が中心の雑食で、野生では小魚や虫などを食べますが、飼育する場合はイトミミズや赤虫、水に沈むタイプの人口餌を与えます。

18:アオダイショウ

アオダイショウは大型の蛇で、緑色系の体色の個体が日本国内に広く生息しています。脱皮前は背中に黒い縞模様がはっきりと入っていますが、脱皮すると縞模様が曖昧になるのが特徴です。

体が大きく、蛇が苦手な人からすと怖く感じるかもしれませんが、毒は持っていません。しかし、ちょっかいをかけたりいたずらをしたりすると、身を守ろうと攻撃的な行動をとる場合があります。

また、噛まれても毒はありませんが、野生の場合は細菌やウイルスに感染する恐れがあるので注意しましょう。

基本的に性格が大人しいため飼育が簡単で、繁殖も簡単に行えるのでペットとして人気があります。アオダイショウは日本の固有種ですが、海外の愛好家からの支持も厚く、「クシナリラットスネーク」と呼ばれて愛されています。

19:ボールパイソン

ボールパイソンはその綺麗な見た目から、華麗なニシキヘビという意味の「python regius」という学名が付けられています。美しい縞模様が魅力的でペットとして人気が高い蛇です。

性格はおとなしく飼育も簡単なため、蛇愛好家のなかではニシキヘビを初めて飼う人にぴったりの入門種として知られています。

ボールパイソンは様々な体色の個体がいるので、魅力を感じる見た目の個体を選びましょう。毒もなく気性も荒くないので、触れ合いやすい蛇です。見た目は威厳がありますが、普段は木陰や草むらに隠れています。

日本国内で繁殖された個体は、ペットとして飼育される環境になれていますが、ボールパイソンは環境の変化に敏感なため、ストレスで拒食症になる場合もあるので注意しましょう。

珍しいペットの例や飼う際に気をつけることを知っておこう

珍しいペットを飼うことに魅力を感じる方は多いでしょう。しかし、犬や猫のような一般的なペットとは違った留意点も多いので、動物を迎え入れる前に知識を得ておくことが大切です。

動物の種類によっては飼育が難しかったり、しっかり環境を整えなければならなかったりと、難しい面もあります。そのため、自身のライフスタイルのなかで、無理なく飼育できる動物を選ぶことが重要です。

珍しいペットを飼いたい人は正しい知識を身につけて、責任感と愛情を持って動物を迎え入れましょう。

初回公開日:2022年07月28日

記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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