ミミズクの鳴き声の種類とは？威嚇する時の声やホーホーと鳴く理由を解説

愛らしい外見や映画のキャラクターのイメージからフクロウは根強い人気があり、ペットにしたいと考える人もいるでしょう。

ミミズクとフクロウは「ペット用として繁殖、販売されたもの」のみが、ペットとして飼育が可能です。

ミミズクを含むフクロウ類は「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約（通称：ワシントン条約）によって保護されており、野生のものを捕まえて飼育することは禁止されています。

弱っている野生のミミズクを見つけた場合は「傷病鳥獣保護に関する考え方」に基づき、都道府県知事の許可を得て「一時的な保護」は可能ですが、ペットとしての飼育は認められません。

出典：ワシントン条約附属書（動物界）令和4年6月22日時点｜税関 Japan Customs(財務省)
参照：https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/download/fauna_revised_220707.pdf

出典：鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するための基本的な指針（Ⅰの第六の3）｜環境省
参照：https://www.env.go.jp/nature/choju/plan/pdf/plan1-1b-H28.pdf

ミミズクとフクロウの違いや鳴き声の種類、ペットとしてミミズクを飼育できるのかについて紹介しました。

「ホーホー」という鳴き声が有名ですが、他にもさまざまな鳴き方があり、それぞれ縄張り争いや求愛、餌が欲しいことなどを表現しています。また、性別によって鳴き方が異なるのも特徴です。

野生の個体数減少により国際的に保護されている鳥の一種ですが、ペット用として販売されているものは飼育できます。かわいい外見ですが猛禽類であるため、飼育に適した環境と餌の準備が必要です。

ミミズクの生態と特徴を知り、より一層身近に感じられるよう上手につき合っていきましょう。