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コザクラインコはしゃべる?鳴き声が表す気持ちと得意なことを紹介

更新日:2024年01月30日

コザクラインコはしゃべるかどうかご存知でしょうか。本記事ではペットとしても人気の高いコザクラインコについて、その特徴や性格、言葉を覚えさせるためにはどうすればいいのかについて紹介しています。コザクラインコの飼育を考えている方は役立ててください。

コザクラインコはしゃべる?鳴き声が表す気持ちと得意なことを紹介
「コザクラインコはしゃべることができるの?」
「どうやって言葉を覚えさせればいいの?」
「鳴き声にはなにか意味があるの?」
コザクラインコを飼っている方で、もっとコミュニケーションをとってみたいけれど、どのようにすればいいのか分からないという方はいらっしゃいませんか。

この記事ではコザクラインコに関する基礎知識や鳴き声が表す気持ち、言葉を覚えさせる時のポイントについて解説しています。

記事を読むことによって、コザクラインコとのコミュニケーションを上手にとることができるようになり、より良い関係を築けるようになるでしょう。

飼っているコザクラインコともっと仲良くなりたいときや、言葉を覚えさせてみたいときに、ぜひ参考にしてください。

インコやオウムがしゃべる理由

インコやオウムは人間の言葉をしゃべることができる鳥として有名です。

では、なぜ沢山の種類がいる鳥類の中でインコとオウムだけが人間の言葉をしゃべることが可能なのでしょうか。

それは、インコやオウムが他の鳥類とは違う体の仕組みを持っているからなのです。具体的にどのように違うのかを見てきましょう。

声を出す鳴管が発達しているため

私たち人間はしゃべる時に、「声帯」を使って色々な音を発声します。インコやオウムには当然声帯はありませんが、声帯の代わりになる「鳴管(めいかん)」という器官が備わっています。

鳴管自体は全ての鳥に備わっている器官ですが、オウムやインコはこの鳴管の周辺の筋肉が発達しています。そのため、声帯と同じように高い音や低い音などの様々な音域を出すことができるのです。

舌の筋肉が発達しているため

もう1つ声を出すために必要な器官が「舌」です。多くの鳥の舌は、細くて筋肉がほとんどないため、自由に動かすことができません。

一方、インコやオウムの舌は筋肉が発達しており、人間と同様に自由に動かすことができます。そのため、私たちがしゃべるときと同じように様々な音を出すことができるのです。

コミュニケーションを取り合うため

私たち人間はお互いにしゃべることでコミュニケーションをとっています。鳥も鳴き声によって仲間を確認したり、求愛を行ったりなどのコミュニケーションをとっているのです。

オウムやインコがしゃべるのは、飼い主さんのことを仲間だと認識し、仲良くなりたいと思っているからです。そのために、飼い主さんがしゃべる言葉を真似してコミュニケーションをとろうとしています。

言葉の意味を理解できているわけではありませんが、特定の言葉を話すことで飼い主さんが喜んでくれるということは理解できるのです。

コザクラインコはしゃべるのか?

おしゃべりが得意なインコたちですが、中にはしゃべることを苦手とするインコもいるのです。コザクラインコはインコの仲間で、かわいらしい見た目と人に馴れやすい性格からペットとしての人気も高いですが、人間の言葉をしゃべることは不得意です。

もし覚えられてもしゃべることができるのは自分の名前や簡単な単語くらいで、個体差もあり、全く覚えられない子もいます。

コザクラインコの鳴き声と表現している気持ち

コザクラインコは人間の言葉をしゃべることは苦手ですが、野生では仲間同士でコミュニケーションをとるために色々な鳴き声を発します。これは飼い主さんとのコミュニケーションでも同様です。

それぞれの鳴き声にこめられたコザクラインコの気持ちを理解することができれば、より良いコミュニケーションがとれるようになります。

コザクラインコの気持ちを理解して、状況に合った対応をしてあげましょう。

「ピロロロロ」と鳴くときの気持ち

「ピロロロロ」というリコーダーの音色のような鳴き声を出すときは、ご機嫌な時です。飼い主さんに「大好き!」という気持ちを伝えてくれている時にこの鳴き声を出すのです。

この声で鳴いている時、コザクラインコは愛情表現をしてくれていますので、飼い主さんも声をかけてあげたり撫でたりなどして愛情表現を返してあげましょう。
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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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