ハルクインはどんなセキセイインコ？特徴や飼育に必要なものなどを紹介

ハルクインのエサとしてシードをメインで与える場合、栄養が偏りがちになるため、不足する栄養を補うために副食を与える必要があります。

そのため、エサ入れとは別に副食を入れる容器を準備しましょう。

ケージに引っ掛けられるタイプで、さまざまなサイズのものが販売されています。エサ入れと同じようにハルクインが食べやすいサイズで、洗いやすいものを選ぶのがおすすめです。

ハルクインは新鮮な野菜が大好きです。青梗菜や小松菜、三つ葉などアクの少ない青菜を与えると喜んで食べます。青菜はハルクインの栄養補助になるだけでなく、おやつにもなります。

普通のエサ入れに青菜を入れると下に落ちてしまったり、エサが湿ってしまったりするため、菜差しと呼ばれる容器を準備するのがおすすめです。

ケージに引っ掛けることができるタイプのものを選ぶと、ハルクインが食べやすいでしょう。

ハルクインを飼う上で、温度管理はとても重要です。

ハルクインは寒さに弱く、羽根をふくらませているときにはすぐに保温必要があるため、最初からペットヒーターを準備しておくと安心できるでしょう。

空気を温めて保温できるペットヒーターなどを使って、冬でも約27℃から28℃くらいの温度を保つようにしてください。

ペットヒーターにはさまざまなタイプのものがありますが、普段使いにはケージに付けられてしっかり温めることができる電球タイプが適しています。

電球タイプのワット数が大きいほど温かさが増しますが、ハルクインを飼育するケージなら40から60W程度のものが使いやすいでしょう。

ハルクインは寒さに弱いことは前述の通りですが、冬場は、普段ハルクインが生活するケージにも工夫が必要になります。

ケージは隙間が多いため、剝き出しの状態だと、温めた空気は逃げていってしまいます。冬場は防寒カバーを使って、ケージから温めた空気が逃げないようにしてあげましょう。

防寒カバーにはビニール製のものやアクリルケースのものなどがありますが、ビニール製のカバーが安価で手に入れやすいでしょう。

ただし、防寒カバーでケージを完全に覆ってしまうと酸欠になってしまったり、温度が上がりすぎたりする危険があります。

適度な隙間をあけ、温度計などを使って温度管理をすることが必要です。

ハルクインに与えるエサには、シードとペレットがあります。シードは小さな種が入っているもので、こちらのタイプのエサを食べるハルクインの方が多いでしょう。

しかし、シードにはミネラルやビタミンなどがほとんど含まれておらず、栄養が偏りがちになってしまうため、不足する分を副食で補ってあげる必要があります。

一方、人工飼料であるペレットは栄養バランスがとれているため、ペレットを主食にする場合には副食を与える必要はありません。

しかし、ハルクインの食いつきが悪い場合があるため、最初はシードと混ぜて徐々に慣らしていくことが必要です。

ハルクインの飼育に必要なものについて紹介しましたが、いざハルクインを飼い始めるにあたって、どのようなことに気を付ければ良いのか知りたい人もいるでしょう。

ここでは、ハルクインを飼い始める際の注意点について解説します。

ハルクインを飼い始めるにあたり、エサはハルクインが今まで食べていたものと同じものを与えるようにしましょう。

このとき、エサの種類だけでなく、メーカーも同じものにしなければハルクインが食べてくれないこともあります。

そのため、エサの種類を変えたいと思っても、ハルクインが環境に慣れ、落ち着いてエサを食べられるようになるまで待ちましょう。

ハルクインが落ち着いてエサを食べられるようになったら、少しずつ食べさせたいエサに変えて行ってください。