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ハルクインはどんなセキセイインコ?特徴や飼育に必要なものなどを紹介

更新日:2024年10月07日

セキセイインコの中でも人気の品種、「ハルクイン」について知りたい人もいるのではないでしょうか。この記事ではハルクインの特徴や飼育に必要なものについて解説します。ハルクインに興味がある人や、飼ってみたいという人はぜひ参考にしてみてください。

ハルクインはどんなセキセイインコ?特徴や飼育に必要なものなどを紹介

見た目がそっくり?パイドとの違い

ハルクインと見た目がそっくりなセキセイインコの種類に、パイドというものがいます。一見すると同じように見えるため、ハルクインとパイドを見分けるのが難しい場合もあるでしょう。

ここでは、ハルクインとパイドの違いについて見ていきましょう。

パイドの特徴

「パイド」には色抜けという意味があります。その名の通り、お腹の部分や羽根の部分などに所々色抜けが見られるのが、この品種の特徴です。

また、お腹の部分に頭と同じ色があるのも特徴と言われています。たとえば、頭が黄色をしている場合には、お腹の部分に黄色の色抜けが見られ、頭が白色をしている場合には、お腹の部分に白色の色抜けが見られます。

そのため、まだら模様が特徴的と言えるでしょう。

オスのろう膜は青色、メスのろう膜はピンク色をしており、ハルクインとは異なりアイリスリングがあります。

パイドの見分け方

正確に言うとハルクインはパイドの仲間のため、ハルクインとパイドは一見すると見分けがつかないくらい良く似ています。

しかし、ハルクインとパイドをよく見比べると、毛色の模様の出方が異なっていることに気づくでしょう。

パイドがまだら模様の毛色をしているのに対し、ハルクインは胸の下の部分からお腹の部分にかけてのみ毛色が変わる、という特徴を持っています。

そのため、お腹の部分の毛色を見ることで、ハルクインかパイドかが見分けられます。

その他のセキセイインコの見分け方

セキセイインコにはノーマル種やハルクイン、パイドの他にもおよそ5,000種類もの色と模様のバリエーションがあると言われています。

ここでは、数多くあるセキセイインコの種類の見分け方について見ていきましょう。

ノーマル

ノーマルセキセイインコは、後頭部から背中にかけての黒い縞模様が特徴です。その他にも、羽根の部分に黒いさざ波模様が見られます。

イエローとグリーン、ホワイトとブルーの色の組み合わせのものが一般的ですが、中にはグレーのものやイエローフェイスの珍しい色のものも見られます。

オスのろう膜は青色、メスのろう膜はピンク色をしており、原種に近い種類であることから丈夫で飼いやすいでしょう。

オパーリン

オパーリンは、ノーマルに見られる、頭から背中にかけての黒い縞模様がない、あるいは薄いというのが特徴です。

ノーマルにある翼のさざ波模様がない個体もいますが、さざ波模様がある場合には、後ろから見てアルファベットの「V」字のような模様に見えるのが印象的でしょう。

お腹と背中は同じ色になっており、ノーマルと同じようにオスのろう膜は青、メスのろう膜はピンク色をしています。

レインボー

一般的に、イエローフェイスのオパーリンのことをレインボーと言います。そのため、全体的な特徴はオパーリンと同じと言えるでしょう。

また、全体的に色が淡く、背中の部分や羽根の部分の模様が薄くなっているものを「パステルカラーレインボー」と呼びます。

パステルカラーレインボーは、その見た目のやわらかい印象から人気の品種です。

ルチノー

ルチノーは、赤い目で全身が黄色をしているのが特徴のセキセイインコです。メラニンの欠如により、黄色い色素のみが残った品種で、赤い目は強い光に弱い性質のため、直射日光には注意が必要です。

ルチノーの他の品種として、赤目ではなく黒い目をしている「イエローブラックアイ」と、全身の色が黄色ではなくクリーム色をしている「クレミノ」が挙げられます。

オスのろう膜は茶色っぽいピンク色、メスのろう膜はピンク色をしています。

アルビノ

アルビノは、メラニンの欠如により色素が欠乏しているため、全身が真っ白で赤い目をしているのが特徴です。もともとは遺伝子疾患のある個体でしたが、今では品種として確立されています。

他の品種のセキセイインコと同じように、日光は必要ですが、赤い目は強い光に弱いため直射日光に気をつける必要があります。

アルビノの中でも、黒い目をしているものは「ブラックアイ」と呼ばれる珍しい品種になります。オスのろう膜は茶色っぽいピンク色、メスのろう膜はピンク色です。
次のページ:ハルクインの特徴や飼い方について知ろう

初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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