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ハルクインはどんなセキセイインコ?特徴や飼育に必要なものなどを紹介

更新日:2024年10月07日

セキセイインコの中でも人気の品種、「ハルクイン」について知りたい人もいるのではないでしょうか。この記事ではハルクインの特徴や飼育に必要なものについて解説します。ハルクインに興味がある人や、飼ってみたいという人はぜひ参考にしてみてください。

ハルクインはどんなセキセイインコ?特徴や飼育に必要なものなどを紹介
ハルクインは人工的に作られた品種です。そのため、ノーマル種のセキセイインコの性別を見分けるときに役立つ、「ろう膜」と呼ばれる鼻の部分の違いがわかりにくく、性別を見分けるのが難しい場合もあります。

セキセイインコであれば、成鳥になるとオスのろう膜は青から紺色のツルっとした質感になり、メスのろう膜はピンクから茶色っぽい色のザラっとした質感になりますが、ハルクインはこの特徴が表れにくくなります。

ハルクインのオスもメスもピンク色のろう膜をしていますが、オスのろう膜はツルっとした質感で、メスは鼻の穴の周囲に白い輪っかが出てくるのが特徴で、発情期には茶色になるため、そちらで性別を見分けることができるでしょう。

また、発情期には求愛行動として、オスは吐き戻しを行い、メスはお尻を持ち上げる格好をするため、ハルクインのこの行動でも性別を見分けられます。

値段の相場

ハルクインは、自然界に存在するノーマル種のセキセイインコと比較すると、値段は高めになっています。ノーマル種が2,000円から3,000円前後なのに対し、ハルクインは3,000円から8,000円前後の相場であることが多いです。

ペットショップによっても価格は異なりますが、相場よりも値段が安すぎる場合には、健康面に問題がある可能性も考えられるため注意が必要です。

購入する際は、値段の安さだけで決めるのではなく、健康状態をしっかり確認してから購入するようにしましょう。

健康なハルクインの選び方

上述したように、ハルクインを選ぶ際には、値段だけでなく健康で元気であるかどうかを確認することが大切です。

羽が途中でちぎれているようなことがなくツヤがあるか、ろう膜やくちばしがカサカサの状態になっていないか、まぶたが赤くなっていないか、足や爪の異常がないか、顔周りやお尻が汚れていないかなど、よく確認してみてください。

また、ハルクインが鳴き声を出したり、さえずったりして元気な様子を見せているかの確認も大切です。活発に動いているか、食欲があるかもチェックしましょう。

羽根をふくらませていたり、眠ってばかりいたり、排便しにくそうにしていたりする場合には、健康状態が悪い可能性があります。

性格

セキセイインコは、色の種類によって性格が違うということは基本的にありません。どの品種のセキセイインコであっても、やんちゃで活発な個体もいれば、穏やかで大人しい性格の個体もおり、それぞれに性格の違いが見られます。

なお、ハルクインの場合は、好奇心旺盛でやんちゃだったり、人懐っこかったりする傾向があり、活発で賑やかといった僅かな特徴を感じることもあります。

もちろん大人しい性格の個体や、落ち着いて穏やかな性格の個体もいるため、どのような性格のハルクインに会えるのかも一つの楽しみと言えるでしょう。

ハルクインの飼育に必要なもの

ハルクインを家に迎えたいという場合、どのようなものを揃えれば良いのか知りたい人もいるのではないでしょうか。

ここではハルクインの飼育に必要なものを詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
  • ケージ
  • 止まり木
  • エサ入れ
  • 副食入れ
  • 菜差し
  • ペットヒーター
  • 防寒カバー
  • エサ

ケージ

ハルクインの飼育に必要なものとして、まず家となるケージを準備しましょう。

ケージの広さの目安は、ハルクインが羽根を広げても引っかかることがない広さです。奥行きが約35cm以上、高さ約40cm以上のケージを準備してあげましょう。

なお、一羽だけ飼う場合にはこのサイズで問題ありませんが、一つのケージに二羽以上のハルクインを飼う場合には、さらに大きなサイズのケージが必要となります。前面が開くケージを選ぶと掃除がしやすく便利です。

止まり木

ハルクインが遊んだり休んだりする止まり木は、ハルクインにとってベッドでありイスでもある重要な飼育グッズです。

一般的にケージに付属されていることが多いですが、付属されていない場合や、品質が悪い場合には購入しましょう。

太さが一定の止まり木だと、足裏の一部分にだけ負担がかかってしまう可能性があるため、天然木で前足と後ろ足がくっつかない程度の太さのものを選ぶのがおすすめです。

止まり木は、ケージの奥とエサ入れのそば2か所に、高さを変えて取り付けましょう。

エサ入れ

エサ入れは、ケージに付属している場合が多いですが、たいていは深めのものになっています。

深めであればエサをたくさん入れることはできますが、食べきれなかった場合のことを考える必要があります。エサ入れが深いことで、ハルクインが食べにくい場合もあるでしょう。

また、食べきれなかったエサをそのままにしておくと、カビが生えてしまう可能性もあります。

そのようなことを防ぐためにも、一日で食べきれるくらいの量が入る、浅めのエサ入れを別途購入するのがおすすめです。
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初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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