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【種類別】オウムの寿命・ギネス記録・なぜ寿命は長いのか

更新日:2024年09月23日

大きくて色鮮やかな体が特徴的なオウムですが、実は寿命がとても長い動物だと知っていますか?30年以上生きることは珍しくなく、人間と同じくらい寿命が長い例もあります。今回はオウムの寿命の長さについてご紹介します。飼うことを考えている人は、ぜひ読んでみてください。

【種類別】オウムの寿命・ギネス記録・なぜ寿命は長いのか

種類別オウムの寿命

オウムはかなり寿命が長い動物ですが、種類によって差があります。オウムの種類ごとの寿命を以下の表に集計しました。体の大きいオウムの平均寿命は20年以上とかなり長いことがわかります。オカメインコはオウムの中でも比較的体が小さいため、他の種類よりも寿命が短いです。

タイハクオウムやアカオクロオウムは短くとも40年近く生きるため、オウムの飼育に慣れている上級者向けの種類です。また、1世代で最後まで面倒を見ることは難しいため、2世代で飼育することを考えた方が良いです。
オウムの種類平均寿命
オカメインコ10~12年
キバタン20~40年
ニシオジロクロオウム25~50年
タイハクオウム40~60年
アカオクロオウム45~50年
ボーダンクロオウム25~50年
モモイロインコ40年

飼育する場合のオウムの寿命

オウムは動物の中ではかなり寿命が長い部類に入る動物ですが、野生よりも飼育下のオウムの方がより平均寿命が長くなります。外敵に狙われる心配がなく、餌もいつでも食べられる環境にいるからです。

飼育されているオウムの方が何十年も生きることができる可能性が上がります。野生では30年ほどしか生きなかった種類のオウムでも、飼育されたことで50年以上生きたケースも多いです。

そのため、オウムを大人が飼う場合は自分の方が先に死んでしまう可能性があります。あらかじめ自分が死んだ後に子どもに世話をしてもらうことを了承してもらってから飼う人がほとんどです。

オウムの寿命を長くするには

いくら寿命が長い動物とはいえ、適切に飼育しなければ短い寿命で死んでしまうこともあります。オウムを飼う際に気をつけたいことは何なのか確認しましょう。オウムは賢く愛情深い性格なので、鳥だと甘く見ていると後に後悔することになります。

せっかくオウムと一緒に暮らすのならば、少しでも長く一緒に過ごしたいです。寿命を長くするために飼う上で気をつけたいことを紹介します。

たまに野菜や果物を

飼育する際のオウムの主食は市販のシードやペレットであることがほとんどですが、野菜や果物を与えるようにしましょう。シードやペレットだけでは栄養が偏ってしまいますし、野菜や果物を与えるとオウムが喜びます。しかし、与えすぎると糖分過多となり肥満や病気の原因となってしまいます。少ない量の野菜や果物を毎日与えるようにしましょう。

常に清潔な状態を保つ

オウムの家ともいえるケージは、常に清潔な状態を保つようにこまめに掃除をしましょう。オオウムはこまめにフンをするのでできれば毎日、忙しくても2日に1回は掃除をしましょう。普段は新聞紙を取り換え、エサと水を新しいものに変えるだけで良いですが、たまにケージを熱湯消毒するとさらに清潔になります。

フンが溜まって汚い状態を放置していると、寄生虫の発生や病気の原因となります。オウムは寄生虫や病気の影響を受けるとすぐに弱ってしまうため、病院に駆け込む前に病気になる原因をなくすことが大切です。

定期的に健康診断を

オウムやインコは病気になっても隠そうとする習性があります。野生で弱っているのがわかりやすい様子を示すと、捕食者に襲われてしまうからです。そのため、健康に見えても実は病気を抱えている可能性があります。動物病院で半年に1回健康診断を受けるようにしましょう。

お医者さんが全身やフンの状態やそのうの検査をし、健康かどうかを判断します。普段から病院に慣れておくことで、病気になって病院に行った際もストレスを軽減させることができます。お医者さん側としても、オウムの体調が悪くなって診断を受ける際、普段からよく通っているオウムであれば病気の原因や現状を把握しやすいです。

また、羽がよく抜けたり止まり木に止まらずケージの底でうずくまっているなど、普段と明らかに様子がおかしい場合は様子見をせずにすぐに病院に行きましょう。少しでもオウムの寿命を長くするために、常に健康状態をチェックするのが大切です。

コミュニケーションを積極的に取る

オウムは野生では群れを作って生活する動物です。そのため、人間と同じように社会性があり、コミュニケーションを大切にしています。ペットとして飼われているオウムの家族は飼い主やその家族です。毎日話しかけたり、ケージから出したりしてコミュニケーションを取るようにしましょう。

積極的にコミュニケーションを取るほど、オウムも飼い主を信頼するようになります。オウムはとても賢い動物なので、愛情を注いでくれる相手を見分け、よく甘えてきます。鳥はなつかないのでは、と考える人もいますがそれは大きな間違いです。犬や猫と同じようによく人に馴れる動物です。

コミュニケーションをあまりとれていないと、ストレスによって自分の羽を抜いてしまう毛引き症を引き起こしてしまいます。ストレスは体調に大きく影響し、寿命を縮めてしまう原因になってしまうので、積極的にオウムに話しかけたり触れ合ったりするようにしましょう。

退屈させないように

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初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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