フクロウの値段はいくら？のフクロウの種類・価格・特徴

まず、フクロウは夜行性です。夜に行動が活発になりますので、夜の鳴き声がうるさく、飼い主がストレスを感じることがあります。

そして猛禽類であるフクロウのエサの主食は生肉です。飼育する場合、ひよこ、マウス、ウズラなどの生肉を与えてあげる必要があります。他にもワームや昆虫も食べますが、基本的には肉食なので「血が苦手」「グロいのが嫌」という方は向きません。

さらにフクロウは適応力が高いです。広い部屋に放しておくと、高い場所に巣をつくります。しかしフクロウの種類にもよりますが、基本的にはゲージに入れて飼うことをします。

なぜなら誤飲やロストなどの事故を起こしてしまうのと、フクロウが広い縄張り意識を持っているためです。広い縄張りを守る習性のあるフクロウが飼い主を侵入者だと勘違いして襲ってくる恐れがあります。

このようなフクロウの習性や生態を理解したうえで、次はフクロウの特徴を見ていきましょう。

フクロウは生きていくために、さまざまな特徴を体に備えています。ここではフクロウならではの面白い特徴を紹介します。

まずは羽です。フクロウの羽は柔らかくてしなやかにできています。これは羽ばたいても音を出さず、獲物に気付かれないようにためです。そして羽の先端にはギザギザした突起があります。これは飛んだ時に発生する風の塊を細かく散らして音を抑えるためです。

次はフクロウの顔。フクロウの顔は平たくて丸いです。これにより顔全体で音を集め、音を耳に送ります。さらにフクロウの耳は左右非対称についているので、音を立体的に感じます。

これらの特徴のおかげで、フクロウは真っ暗闇で、音もださず、獲物の姿をとらえ、確実に仕留めます。他にも目の感度が人間の100倍もあったりと、フクロウは不思議な特徴をたくさん持っています。

では、そんなフクロウたちの値段はどのくらいなのでしょうか？次の項目で実際に見ていきましょう。

下の表で、のフクロウの値段と簡単な特徴を紹介しています。飼うかどうか迷っている方や、どのフクロウを飼ったらいいのか分からない方はぜひ参考にしてみてください。

南米に生息する、体長が15㎝ほどのちいさなフクロウ。本当にスズメ程の小ささなので、「ちいさいフクロウ」「手乗りフクロウ」を飼いたい方はこのアカスズメフクロウをします。

値段は30万円前後。小さいフクロウの割には高いですが、珍しいので値段が上がっています。人間慣れしにくく、デリケートなのもアカスズメフクロウの特徴で、臆病な個体が多いです。

なつかせるためには雛のうちから慣れさせる必要があります。

シロフクロウはハリーポッターに出てくる「ヘドウィグ」です。なのでイギリスを中心に高いを誇っています。

値段は30～60万円とかなり高額です。しかしそのおかげというべきなのか、とても長生きしてくれます。上手に育てれば25年ほど生きてくれることも。

かなり珍しい部類で、普通のペットショップで見かけることはありません。買いに行く際は猛禽類を取り扱っているペットショップに連絡し、シロフクロウが購入可能か確認してみることをします。

ふくろうの中でも超大型のフクロウ。体長は55～85㎝ほどもあります。値段は50～70万円。かなり高額ですが、大きいほど値段が上がるので仕方ありません。

カラフトフクロウは、その大きさから、狭いケージに入れて育ててしまうと多大なストレスを与えてしまいます。なので、大きいケージか、放し飼いができる部屋を用意する必要があります。

しかしその大きさとは裏腹にかなり穏やかな性格です。調教も可能で、人にもなつきやすいので、意外と初心者向けのフクロウだといえます。

アメリカに生息する猛禽類の中では最大級の大きさを誇るアメリカワシミミズク。値段は30万円前後です。体が大きいほど値段が上がっていく特徴があるフクロウ業界の中ではかなり安いです。

性格はかなりパワフルで、自然界では自分と同じ猛禽類であるタカやワシも捕食してしまします。爪も鋭く、掴む力も強いので「最強の鳥」というあだ名もついているほどです。

なつき度が低いと飼い主を攻撃してしまう恐れがあるので、アメリカワシミミズクは上級者向けのフクロウです。