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ハクセキレイは人になつく?尻尾フリフリかわいいハクセキレイをご紹介!

更新日:2024年06月12日

歩いている姿がとてもかわいらしいハクセキレイ。一度は見たことがあるものの、その生態まではわからない。そんな方のために、ハクセキレイの生態や特徴やちょっとした疑問まで、今まであまり興味のなかった方にもわかりやすく、幅広くご紹介します。

ハクセキレイは人になつく?尻尾フリフリかわいいハクセキレイをご紹介!
ハクセキレイを見かけたときに、あまり逃げないなと感じたことはありませんか?すぐに逃げてしまう、スズメなどのほかの鳥と一体何が違うのでしょう?

ここでは、ハクセキレイはどうして逃げないのか、実際に人になつきやすいのか、また、保護した時にはどうすればよいのかなど、日常的にも応用できる疑問も含めてご紹介していきます。

人から逃げない理由

都会の鳥の中でもあまり人を恐れないハクセキレイですが、考えられる理由は1つではありません。

まず第一に、単純に他の鳥よりも人間に恐怖心を持っていないことから、警戒心が薄いということが挙げられます。

そして第二に、繁殖のためという理由が考えられます。繁殖期にハクセキレイが一番恐れる天敵はカラスです。

カラスが巣に近寄って来ないようにするためには、カラスの天敵である人間の近くで子育てをすることが一番いいと言えます。

ハクセキレイが人から逃げない主な理由としては、この2つが挙げられます。

飼育不可!

ハクセキレイはペットとして飼うことはできません。

なぜなら、ハクセキレイは野鳥だからです。野鳥だけに限らず、野生動物は「鳥獣保護法」という法律で保護されています。

禁じられていることですから、どんなにかわいい鳥でも、むやみに捕まえたり、ペットにするようなことはしないようにしましょう。

保護した時は?

飼育ができなのであれば、保護した時にはどうすればよいのでしょう?

実際にけがをしていたり、巣から落ちてしまった雛を見つけることがあったとき、すぐにでも保護をしたいと考えてしまいますが、私たちが勝手に保護することはできません。

知らずに保護をしてしまった場合やどうしてもほっておけない場合は、自分の住んでいる地域の野生鳥獣保護に連絡をするのが良いでしょう。

そして、保護の必要が無くなったら、必ず放してあげましょう。

しかし、基本的には野生動物ですから、むやみやたらと人間が干渉しないことが一番です。

日本で見られるセキレイの仲間

ハクセキレイはタイリクハクセキレイの亜種とご紹介しましたが、日本で見られるタイリクハクセキレイの亜種はハクセキレイだけではありません。

他にも、ハクセキレイとは違った特徴や魅力を持っているかわいい仲間がまだまだいます。ここからは、そんなかわいい仲間たちをを紹介していきます。

これを機に、セキレイを見分けられるようになれたら、観察するのももっと楽しくなること間違いなしです。

日本で見られるセキレイの仲間1:セグロセキレイ

まず最初に紹介するのは、「セグロセキレイ」です。セグロセキレイは、その名のとおり、頭から背中にかけて黒く、お腹と額が白いのが特徴です。

体長はハクセキレイと同じく21㎝ほどですが、ハクセキレイとは逆に数が減ってきてしまっている野鳥です。

ハクセキレイと同じようにかわいい見た目で生態もとてもよく似ているのですが、わかりやすい違いといえば、ハクセキレイは尾を上下に振るのに対し、セグロセキレイは左右に振ります。

セグロセキレイが尾を左右に振りながら降りてくる様子もとてもかわいいので、お目にかかれた際には、ぜひ観察してみてください。

日本で見られるセキレイの仲間2:キセキレイ

次に紹介するのは「キセキレイ」です。キセキレイは、ハクセキレイやセグロセキレイとは異なり、とても分かりやすく鮮やかな色をしています。

特徴としては、目の上に眉毛のような白い線があることと、胸から腹部にかけてがとても鮮やかな黄色であることです。体長も20㎝ほどでとてもかわいい見た目をしています。

キセキレイの生態は水辺ではありますが、高山から平地にかけて高さを問わず生息しています。

渓流などに沿って生息していて、警戒心もハクセキレイより強いため、あまりお目にかかれないと思われがちです。

しかし、市街地などにもよく来るので、一度かわいいキセキレイを観察してみてはいかがでしょう?

ハクセキレイは飼育不可!かわいい姿を見て楽しみましょう!

ハクセキレイのかわいい魅力、存分に伝わったでしょうか?

セキレイの仲間はハクセキレイに限らずどの種類もみんなかわいいので、ちょっとでも興味を持っていただけたら、一度じっくり観察してみてください。

きっと知らなかったことや、発見がたくさんあるでしょう。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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