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【オス・メス別】猫の発情期の兆候と期間|いつから/いつまで

更新日:2024年09月12日

発情期特有のうるさい鳴き声など、初めて猫を飼う飼い主はびっくりではないでしょうか。発情期の対処法を知っていれば戸惑うこともなくなります。今回はオス・メス別猫の発情期の兆候と期間、またあの発情期特有のうるさい鳴き声の対策などをご紹介します。

【オス・メス別】猫の発情期の兆候と期間|いつから/いつまで

オス特有の病気予防

去勢手術ではオス猫の精巣を取り除きます。そのためオス猫特有の病気である精巣腫瘍を予防することができます。また全率肥大など前立腺疾患の発生率を下げることができます。

去勢によって発情期の放浪も抑えられるため、オス同士の喧嘩が少なくなります。それによって猫免疫不全ウィルス感染症や猫白血病ウィルス感染症などの感染リスクを下げることができます。

避妊去勢のデメリット

生殖器を取り除くので術後はもう子供が産めなくなります。また手術は全身麻酔を施します。当然、麻酔のリスクがあることも考慮してよく考えて決めて下さい。また術後、エネルギーの消費量が低下するため太りやすくなる傾向があります。

避妊去勢手術の時期はいつ?

猫の避妊去勢の手術の時期については、いろいろな説がありますが、初めての発情期を迎える前に受けさせるのが一般的に理想とされています。目安は生後6〜8ヵ月です。オス猫の去勢時期の目安は、生後6〜10ヵ月頃です。

また月齢よりも重視されるのが体重です。体重は2㎏以上を基準に定めている動物病院が多いです。なぜなら、ある程度の大きさに成長していないと手術に耐えられない恐れがあるからです。

避妊去勢の時期を逃すとどうなる?

初めての発情期を迎える前に避妊去勢の手術を受けるのが理想ですが、もしこの時期を逃したらどうなるのでしょうか。ご紹介してきました発情期特有の猫の困った行動、例えば発情期特有のうるさい鳴き声、放浪、スプレーなどさまざまです。こういったことに飼い主は悩まされ、猫も交尾をするべき時期にできないのですから相当なストレスです。

もし初めての発情期を迎える前に避妊去勢の手術時期を逃してしまった場合、2回目の発情期前には避妊去勢の手術をされると良いでしょう。避妊去勢の時期が遅れると発情期の問題行動がクセのように残る場合があります。

発情中でも避妊手術はできる?

発情期を迎えてみて初めてその特有のうるさい鳴き方に驚く方も多いのではないでしょうか。そして今すぐにでも手術をしてもらいたいと思われる方も少なくないのではないでしょうか。

発情期中でも避妊手術は可能です。出血が増えることがあるのでかかりつけの獣医師にご相談されるとよいでしょう。

猫の避妊助成金制度とは?

自治体によりますが、猫の避妊、去勢手術の費用を一部負担してくれる制度があります。その金額は自治体によって異なります。だいたいオスが3,000円、そしてメスの場合は5,000円ほどです。自治体の中にはオス10,000円、メス15,000円のところもあります。

ただ助成対象をノラ猫限定にしている自治体もあります。避妊去勢を考えられている方は一度確認されると良いでしょう。

避妊去勢手術の時に気を付けること

どんな手術にも多少なりともリスクはつきものではないでしょうか。可愛い猫が安全に手術を終えられるよう避妊、去勢の手術前、手術後に気を付けることをご紹介します。
次のページ:去勢をせずに猫の発情期をかわす方法

初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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