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フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

更新日:2022年09月08日

フェレンゲルシュターデン現象という言葉をご存知ですか。猫がじいっと何もない空間を見ている。そんな話を、聞いたことはありませんか。この現象を通称、フェレンゲルシュターデン現象といいます。今回は、フェレンゲルシュターデン現象についてご紹介していきます。

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義とは?

フェレンゲルシュターデン現象は、どういう内容なのでしょう。通常いわれているのは、ナチスドイツが、猫が何もない空間を見ている場所の温度を調べたら、気温が下がっていた。やはり、何かあるらしいということで、これをフェレンゲルシュターデン現象と呼ぶようになったのがはじまりです。

猫は?

フェレンゲルシュターデン現象のフェレンゲルというのは、第二次世界大戦下におけるナチスが、極秘の研究施設で霊の研究をしていた際に、博士が飼っていた愛猫の名前です。その猫が何もない場所をじっと見るので、霊がいるのではと思いついた博士が温度を計測すると、周囲よりも2度ほど低温でした。通常、霊がいる場所は気温が低いといわれています。

人間は?

フェレンゲルシュターデン現象のフェレンゲルとは、そのときの博士の名前です。愛猫が見つめる何もない空間の温度が2度低いということは、そこに霊がいるからだと定義づけ、自らの名と飼い猫の名をとってフェレンゲルシュターデン現象と名付けました。

猫が何もない空間を凝視している行いは、わたしたちも身近でよく見かけますし、テレビやネットでも耳にしたことのあるエピソードです。

フェレンゲルシュターデン現象の元ネタは?

フェレンゲルシュターデン現象の元ネタは、有名な巨大掲示板の、何となく怖い現象というスレッドに書きこまれた文章です。いわゆるフェイクニュースで、なんの信ぴょう性もないことがのちにわかりました。しかし、ネットや口コミで瞬く間にひろがってしまったフェレンゲルシュターデン現象は、あたかも本当の話のように、いまでも人々の間で語り継がれてしまっています。

霊の話?

フェレンゲルシュターデン現象に出てくる、霊の研究とはなんのことでしょうか。

イギリスのケンブリッジ大学には、SPRという研究所があります。心霊現象を科学的に解析している組織です。心霊現象とは、幽霊や人魂、異常者などを指して表現された言葉で、SPRが独自に調査しています。その際、場の温度や電磁波を観測しています。フェレンゲルシュターデン現象に出てくる研究とはこれらを指しています。

その結果は?

心霊現象が起きるとされる場所では、冷気を感じます。SPRは、その場で器機を使用して計測し、結果を分析して導き出します。

フェレンゲルシュターデン現象が起きると温度が下がるとされています。冷気に関しては、動物は恐怖を感じると温度を下げて体を動かなくして、守りの体勢に入ります。実際に冷気を感じても、気温を計ると変化がない場合がよくあります。怖くて震えるなどの現象もこれにあたります。

その正体は脳?

フェレンゲルシュターデン現象の結論のように、何もいない場所に霊がいるように感じるときは、その場でSPRが電磁場を計測します。

有名な科学者が心霊現象の科学的解析を、最新機器を使って行いました。その結果、脳の錯覚現象という事実がわかりました。光や霊を見たとされる話も、実際は脳の錯覚や壁のシミだったりすることが多々あります。フェレンゲルシュターデン現象ではありません。

SPRとは?

SPRは1882年にケンブリッジ大学で設立されました。心霊主義に関心のある3人の学寮長が設立した、非営利団体です。

初代会長は哲学・倫理学者のヘンリー・シジウィック教授です。ここから、超心理学が発展していきました。超心理学とは、テレパシーや超能力などの、心と物の相互作用により起きる超自然現象を研究し、解明する学問です。フェレンゲルシュターデン現象とは、この学問を利用した嘘話です。

心霊現象研究協会の発展!

SPRの支持者には、シャーロックホームズで有名なコナン・ドイルや、マーク・トウェイン、ルイス・キャロル、ユングなどがいます。

当時、だった交霊会などのいんちき霊媒師のトリックを暴くなど、真の心霊現象の解明に尽力をつくしました。心霊現象研究協会は、現在も続いています。ときには、フェレンゲルシュターデン現象のような嘘話にのってしまったこともありました。
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初回公開日:2018年05月02日

記載されている内容は2018年05月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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