猫の鼻息のような声はため息？ため息をつく理由と猫の気持ち
更新日：2024年09月12日
猫がため息をつく理由4つ
猫も人間と同じ様にため息をつくことがあります。
人間は疲れているときや、イヤなことがあったとき、一仕事終わったときにため息を吐くことが多いですが、猫はどのようなときにため息をつくのかを紹介していきます。
人間は疲れているときや、イヤなことがあったとき、一仕事終わったときにため息を吐くことが多いですが、猫はどのようなときにため息をつくのかを紹介していきます。
猫がため息をつく理由
- 緊張状態から開放されたから
- 興奮を抑えようとしているから
- リラックスして落ち着いているから
- ストレスがあるから
猫がため息をつく理由1：緊張状態から開放されたから
猫は、大きな音が鳴ったとき、他の猫にちょっかいを出されたとき、驚いたときなどに、体が動かなくなり、息を潜めて緊張状態になります。その後、驚きや緊張感から解放されたときに、ふーっとため息を吐いて気持ちをリフレッシュします。
気持ちが張り詰め緊張した状態からリラックスした状態へと気持ちが切り替わったときにため息をつく場合があります。
気持ちが張り詰め緊張した状態からリラックスした状態へと気持ちが切り替わったときにため息をつく場合があります。
猫がため息をつく理由2：興奮を抑えようとしているから
猫が遊びに夢中になっている興奮状態のときや、飼い主さんにイタズラがバレて怒られてしまい気まずいとき、何かイヤなことがあったときにも、ふっと短いため息のような息を吐くことがあります。
また、猫には興奮状態を冷ますために転位行動を呼ばれる毛づくろいやあくび、爪とぎなどを行って、気持ちを落ち着かせようとする習性があります。これらの行動が終了したときにも「フッ」っとため息をつくことがあります。
医学的な話になりますが、活動しているときに使う交感神経から、落ち着いている状態のときの副交感神経へと移行するときに出るのがため息です。見かけたらそっとしておいてあげましょう。
また、猫には興奮状態を冷ますために転位行動を呼ばれる毛づくろいやあくび、爪とぎなどを行って、気持ちを落ち着かせようとする習性があります。これらの行動が終了したときにも「フッ」っとため息をつくことがあります。
医学的な話になりますが、活動しているときに使う交感神経から、落ち着いている状態のときの副交感神経へと移行するときに出るのがため息です。見かけたらそっとしておいてあげましょう。
猫がため息をつく理由3：リラックスして落ち着いているから
猫はリラックスして落ち着いている状態の時にも、ふーっと大きなため息をつくことがあります。自分の好きな場所に来ることができた、自分の寝床に来た、大好きな飼い主さんがかまってくれたなど、安心感からリラックス全開のため息をつくこともあります。
膝の上でリラックス猫をなでているときや、猫にじゃれた後にため息をつかれると嫌だったのだろうかと不安に思ってしまうかもしれませんが、満足や安心している証拠でもあり、決して不満があるわけではないので安心してください。
膝の上でリラックス猫をなでているときや、猫にじゃれた後にため息をつかれると嫌だったのだろうかと不安に思ってしまうかもしれませんが、満足や安心している証拠でもあり、決して不満があるわけではないので安心してください。
猫がため息をつく理由4：ストレスがあるから
猫がため息をつくのは、ストレスからくるものでもあります。そのストレスになる原因は、恐怖や心配事、イライラ、行きたい所に行けない、失敗した、怒られたなど、さまざまです。その時に感じたいろいろな感情がストレスとしてあらわれ、ため息として出てしまうのでしょう。
ストレスからのため息が多いようだと、病気の原因になることもあるので気をつけてあげた方がいいでしょう。
ストレスからのため息が多いようだと、病気の原因になることもあるので気をつけてあげた方がいいでしょう。
ため息をつく時の猫の気持ち5つ
猫がため息をついているときは、どのような気持ちなのでしょうか？代表的なものを5つご紹介します。
紹介していることは猫を飼っていれば誰もが日常で経験することで、これから猫を飼育する際の参考になるでしょう。
紹介していることは猫を飼っていれば誰もが日常で経験することで、これから猫を飼育する際の参考になるでしょう。
ため息をつく時の猫の気持ち1：何かに警戒していたが警戒心が解けた
猫は神経質な生き物です。電話が鳴る、工事や雷など突然大きな音がする、インターフォンがなる、知らない人が自分のテリトリーに入ってきた、他の猫に喧嘩を売られるなど、突然緊張するような事態に陥ったときに、ハッと息を止めて緊張することがあります。
警戒して耳を傾けていたり、ジッと対象物を凝視して固まっているときは、まさにその瞬間です。
その後、しばらくして何も起こらず、大丈夫だったと一安心して警戒心か解けて緊張から解放されるときに、「よかったーっ」とため息を吐くことがあります。
警戒して耳を傾けていたり、ジッと対象物を凝視して固まっているときは、まさにその瞬間です。
その後、しばらくして何も起こらず、大丈夫だったと一安心して警戒心か解けて緊張から解放されるときに、「よかったーっ」とため息を吐くことがあります。
ため息をつく時の猫の気持ち2：遊びまわって興奮したあと落ち着こうとしている
猫は狩猟動物です。おもちゃなどの動くものを見たり、気になることがあるとその本能を発揮します。
同居猫とおいかけっこをしたり、飼い主さんにおもちゃで十分に遊んでもらい、遊び疲れたり興味をなくすと、ダラーっと横になりながら疲れたようなため息をつきます。
「楽しかったー」、「つかれたーっ」と思わずため息が漏れてしまうのでしょう
同居猫とおいかけっこをしたり、飼い主さんにおもちゃで十分に遊んでもらい、遊び疲れたり興味をなくすと、ダラーっと横になりながら疲れたようなため息をつきます。
「楽しかったー」、「つかれたーっ」と思わずため息が漏れてしまうのでしょう
ため息をつく時の猫の気持ち3：飼い主に撫でられてリラックスしている
初回公開日：2019年08月03日
記載されている内容は2019年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。