猫のライフステージと長生猫が20歳以上生きるポイントを知ろう！

猫の年齢と人間の年齢を同列に考えることはできません。ライフステージによっても違いますが、成年期以降は猫の1年はだいたい人間の4年にあたります。

猫の20歳は人間の90代半ばに相当します。人間の90歳は今でこそ珍しくなくなりましたが、容易には到達できない大変な高齢です。

猫が20歳まで生きるということは、それほど得難い長寿といえます。ただし、90代の人間がそうであるように無理はできませんし、常に健康状態に注意し体をいたわる配慮が必要です。

室内飼いの普及、フードの改善、医療の充実などにより長生きする猫が増えています。20歳以上生きる猫も多くなってきました。人間側の意識の向上の成果といえるでしょう。

しかし、長い進化の過程で20歳以上の超高齢期は猫にとってほぼ未知の領域です。この時期の健康上の諸問題にどう対処するかはまだデータも少なく、解明されていなこともあります。

猫を含めペットは高齢化する傾向にあります。今後は高齢化したペットへの対策が進むことでしょう。

猫の寿命は人間ほど長くありませんが、一日でも長く一緒にいたいと考えるのが飼い主として当然の心情です。

猫が20歳を越えて長生きするにはどのようにすればいいか、また、どのようにしたらいけないかわかってきました。長生きのポイントを知れば愛猫と過ごす時間を可能なかぎり伸ばすことができます。

長生きのポイントは快適な老後のためのポイントでもあります。単に寿命を伸ばすのではなく、健康寿命を伸ばし猫の暮らしをよりよいものにしていきましょう。