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猫のライフステージと長生猫が20歳以上生きるポイントを知ろう!

更新日:2024年09月13日

猫には成長の段階ごとのライフステージがあり、時期によって必要とされるケアが違います。それぞれのステージの特徴を知り、ケアの方法を知ることで20歳を越えて健康を保つことが可能です。愛猫と一日でも長く楽しく過ごすために、長生きする猫の秘訣を知りましょう。

猫のライフステージと長生猫が20歳以上生きるポイントを知ろう!

猫の6つのライフステージ

人の生涯は、いくつかのライフステージに分けて考えることができます。子供時代、学生時代、社会人、中高年といった具合です。猫の生涯にもまたライフステージがあります。

猫のライフシテージは生まれてから生殖可能になるまでの子猫期、体が完成するまでの青年期、体力の充実した成年期、加齢による衰えが始まる中年期、高齢期、超高齢期と続きます。

猫のライフステージ1:子猫期は生後6ヶ月まで

猫を「子猫」と呼べる期間は体の大小にかかわらず、生後6ヶ月までが目安です。早ければ猫は生後6ヶ月くらいで性的に成熟し、生殖が可能になるからです。

去勢、避妊手術の目安が6ヶ月となっているのはそのためです。つまり生後6ヶ月を過ぎた段階で、ある意味大人になったとみなし、それまでは子猫として扱います。

ただし、人間もそうであるように、生殖能力の有無で成年に達したとはいえません。人間の20歳に当たる猫の年齢は1歳半なので、まだ成長は続きます。

猫のライフステージ2:青年期は2歳まで

猫は普通ほぼ1年で成長が止まり成猫として体が完成します。体格の大きな品種には1年を過ぎても成長を続けるものもありますが、ほとんどの猫は長くて2年もすると成猫になります。

猫にとって2歳までは成長の伸びしろが残った青年期といえます。それを過ぎても体重が増え続ける場合、それは成長ではなく肥満です。

猫のライフステージ3:成年期は6歳まで

猫の2歳から6歳までは成年期で、体力的に最も充実した時期です。人間でいえば20代から40代始めの頃にあたります。

一生のピークともいえる時期ですが、人がほぼ20年あるのに比べて猫の成年期はわずかな期間です。

猫のライフステージ4:中年期は10歳まで

7歳を過ぎ、9歳から10歳ぐらいまでが猫の中年期にあたります。よくシニア猫などと呼ばれる時期がこの頃です。まだ元気ではありますが加齢による健康上の問題が出始める時期です。

以前とそれほど変わって見えませんが、見えないところで少しずつ加齢による変化が進んでいます。この頃からきちんと体調管理することが20歳以上長生きするためには重要です。

猫のライフステージ5:高齢期は14歳まで

10歳を過ぎ11歳頃から身体能力が落ち始め、高齢期に入っていきます。

さすがにこの頃になると目立って体の動作が鈍くなります。毛繕いもままならなくなり、毛艶が悪くなるなどの変化が見られます。

猫のライフステージ6:15歳以上は超高齢期

かつて適切な健康管理がされなかった頃、猫が15年以上生きることは極めてまれでした。15歳を過ぎると高齢期よりひとつステージの進んだ超高齢期に入ります。

よほどの愛情と正しい配慮がなければ、愛猫に超高齢期を迎えさせることはできません。自治体によっては16歳を越えるペットの飼い主を表彰するところもあります。

猫に元気で20歳を迎えさせることがどれほど難しいか、おわかりでしょう。20歳は猫にとっては大変な高齢といえます。

猫が20歳以上生きるポイント

20歳は猫にとってかなりの高齢です。大きな病気やけがをすることもなく20歳まで生きられるわけではありません。早い時期からの健康管理が必要です。

猫が20歳以上長生きするためのポイントをまとめました。愛猫に長生きしてほしい飼い主さんは参考にしてください。
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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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