猫のライフステージと長生猫が20歳以上生きるポイントを知ろう!
更新日:2024年09月13日
猫が20歳以上生きるポイント
- 中年期7歳がターニングポイント
- 老化のサインを見逃さない
- フードの選び方
- シニアとハイシニアの違い
- アロマやタバコはNG
- 定期検診は大切
ポイント1:中年期7歳がターニングポイント
高齢期に入ってから健康に気を遣うよりも、もっと早くから対策を講じることで20歳以上長生きする確率が上がります。加齢による変化が出始める中年期7歳がターニングポイントです。
体重を小まめに計り、体重の推移によってフードを切り替えたり量を調節したりします。定期検診を行い健康状態を把握するのも大切です。
猫の7歳はまだまだ元気に見えますが、20歳まで元気でいるためにはこの頃からの細やかな配慮が必要です。
体重を小まめに計り、体重の推移によってフードを切り替えたり量を調節したりします。定期検診を行い健康状態を把握するのも大切です。
猫の7歳はまだまだ元気に見えますが、20歳まで元気でいるためにはこの頃からの細やかな配慮が必要です。
ポイント2:老化のサインを見逃さない
老化による変化を見逃がさないよう、普段から猫の様子を気をつけて見ておきましょう。毛艶や普段の動作などに変化がないか観察しておきます。
体重は定期的に計り、食事や水を飲む量、尿や便の量や状態、排泄の頻度などの変化がないか注意します。そのような変化に病気の兆候が表れることがあるからです。
「これさえ気をつけていればいい」というものではありません。20歳を越えても元気でいるには普段から猫の様子に気を配り、必要なら獣医師の診察を受けましょう。
体重は定期的に計り、食事や水を飲む量、尿や便の量や状態、排泄の頻度などの変化がないか注意します。そのような変化に病気の兆候が表れることがあるからです。
「これさえ気をつけていればいい」というものではありません。20歳を越えても元気でいるには普段から猫の様子に気を配り、必要なら獣医師の診察を受けましょう。
ポイント3:フードの選び方
猫は高齢になると運動量が減り代謝も落ち、若いときほどのカロリーを必要としなくなります。また消化吸収能力も落ちるため必要な栄養をうまく取り込めません。
猫に20歳を迎えるまで長生きしてもらうには、年齢、健康状態に合わせたフード選びは非常に大切です。
猫に20歳を迎えるまで長生きしてもらうには、年齢、健康状態に合わせたフード選びは非常に大切です。
シニアでも7歳と10歳のフードは違う
シニアの仲間入りをした7歳くらいから猫は運動量が減り、代謝が落ちるため体重が増えやすくなります。その後10歳を越えると消化吸収能力が落ち、痩せていきます。
7歳ではカロリーを控えますが、10歳から必要なのは消化によく充分なカロリーのあるフードです。普段から体重の増減に注意していれば切り替える適切なタイミングがわかります。
7歳ではカロリーを控えますが、10歳から必要なのは消化によく充分なカロリーのあるフードです。普段から体重の増減に注意していれば切り替える適切なタイミングがわかります。
ポイント4:シニアとハイシニアの違い
シニアとハイシニアには大きな違いがあります。人間の年齢に例えるとわかりやすいでしょう。猫にとってのシニアは人間なら50代、ハイシニアは70代に相当します。
50代はまだ仕事も現役、ある程度運動もできて何でも食べられます。一方70代はそこまで体の無理がききません。猫にも同じことがいえます。
また、シニア猫は代謝の低下により太る傾向にあり、ハイシニア猫は消化吸収能力の衰えにより痩せる傾向にあるため、それぞれの年代に合ったフードが必要です。
50代はまだ仕事も現役、ある程度運動もできて何でも食べられます。一方70代はそこまで体の無理がききません。猫にも同じことがいえます。
また、シニア猫は代謝の低下により太る傾向にあり、ハイシニア猫は消化吸収能力の衰えにより痩せる傾向にあるため、それぞれの年代に合ったフードが必要です。
猫の16歳と20歳の年齢差は大きい
猫の1年は人間の4年に相当します。猫の16歳と20歳の年齢差は人間では80歳と96歳の年齢差に匹敵します。
16歳の頃に比べると20歳では何をするにも大きな負担になります。16歳の頃にできたことが20歳ではできなくなっていることもあるでしょう。
超高齢期では普段の動作が、ある時期から負担になる可能性もあります。食事は食べづらそうにしていないか、トイレの段差がつらくないかなど、猫の様子に気を配ることが大切です。
16歳の頃に比べると20歳では何をするにも大きな負担になります。16歳の頃にできたことが20歳ではできなくなっていることもあるでしょう。
超高齢期では普段の動作が、ある時期から負担になる可能性もあります。食事は食べづらそうにしていないか、トイレの段差がつらくないかなど、猫の様子に気を配ることが大切です。
ポイント5:アロマやタバコはNG
猫は人間や犬に比べて肝臓の代謝酵素が少なく、有害な物質に対する抵抗力がありません。猫の側で喫煙したりアロマを使うのは寿命を縮めることにつながります。
ペットに対する安全をうたっているアロマブランドもありますが、有名ブランドの中には低レベルな業者が存在し、粗悪なアロマによって猫が亡くなる例が数多く報告されています。
全てのアロマが危険というわけではありませんが、安全性を見極めるには専門知識が必要です。確かな安全が担保されない限り避けた方が無難です。
ペットに対する安全をうたっているアロマブランドもありますが、有名ブランドの中には低レベルな業者が存在し、粗悪なアロマによって猫が亡くなる例が数多く報告されています。
全てのアロマが危険というわけではありませんが、安全性を見極めるには専門知識が必要です。確かな安全が担保されない限り避けた方が無難です。
ポイント6:定期検診は大切
20歳を越えるまで猫に元気でいてもらうためには定期的に検診を受けることが不可欠です。成年期までは年1回、病気のリスクが高くなる中年期以降は年2回は受けるようにしましょう。
定期的に検診を受けることで普段の状態を把握できるので、変化を見つけやすくなります。病気の兆候を早期から発見できれば治療も容易になり猫の負担も軽くできます。
定期的に検診を受けることで普段の状態を把握できるので、変化を見つけやすくなります。病気の兆候を早期から発見できれば治療も容易になり猫の負担も軽くできます。
20年以上長生きさせたい猫にしてはいけないこと
初回公開日:2019年08月21日
記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。