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猫の平均寿命は14歳?猫の老化に伴う見た目と行動の特徴10選

更新日:2023年12月15日

猫を飼いだして5~6年過ぎたころから少しずつ「いつまで生きられるかな」と考えたりするのではないでしょうか。最近動きが鈍くなってきたり体の変化に気づいてくると老化?って思うでしょう。そこで今回は猫の老化に伴う見た目と行動の特徴を紹介します。

猫の平均寿命は14歳?猫の老化に伴う見た目と行動の特徴10選
猫のお腹のたるみのことを、ルーズスキンといいます。お腹をつまんでみたときに、そのたるみに脂肪が詰まっておらず、皮だけなのがルーズスキンです。

猫皮は、激しい動きをしたときに皮膚が引っ張られないようにする、他の猫から身を守るためという役割があり、心配するようなことはありません。

猫が成長する過程で自然にできるもので、何かが大きな原因があって急にルーズスキンができるわけではありません。

14歳ころから徐々に出てきます。

猫の老化に伴う見た目と注意点3:白髪が増えた

幼猫期や成猫期は、模様がしっかりしていたのに、全体が白っぽくなり白髪が増えたように見えます。

それは、人間であるおじさんやおばさんと同じように老化と共に色素細胞であるメラノサイトが毛で不足してしまうことで白髪になります。加齢が原因となることが多いです。

また、精神的ストレスや栄養が足りていない場合も白髪になる原因になります。

白髪が増えたことに対してはあまり気にすることはありませんが、特に14歳猫のシニア期からは、ストレスがたまりやすいので、スキンシップやコミュニケーションをとってストレスを解消してあげましょう。

猫の老化に伴う見た目と注意点4:毛並みに割れ目ができたりする

猫は14歳頃になると、人間と同じように毛のつやを失っていき、毛割れを起こすことがあります。

成猫期は、頻繁に毛づくろいをしていたので毛並みに割れ目ができたりしませんでしたが、シニア期になると、体の柔軟性が低下してくるので、頻繁に毛づくろいができなくなります。

そのため、放っておくと毛並みに割れ目がでできたり、毛が抜けてきたします。

また、その他の毛割れの原因は、水分やたんぱく質が十分に摂取できていないことです。適度なブラッシングや食事に気をつかってあげると良いでしょう。

猫の老化に伴う見た目と注意点5:目ヤニが増えた

猫は毛づくろいで体や顔をきれいにしますが、老化が進むにつれて毛づくろいをしなくなるため、清潔さが保たれなくなり目やにが増えて目立つようになります。

黒い目やになら、汚れと一緒に出てきているだけなので心配はいりません。

また、歩いている時に家具などにぶつかる場合は、視力が落ちている可能性もありますので、気をつけましょう。

猫の老化に伴う行動の注意点

先程は見た目でわかる14歳猫の老化について解説しましたが、老化に伴う行動も現れます。

大きな声で鳴くようになったり、粗相をするようになったり、じっとしていることが多くなったり、食事の好みがかわったりしてきます。

猫の老化に伴う行動について詳しく解説していきます。

猫の老化に伴う行動の注意点1:やたら大きな声で鳴く

シニア猫は、年をとり加齢になってくると、やたらと大きな声で鳴くことがあります。

その原因は、老化による不安感があることが多いです。

例えば、耳が遠くなったり、目が見えにくくなったりする不安や猫の脳の呆け(痴ほう症)によって大きな声で鳴くことがあります。

特に猫のぼけは、深夜徘徊、異常摂食、同じ所をぐるぐると回る、無反応といったころがあります。

そのようなときに、やたらと大きな声で鳴くことがあります。

猫の老化に伴う行動の注意点2:不適切な排泄(粗相)をする

14歳頃から猫は、粗相したりすることがあります。

それは、高齢になるにつれ筋力や体力の低下によって行動がスローになり、トイレに間に合わないことや、トイレに行くのがおっくうになったりし粗相したりすることがあります。

また、トイレの段差があり登れきれずにトイレに失敗してしまうこともあります。

これは、年をとるにつれて自然とそうなってしまうので仕方ありません。

猫の老化に伴う行動の注意点3:食事の好みが変わる

猫は、歳をとると食べ物の好みが変わることがあります。

幼猫は高タンパクで消化のよい餌を好み、14歳の老猫になると代謝が衰えることが原因で食欲も低下し好みが変わります。

口の中が痛くてドライフードが食べれなったときや、よだれが出るようになったり、息くさくなったりしてきます。

そのような時はウエットフードに切り替えてみましょう。

いつまでも同じフードを与えるのではなく、ライフステージに合わせた食事を与えてあげることが重要です。

特に高齢猫の食事は、消化能力が落ちていますから、体に合わせたフードをあげるようにしましょう。

猫の老化に伴う行動の注意点4:寝てばかりになる

14歳頃から猫は、筋力の低下や感覚機能の低下により、若い頃に比べて寝ることが多くなります。

そのため運動量が減り体を動かすことが少なくなるので、爪が伸びるのが早くなります。また爪が茶色になったりと爪老化現象も現れます。

適度な運動も重要ですが、これは高齢猫の自然の流れなので、寝ているときはそっとしておいてあげましょう。

ただし、1日10分程度はおもちゃなどで遊びに誘い、体を動かしてあげた方が良いでしょう。適度に遊ばせることで平均寿命14歳よりも長生きさせることができます。

猫の老化に伴う行動の注意点5:帰宅時のお出迎えがなくなる

成猫期は、帰ってきたら玄関までお迎えに来ていたが、14歳頃になると徐々に回数が減り、全く迎えに来てくれなくなります。

それは、猫が自分を嫌いになったわけではなく、聴覚が衰えて気配を感じられなくなったり、感覚機能の低下により耳が遠くなり足音が聞こえにくくなるからです。

耳が遠いかな?というだけで他に気になる症状がなければ、生理的に機能が低下してきているだけなので心配はいりません。

14歳の猫を室内飼いする際に便利なグッツ

次のページ:猫の老化に伴う変化を知って猫への理解を深めよう

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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