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左右で色が違うのはなぜ?オッドアイの猫の原因と特徴を紹介

更新日:2024年09月15日

オッドアイの猫がどういうものか、ご存じでしょうか?「聞いたことはあるけれど、見たことはない」あるいは「どのようなものかあまり知らない」という方もいらっしゃるでしょう。非常に神秘的なオッドアイの猫について、その原因や特徴などを詳しくご説明していきます。

左右で色が違うのはなぜ?オッドアイの猫の原因と特徴を紹介

オッドアイとは

オッドアイの猫をご存じでしょうか?左右の目の色が違い、片方が青い色、もう片方が黄色であることが多いので、日本では古くから「金目銀目」と呼ばれてきました。

「聞いたことはあるけれど、見たことはない」あるいは「どのようなものかあまり知らない」という方もいらっしゃるでしょう。

非常に神秘的なオッドアイの猫について、その原因や特徴などを詳しくご説明していきます。きっとあなたもオッドアイの猫に出会ってみたくなることでしょう。

左右の虹彩の色が違う状態

猫や犬など、左右の目の色が違う状態、つまり虹彩が左右で異なる色を持っている状態のことをオッドアイといいます。

バイアイもオッドアイと同じくに虹彩異色を表す言葉として使用されます。バイアイやオッドアイは主に動物の虹彩異色に対して使われます。

人間の場合は、一般的にヘテロクロミアという呼称で呼ばれています。

「オッド」は英語で半端な、片方などの意味があり、オッドアイという呼び方は和製英語です。
オッドアイは、人間にも発症しますが、人間に比べて猫や犬に多く発症します。

猫の目の色の組み合わせ

オッドアイの猫はどのような色の目を持つことが多いのでしょうか。目の色の組み合わせはいろいろなものがあります。

片方の目が青い色でもう片方が黄色、という組み合わせが日本では最も多く見られます。そのため、日本では「金目銀目」と呼ばれてきました。

そのほかの色としては、茶色、緑色、橙色が見られます。たまに目の中の色が2色の猫もいますが、それもオッドアイの一種です。

代表的なオッドアイの組み合わせのバリエーションを表にまとめました。。
組み合わせのバリエーション
青×黄色
青×茶色
青×緑
青×橙色

縁起が良いと言われる「金目銀目(きんめぎんめ)」

日本では古来より片方の目が青い色で、もう一方が黄色の目を持っている猫を「金目銀目」と呼び、縁起の良いものとして珍重されてきました。

オッドアイの猫は日本でも非常にがありますが、海外でもその希少性、神秘的な瞳の美しさから高いを誇っています。

タイではオッドアイの猫は「白い宝石」という意味である「カオマニー」という名で呼ばれており、その瞳については特に「ダイヤモンドの瞳」と呼ばれ、珍重されています。

オッドアイの猫は「幸運を運んでくる猫」とも言われる

オッドアイの猫にはめったに出会えない珍しいものだけに、見つけた時には幸運を呼ぶものとして大切にされてきたのでしょう。

その希少性から「幸運を運んでくる猫」と呼ばれることもあるほど、オッドアイの猫は珍重されてきました。

白猫にまつわる言い伝えとして、ほかにも「神様の使い」「家を守ってくれる」「白猫が目の前をとおり過ぎると良いことがある」などがあります。

金目銀目に作られた招き猫もあり、金運アップや商売繁盛のマスコットにもなっています。

オッドアイになる確率

白い毛を持つ猫は、オッドアイになりやすい傾向にあり、約25パーセントの確率でオッドアイが生じると言われています。

この数字を目にして、思ったより多いと感じる人もいるのではないでしょうか。オッドアイの猫が欲しい人は、白猫から探してみましょう。

種類でいうと、ターキッシュバン、ターキッシュアンゴラ、ジャパニーズボブテイルという純血種に比較的多くみられます。

これは白い毛を持つ猫が持っている、色を決定する遺伝子に関係があるためで、全ての猫がオッドアイになるわけではありません。

オッドアイになる原因

次のページ:オッドアイの猫の特徴

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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