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オオヤマネコの価格とは?種類やペットとして飼えるのかなども紹介

更新日:2024年08月15日

オオヤマネコに興味はあるけれど、オオヤマネコのことをよく知らないという人もいることでしょう。この記事ではオオヤマネコにはどのような種類がいるのか、オオヤマネコは飼うことができるのかについて解説しています。オオヤマネコに興味がある人は、参考にしてみてください。

オオヤマネコの価格とは?種類やペットとして飼えるのかなども紹介
カナダオオヤマネコはアメリカ合衆国北部やアラスカ州、カナダといった寒い地域に生息しています。

体の特徴

オオヤマネコの仲間の中ではやや小型です。シルバーの毛皮に黒色の斑点があります。1年のうちに2度換毛し、夏毛は冬毛よりも短くなり、その色は茶色っぽくなります。

寒い地域に生息しているだけに足の裏まで毛で覆われており、深い毛と長い脚によって雪の中を歩き回ることが可能です。

生態

カナダオオヤマネコの寿命は野生で最長16年となっています。主にカンジウサギというウサギを捕食していますが、ヘラジカやトナカイなどの動物の死骸を食べることもあります。

森林伐採による生息環境の破壊や交通事故などの影響で生息数が減少しています。

日本で見ることのできる動物園

2022年11月現在では、日本の動物園にカナダオオヤマネコの飼育は確認できません。ただし、海外では飼育している動物園もあります。

ボブキャット

次に紹介するのは、ボブキャットです。名前に「オオヤマネコ」がついていませんが、れっきとしたオオヤマネコの仲間になります。

生息域

ボブキャットはカナダ南部からメキシコ北東部にかけての、森林や草原や半砂漠に生息しています。カナダオオヤマネコが寒冷地を生息域としていたのに比べると、ボブキャットは広く分布しています。

体の特徴

ボブキャットはそのほかのオオヤマネコと比較すると、小柄な体格をしています。毛色はグレーから茶色で、黒い線が体と前足と尻尾にあるのが特徴的です。また、砂漠や森林など生息する環境によって毛色の濃さが異なります。

毛は密集していますが、カナダオオヤマネコと比べるとそこまで毛深いわけではありません。

生態

ボブキャットは夜行性であり、ほかのネコ科の動物と同じようになわばりを持ち、単独で行動します。なわばりは爪の痕や排泄物によるマーキングで区別されます。

木登りが得意で、敵に追いかけられると木に登ってやりすごすことがあるのです。ボブキャットは順応性が高く、森林地帯や岩場、山岳地帯、湿地帯など、その生息環境は多岐にわたります。

主な捕食対象はウサギやリスなどの小型の動物です。それら以外にも、昆虫やシカなど基本的には何でも食べます。ボブキャットの捕食対象は生息地域や季節によって変わります。

ボブキャットは長い期間食べなくても生活することが可能です。また、捕獲した獲物をすぐに食べるのではなく、後で食べるということもあります。

日本で見ることのできる動物園

日本では、神戸市立王子動物園でボブキャットを見ることができます。王子動物園では、ボブキャット以外にも、ジャイアントパンダやコアラなど珍しい動物が飼育されています。

ヨーロッパオオヤマネコ

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初回公開日:2022年11月15日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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