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猫を乗せる電車移動の注意点|料金/運賃/キャリー/ストレス

更新日:2024年09月15日

猫と一緒に公共交通機関である電車に乗ることは禁止されていませんが、細かな決まり事があるのをご存知ですか?猫と一緒に電車に乗る時に、守らなければいけないことや用意しておいた方がいいもの、また猫にかかるストレスについて詳しく見ていきましょう。

猫を乗せる電車移動の注意点|料金/運賃/キャリー/ストレス
猫は縄張り意識が強く、見慣れない場所や知らない人がいるとストレスを感じます。特にずっと家の中で過ごしている猫であればあるほどストレスの度合いも高くなってくることでしょう。

ちょっと病院に行くだけでも、猫が暴れて大変な思いをしたことはありませんか。だとすると、不特定多数の人がいる電車の中は、普段のお出かけ以上に猫にストレスを与える可能性があります。

また、大きな音や匂いに敏感な猫にとって、電車の揺れる音や人が会話する声、たくさんの人の匂いや車内の匂い、コロコロと変わる景色など、ストレスに感じる要素はたくさんあります。

一緒に電車に乗るときに最も心がける点は、猫にかかるストレスを少しでも減らしてあげることです。鉄道会社の規則に沿ってキャリーケースに入れることが絶対条件だとしても、長時間閉じ込められていることがストレスになることもあります。小さな窓のついたキャリーケースもありますので、猫の性格に合わせて選んであげることも大切になってきます。

猫と一緒に電車に乗る時のルール

猫と電車に乗るのは、何も地元に限ったことではありません。旅行などで遠出する場合は、行き先の鉄道会社の規則をきちんと調べておきましょう。

広島電鉄

料金は無料のようですが、持ち込めるキャリーケースの大きさが65センチ以内と、少し小さめになっています。鳴き声、匂い、他の乗客に迷惑がかかる場合は途中下車もしくはトランクルームへの移動となる場合があります。

大阪市交通局

こちらも料金は無料。サイズの指定も特に記載はありません。蓋ができて、ペットの姿が周りから見えないものであれば大丈夫です。JRなどでは持ち込みが禁止されているペットバギーやカートも持ち込みができます。ただし、カバーの大部分が不透明であることなど、細かな決まりがあります。

岐阜

観光地である高山には私鉄は無く、JRの高山本線1本となるため、JRの乗車ルールを守っていれば大丈夫です。西濃鉄道や東濃鉄道など、岐阜県内の私鉄に関する記述がないため、利用の際は直接電話で確認しておくといいでしょう。

猫が電車に乗ること!海外の場合

最近、電車にたまたま乗り込んでしまった猫の写真がSNSで拡散され、大きな話題となりました。海外でも大きく取り上げられ、大反響となりました。すでに海外では、日本人の猫好きが一般常識化しており、その文化をKAWAIIと受け止めている意見が多く見られます。

こういったことから、電車で猫と移動することも比較的好意的に受け止められていると考えられます。ただし、日本に限らず海外にも猫などの動物が苦手な人はたくさんいます。周りに配慮し、ルールを守って乗ることが大前提と言えます。

電車の中でしちゃった!こんな時はどうする?

電車での移動が長時間であればあるほど、キャリーケースの中で猫がおトイレをしてしまう可能性があります。もししてしまったとしても、電車の中でお片づけをしてあげることはできません。キャリーケースの蓋を開けて、猫が脱走してしまったら大騒動になってしまいます。

そんな時は、たとえ急いでいたとしても途中下車し、排泄物の処理をしてからまた乗り込むというのが1番の手です。猫はとっても綺麗好きな動物なので、自分の排泄物とは言えずっと近くに転がっているのはこれまたストレスの元になりかねません。

なかなか途中下車しにくい場合は、キャリーケースにペットシーツを敷いておいたり、老猫であればオムツをしておくなど、あらかじめキャリーケースの中でおトイレをしてしまうことを想定しておくといいでしょう。

一緒に電車に乗る時は猫ファーストで

猫と一緒に電車に乗ることはできます。ただし、キャリーケースに入れるなど、守るべきルールがあります。周りの人に迷惑をかけないようルールを守ることが大前提ですが、飼い主さんに最も配慮して欲しい点は、猫にかかるストレスをいかに減らしてあげられるかということです。

日頃からキャリーケースやハーネスに慣らしておいたり、乗り物酔いをしないように慣れさせておくなどの練習をしたり、たくさんの人に会わせて人に慣れさせておくなどの練習をしておくといいでしょう。

電車に乗ることは猫にとっては「日常」ではありません。猫ファーストを心がけましょう。

初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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