Search

検索したいワードを入力してください

猫を飛行機に持ち込みたい!機内持ち込みの料金と注意点3つ

更新日:2024年03月31日

長距離を移動するのに便利な飛行機ですが、猫を飛行機に乗せることができる事はあまり知られていません。移動する際はなるべく猫の負担にならない方法を選びたいですよね。今回は大切な家族を飛行機に乗せる際の注意点や手続き、事前の準備から当日の流れまでを紹介していきます。

猫を飛行機に持ち込みたい!機内持ち込みの料金と注意点3つ
航空会社によって料金や乗せ方は違います。今回は国内線主要三社であるANA・JAL・SKYMARKの料金などを比較をしていきます。

1便あたりに預けられる数に制限があり、制限数に達した場合は後続便に振り替えされる事があります。予約が可能かどうかも見ていきましょう。

国際線では国ごとに受け入れ条件が異なりますので、事前に渡航先の検疫所・大使館・領事館などに確認しましょう。

ANAの場合

ANAの料金は一区画あたり一律6,000円(北海道内路線や沖縄など一部路線は4,000円)です。

事前予約が可能となっています。クレートの予約もできますので、借りる予定のあるかたはご利用ください。

クレート(ケージ)の貸し出しは無料です。ほとんどの猫が使用するSサイズのクレートは幅40×奥行55×40(cm)となっていますので、参考にしてください。

JALの場合

JALの料金は1区間あたり3,000円~6,000円(路線により料金が異なる)です。JALは事前予約と事前支払いが可能ですので、当日の手続きをスムーズ進めるため利用する事をします。

クレート(ケージ)の貸し出しは無料です。ほとんどの猫が使用するSサイズのクレートは幅43cm×高さ40cm×奥行54cmで、本体重量は3㎏になっていますので、参考にしてください。

SKYMARK AIRLINESの場合

SKYMARKの料金は路線に関わらす一区画あたり一律5,000円です。事前予約はできませんので、当日カウンターで直接手続きをしてください。

クレート(ケージ)の貸し出しは無料です。ほとんどの猫が使用する小サイズのクレートは31cm×47cm×25cmで、本体重量 1.5kgになりますので、参考にしてください。

猫を飛行機にのせるときの注意点

国内線の場合、猫はクレート(ケージ)に入れて空調のきいた貨物室に乗せることになります。

飛行機への移動や乗り降りは屋外ですので、室内や飛行機の中との気温差が生じます。温度変化に弱い猫が夏季や冬季に利用する際は、注意が必要です。

飛行機に乗せるために必要な物や注意しておきたい熱中症や乗り物酔いの対策について確認していきましょう。

注意点1:熱中症

猫は空調の効いた貨物室に乗せられますが客室とは異なります。貨物室は外気温や反射熱に影響されて高温になることも考えられますので、熱中症対策が必要です。

特に夏季に飛行機を利用する場合は、外気温の影響を受けやすい日中の時間帯の利用は避けるようにしましょう。

飛行中に水分補給ができるように、給水器をペットクレートに設置しましょう。設置する給水器は、ケージに固定できて水漏れのしないノズル式の物を選んでください。

注意点2:乗り物酔い

猫は飛行機でも乗り物に酔う可能性があります。乗り物に酔うと、嘔吐やお漏らしをしてしまう事があります。

猫は胃の中に食べ物が残っていると酔いやすくなります。食事は出発する2~3時間前までに済ませておきましょう。

市販の動物用酔い止めシロップやサプリメントなどもあるのですが動物病院で処方してもらう事もできますので、かかりつけ医に相談してみてください。

注意点3:許可証や証明書・検査

国内線では許可証などの提出は必要ありません。国際線での猫の出入国手続きは国ごとにルールが決まっており、必要な書類や検査が異なります。

輸出入に必要な書類には(健康証明書、輸入証明書(パーミット)、マイクロチップ装着の証明書、輸出検疫証明書、出入国許可書、予防接種証明書など)があります。

国によっても異なりますので、事前に渡航先の検疫所・大使館・領事館などに確認をしてください。

注意点4:ケージやキャリーに入れる

飛行機に猫を乗せるためには、クレート(ケージ)に入れる必要があります。クレートは硬いプラスチックや金属など強度のある素材で作られた、屋根のついた頑丈な物である必要があります。

猫がケージの中で動き回るスペースがあるもので、通気が十分にされるものを選びましょう。

購入する際、心配なかたはIATA(国際航空運送協会)の規定に適合したケージを選ぶと安心です。また航空会社によってはレンタルもできます。

猫を機内に持ち込み可の航空会社

次のページ:猫を飛行機に乗せるまでの流れ

初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related