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オス猫の去勢費用と去勢後の耳・餌・性格・服・後尾|助成金

更新日:2024年11月08日

オス猫の去勢手術に関する記事です。猫の去勢にかかる費用から助成金、去勢する時期について。また発情した猫の行動や、去勢後の猫の変化。去勢するメリット、去勢後の食事など、猫と生活する上で知って置いた方が良い知識を簡単に説明しています。

オス猫の去勢費用と去勢後の耳・餌・性格・服・後尾|助成金

去勢後の猫は性格が変わるのか

オス猫は、元々甘えん坊が多いですが、去勢後はますますそれが加速するタイプの猫が多いと言えます。半面全く変化のない猫もいます。術後数日~1週間程度は手術で受けた肉体的・精神的ダメージを癒すために、飼い主に甘えたり大人しくなる猫が多いので、性格の変化なのか、術後のダメージなのかは観察してあげましょう。

去勢前は、子孫を残すために猫の本能は他の猫へと向いていますが、去勢後はそれがなくなるために、一番身近な飼い主へと猫の意識が向くと言われます。多頭飼いの場合は、他の猫とくっつくのが好きになる場合もありますが、個体によっては飼い主に異常に執着することもみられます。

また、オス猫の場合は子孫を残すために他のオス猫と戦わねばならず、気性の荒い個体も多く存在しますが、喧嘩の必要がなくなるため、攻撃性もなくなり大人しくなる猫が多く見られます。

ただし、猫にも元々の性格があります。全く変化を見せない猫も存在するので、去勢後の性格の変化に関しては「かわる可能性がある」程度に考えておくのが良いでしょう。

猫の去勢は何歳までにやるべき?

猫の去勢に関して、何歳までという明確な線引きはありません。考慮すべきなのは年齢よりも、手術や麻酔に耐えられる状態なのかということです。若い猫であっても、去勢手術前には麻酔に耐えられる状態か否か、血液検査を行うのが一般的です。

猫は、腎臓の病気になりやすい動物であり、中齢~高齢猫に関しては野良猫であれば、かなりの確率で慢性腎不全を発症している個体が多い生き物です。腎不全を発症している場合は麻酔をかけることができず、麻酔をかけられないということは手術ができないということです。

オス猫の場合は、麻酔をかけずに去勢手術を行う獣医さんもいらっしゃいますが、腎不全を患っている猫が手術に耐える体力を持っているかは判断が難しいところです。猫の年齢にかぎらず、去勢手術は獣医と相談しながら慎重に行ってください。

去勢した猫用の施術後服

去勢後の猫には、エリザベスカラーが定番ですが、どうしてもカラーを嫌がる猫が多いのは周知の事実です。カラーを外そうと壁に何度も激突したり、首を振りながら所かまわず走り回って周囲の物を倒して回るのは、猫の飼い主であれば一度は経験した事があるでしょう。

近頃は、エリザベスカラーに代わり術後服が手軽に手に入るので、そちらを試してみるのもお勧めです。邪魔にならず着ている姿も愛らしいので、傷に触れてほしくない期間はカラーか術後服、猫のストレスが少ない方を選んで使用しましょう。

避妊手術をした猫のために購入しました。
エリザベスカラーをつけてケージに入れたところ、半狂乱になって抵抗。
挙げ句はケージに置いていてトイレをひっくり返してしまいました。
そこでカラーを外してこのスーツにしたのですが、
最初は反抗したものの、すぐに落ち着いてくれました。
おかげでケージからも出せましたし、食事もトイレもいつも通り。
しかも、そのスーツ姿が妙にかわいいというおまけまで(笑)。
トイレも普通に出来て汚すこともなし。
猫も飼い主もしあわせになりました。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R542VIQUDQ5O... |

去勢した猫は交尾をしたがるのか

去勢手術をした猫は、基本的に他の猫への興味を半減させます。交尾への意思もなくなるので、ほとんどの猫は交尾をしたがりません。ただし、去勢前に交尾の経験がある猫は、マウンティングをして腰を振るなどの疑似交尾をすることがありますが当然受精はしません。

猫と上手に生活するために

野良猫であれ保護猫であれ飼い猫であれ、できるだけストレスなく生活してもらいたいでしょう。去勢と言ってしまえば「かわいそう」と思われるかたもいるでしょう。しかし、去勢をすることのメリットは大きく、去勢をした猫の方が長生きするとも言われます。

性衝動へのストレスが無くなることや、精巣関連の病気を発症しなくなること、他猫との喧嘩による怪我や噛み傷、引っかき傷からの病気感染率が減るのが長生きの要因です。また、飼い猫の場合は去勢手術を行うことで、スプレーや攻撃性などオス猫特有の問題行動が減り、共同生活を送りやすくなります。

去勢・避妊は飼い主の責任です。事情がある場合以外は、獣医との相談の元で去勢手術を行い、素晴らしく愛らしい猫という家族と生涯楽しく過ごしてください。

初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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