オス猫の去勢費用はいくら？4つの手術の流れと助成金について

オス猫の去勢手術のタイミングは、初めて発情期を迎える前までに行うことが理想です。子猫のときに主治医を決めておき、ワクチンや健康診断のときに去勢手術のことも相談するようにしましょう。

病院によって去勢費用に差があり、血液検査やX線検査が行われる場合もあります。当日になって慌てないためにも、必ず去勢費用と検査・診察費用の確認は行うようにしておきましょう。

去勢手術を受けることを決めたら、病院側のスケジュールも確認しながら手術日を決定します。獣医師から、手術日前日と手術日についての指示がありますので、必ず守るようにしてください。

去勢手術の前日は、12時間～18時間前から絶食・絶水の指示がありますので、必ず守ってください。空腹で辛い思いをするので、前日の食事はできるだけ遅めに与えるといいでしょう。

去勢手術当日は、体調を確認してトイレに行かせてから、予約時間までに動物病院に行きます。病院へは洗濯ネットに入れてくるようにと指示がある場合もありますので、その場合は洗濯ネットを用意して猫を入れていきましょう。

病院では、どれくらいの時間がかかるのか、いつ迎えに行けばいいのかの指示がありますので、その指示に従いましょう。オス猫の去勢手術はあまり時間がかからず日帰りになることがほとんどですので、麻酔が覚めたころに迎えに行くことが多いです。

去勢手術が終わったら、獣医師から指示があった時間に迎えに行ってあげましょう。去勢費用は迎えに行ったときに支払いをするのか、手術前にするのかは病院によりますので、支払いも指示通りに行ってください。

麻酔をかけられていたとは言え、怖い思いをして大きなストレスがかかっている愛猫を、自宅に戻ったら思いっきり労わってあげてください。体調も少しずつ戻ってきますが、気になることがあったら動物病院に尋ねましょう。

たとえ簡単な手術であっても、オス猫にとっては初めてのできごとで、手術の日はとても大変な思いをする一日になってしまいます。去勢手術の前後は十分に気を配って、体力の回復が早くできるように見守ってあげるようにしましょう。

オス猫の去勢手術に関しては、子猫のときから行きつけの動物病院を決めておき、気になることを何でも相談して信頼関係を築くようにしておきましょう。飼い主が不安がっていると猫にも伝わってしまいます。

去勢手術の前後には獣医師からいろいろな指示がありますが、指示にはきちんと従うようにしましょう。手術前日と当日にはやるべきことが多いので、メモなどをしておき忘れないようにしましょう。手術後に病院に行くかどうかは病院によりますが、心配ごとがあったらすぐに相談して解決しておくようにしましょう。

去勢手術後、オス猫の場合は傷がそれほど大きくないので体力の回復は早いです。しかし太りやすくなるために食事内容にも注意する必要があります。またホルモンバランスの変化で、手術前とは性格が変わることもあります。

肥満防止のためには、去勢したオス猫用のキャットフードなども市販されていますので、利用してみるのも良いでしょう。手術後もずっと長く元気で生きてもらうために、体調管理にはそれまで以上に気を配ってあげるようにしましょう。

オス猫の去勢手術に関してはいろいろな意見があります。しかし飼い猫の場合は、猫の健康と長い一生を考えるのなら、繁殖をさせない予定なら去勢手術をしたほうがメリットが多いです。

去勢費用が心配な場合は、助成金がでる場合がありますので、市町村や獣医師会のホームページなどをチェックしてみてください。

オス猫を飼うのなら、同時に去勢手術のことも考えて健康診断やワクチン接種のときに、獣医師に相談するようにしましょう。