猫用の体温計と測り方|耳/目/内股/調節/子猫
更新日:2024年11月06日
猫用の体温計と測り方は?
体温の測り方
①動物用または人間用の体温計を猫専用しにして使用します。
②体温計の先端にベビーオイルやグリセリンなどを塗布して滑りやすくして、やや上向きに肛門から体温計を2㎝ほど差し込みます。
検温中、たいていの猫は嫌がって動こうとするため、2人一組で押さえながら行うと良いでしょう。暴れると体温が上昇してしまうため、保定方法を工夫したり猫に語りかけて安心させてあげましょう。
②体温計の先端にベビーオイルやグリセリンなどを塗布して滑りやすくして、やや上向きに肛門から体温計を2㎝ほど差し込みます。
検温中、たいていの猫は嫌がって動こうとするため、2人一組で押さえながら行うと良いでしょう。暴れると体温が上昇してしまうため、保定方法を工夫したり猫に語りかけて安心させてあげましょう。
体温計は?
「動物用直腸式体温計」と「ペット用電子耳体温計」があります。動物用直腸式体温計は、先端が柔らかい物もあり10秒ほどで検温できるため、素人でも簡単に行うことができます。ただし、猫の肛門に直接入れるため体内を傷つけないよう、体温計を入れる角度や衛生管理をしっかりと身に着けましょう。
ペット用電子耳体温計は、耳に入れて1秒で検温できますが価格が少し高めです。こちらは、誰でも簡単に猫の体温を測る事ができます。猫の性格によりますが、なかなかジッとできない猫には直腸式体温計は難しい可能性があるので、電子耳体温計がです。
ペット用電子耳体温計は、耳に入れて1秒で検温できますが価格が少し高めです。こちらは、誰でも簡単に猫の体温を測る事ができます。猫の性格によりますが、なかなかジッとできない猫には直腸式体温計は難しい可能性があるので、電子耳体温計がです。
子猫の体温が高い理由は?
子猫の体温は、38.3度~38.8度と成人の猫に比べると少し高い体温です。猫は、眠たくなると体温が上昇します。子猫は、人間の赤ちゃんと同じでよく寝て過ごすので、常に体温が高めになっています。
猫の体温調節の方法は?
猫は、皮膚の大部分に汗腺がなく汗による体温調節ができません。そのため、長時間の活動には不向きですが、代わりに皮下には毛根に沿うように発達した皮脂腺があるため、猫の毛は脂質で覆われています。この脂質は、毛に光沢を与え外気の寒さや水滴などの寒さから体を保護します。
反対に暑い場合、猫は全身の毛をなめて唾液で湿らせ、唾液が蒸発するときに奪われる気化熱で体を冷やします。暑さをひどく感じている場合は、口を開け呼吸が荒くなる事もあります。これは、呼吸器を使って風を起こし、気化熱を利用して体温を下げる行為です。
反対に暑い場合、猫は全身の毛をなめて唾液で湿らせ、唾液が蒸発するときに奪われる気化熱で体を冷やします。暑さをひどく感じている場合は、口を開け呼吸が荒くなる事もあります。これは、呼吸器を使って風を起こし、気化熱を利用して体温を下げる行為です。
猫の平熱は何度なのか?
猫の平熱は、38度~38.5度で人間に比べると少し高めの体温です。39度を超えると微熱、40度は高熱といえるでしょう。高齢の猫になると、平熱が少し低めになります。反対に、子猫は平熱が成人の猫に比べると高めです。
猫の体温を上げる・下げる方法は?
体温を下げる方法、看病方法
飼っている猫の発熱がわかった場合は応急処置をいくつか紹介します。
①保冷剤をタオルでくるみ内股や脇の下、首の後ろなど熱がたまりやすい箇所を冷やしてあげます。熱が38度台に下がった場合は、すぐに保冷剤を取りましょう。※猫の体温は、冷やし過ぎは良くありませんので、経過観察をしっかりしましょう。
②熱がある分、消費するエネルギーも多くなるので活動性が落ちます。少しでも負担を軽減させるため、猫が落ち着く静かな場所に移してあげましょう。
①保冷剤をタオルでくるみ内股や脇の下、首の後ろなど熱がたまりやすい箇所を冷やしてあげます。熱が38度台に下がった場合は、すぐに保冷剤を取りましょう。※猫の体温は、冷やし過ぎは良くありませんので、経過観察をしっかりしましょう。
②熱がある分、消費するエネルギーも多くなるので活動性が落ちます。少しでも負担を軽減させるため、猫が落ち着く静かな場所に移してあげましょう。
③熱がある時は人間同様、脱水症状に陥りやすいので、水をこまめにあげましょう。
④ウイルス感染がある場合は、伝染する恐れがありますので、多頭飼いをしている家庭ではすぐに病気の猫を隔離しましょう。そして、排泄物からの感染率も高いので、寝床やトイレの消毒も忘れずにしましょう。
④ウイルス感染がある場合は、伝染する恐れがありますので、多頭飼いをしている家庭ではすぐに病気の猫を隔離しましょう。そして、排泄物からの感染率も高いので、寝床やトイレの消毒も忘れずにしましょう。
初回公開日:2017年10月31日
記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。