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知りたい!独り暮らしでの猫の飼い方!後悔しないための注意点とは?

更新日:2024年06月12日

猫との生活にあこがれる独り暮らしの方は多いでしょう。独り暮らしで猫を飼うメリット・デメリット、考えられる注意点や対処法など、さまざま角度から考えてみました。独り暮らしだけど、猫を飼いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

知りたい!独り暮らしでの猫の飼い方!後悔しないための注意点とは?
電気のコードをかじってしまう猫は多いのですが、これは感電の恐れがあり、とても危ないことです。

苦い味のするジェルをぬる、猫が嫌いなにおいのスプレーをかけるなどの対策もありますが、コードをかじるクセは、一度ついてしまうとなかなか治せません。

独り暮らしの場合、留守中のことを考えて、電気のコードには対策をしておきましょう。

家具の裏側を這わせて、できるだけ電気コードが猫の目にふれないようにすることもできますし、プラスチックのカバーをかけて、壁に固定してしまうこともできます。

スパイラルチューブと呼ばれるポリエチレン製のケーブル保護材で、ぐるぐると太く巻いておくのも効果的です。

猫との住環境の注意点3:閉じ込めや転落に注意する

閉じ込めや転落も、室内で起こりやすい事故です。

もっとも危険なのは、洗濯機や電子レンジ、冷蔵庫などの家電製品への閉じ込めです。

狭い場所が好きな猫が入りこんでいるのに気づかず、家電のフタやドアを閉めてしまう、もしくは気づかないまま家電を使用してしまうなどのケースが考えられます。猫は暖かいところが好きなので、使用後の乾燥機も危険です。

どの家電も、使用後は必ずフタやドアを閉めるようにしましょう。

極度に高温・低温になる部屋への閉じ込めも、独り暮らしではとくに注意が必要です。

長時間の留守番のとき、うっかりドアを閉めてしまい、猫がごはんや水のある部屋に行けなくなってしまう事故もあります。

また、子猫や高齢の猫の場合は、転落にも注意が必要です。

猫との住環境の注意点4:ヒーターやカーペットなどでのやけどに注意する

猫は暖かい場合を好むので、冬はヒーターやストーブ、電気カーペットなどでの事故が起こりやすくなります。

ヒーターやストーブに近づきすぎて、猫の毛が焦げてしまったという話はよく聞きます。毛が焦げてしまうだけではすまず、やけどをしてしまう猫もいます。

ヒーターやストーブのまわりは、猫が近づきすぎないように、ガードで囲っておくと安心です。

また電気カーペットなど、比較的低温なものでも、やけどの危険はあります。

電気カーペットの温度設定は低めにする、湯たんぽなどを使う場合は、厚手のタオルを巻くなど、寒い季節にはやけどに気をつけてあげてください。

猫を飼うために必要なアイテムと費用は?

独り暮らしで猫を飼うためには、なににお金がかかるのでしょうか。初めて猫と暮らす飼い主さんにとっては、いちばん気になるところです。

ここでは、独り暮らしで猫を飼うために必要な最低限のアイテムと費用について見ていきます。
具体例
基本アイテム食器、トイレなど
外出用アイテムキャリーバッグ・ハーネスなど
医療費ワクチン接種、避妊・去勢手術など
その他キャットフード、トイレの砂、月々の保険料など

必要なアイテムと費用1:猫用の食器やトイレなどの飼育の基本アイテム

まずは、毎日の生活で使うアイテムについて考えてみましょう。

なんと言っても、基本はごはんとトイレです。

自分の食器が決まっていた方が、猫も落ちついてごはんが食べられます。トイレはさらに重要で、使い心地のよい気に入ったトイレを、清潔に保ってあげることが大切です。

食器は猫が食べやすい、浅めのボウル型のものがよいでしょう。割れない素材、プラスチックなどが安心です。最近は、食べやすい角度の、高さのある器も出ていますから、猫の体型や年齢にあわせて選んであげましょう。

トイレは、大きめのものがです。

小さすぎると、猫が入りたがらない、排せつ物が外に出てしまうなどの問題が起こりやすくなります。砂を使うトイレの場合は、砂の飛び散りも気になります。

カバーがついたもの、トイレシートやチップを使い掃除の手間が少ないものなど、猫の好みと独り暮らしの飼い主さんの生活スタイルにあわせて、トイレを選びましょう。

必要なアイテムと費用2:キャリーケースなどのお出かけアイテム

猫はお出かけの機会は少ないので、キャリーケースなどは必要ないと思われがちですが、健康診断やワクチン接種のための通院には、猫を運ぶものが必要です。

手さげタイプ、肩かけタイプ、リュック型など、さまざまな大きさ、型のキャリーケース、キャリーバッグがあります。猫にあった大きさのもの、飼い主さんが持ちやすいものを選びましょう。

近所の病院へ行くときには、軽くてやわらかな素材のキャリーバッグ、長距離の移動で公共交通機関などを利用する場合には、重くてもしっかりした素材のキャリーケースというように、用途にあわせて用意しておくと、さらに便利です。

必要なアイテムと費用3:ワクチンや避妊・去勢手術費用

猫と暮らすためには、医療費もかかります。

猫には、ワクチンを接種することで予防できる、いくつかの致命的な病気があります。念のため、適切な時期にワクチンの接種を検討しましょう。

また家の中で暮らしているので、避妊・去勢手術は必要ないと考えがちですが、猫は発情期になると、オス・メスそれぞれが特別な行動をします。

たとえば、マーキングと呼ばれるスプレー行動は、主にオス猫が自分のにおいをつけるため、あちこちに少量の尿をかけるものですが、そのにおいは強烈です。

またメス猫は、発情期を迎えると、大きな声で鳴き続けます。これらの行動は猫の本能なので、どんなに叱っても、完全に止めさせることはできません。

避妊・去勢手術をすることで、これらの行動はおさまり、猫も飼い主さんも穏やかに暮らすことができます。

必要なアイテムと費用4:ペット保険やエサなど毎月かかる費用

このほかに、毎月かかる費用として、エサ代やトイレ用品のための費用があります。

また、長期の通院が必要な持病を抱えてしまった場合や、突然の病気で多額の医療費が必要になったときのために、最近ではペットの保険に加入する飼い主さんもふえています。

こんな時どうする?外泊や帰省時の対処法

外泊や帰省など、長期間にわたって家を空けるとき、猫の世話はどうすれはよいのでしょうか。独り暮らしの飼い主さんにとって、大きな問題です。

自動でごはんが出てくるオートフィーダーを使うなど、短期間であれば方法はありますが、長期の場合は、別の対策が必要になります。

ここでは、独り暮らしの飼い主さんが、長期間にわたって家を空けるとき、どんな対処法があるのかについて、考えてみましょう。
次のページ:独り暮らしでも猫を最期まで飼う覚悟をしっかり持って家族にお迎えしよう!

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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