猫の後ろ足の爪は切らなくても良い?必要性と切るときの方法をご紹介
更新日:2024年07月03日
後ろ足の爪を切る必要がある場合、実際にはどのように切ったらよいのでしょうか。
外飼いで、今まで爪を切ったことのない飼い主さんも猫が高齢になった時のために失敗して猫に痛い思いをさせないように猫の後ろ足の爪の切り方をみていきましょう。
外飼いで、今まで爪を切ったことのない飼い主さんも猫が高齢になった時のために失敗して猫に痛い思いをさせないように猫の後ろ足の爪の切り方をみていきましょう。
- ペースは2~3週間に1回
- 血管や神経には気を付ける
- 爪切りの道具が猫に見えないように
猫の後ろ足の爪を切る方法1:ペースは2~3週間に1回
猫の後ろ足の爪切りのペースはどのくらいになるのでしょうか?
猫の爪は外飼い猫か室内飼い猫かでも変わりますし、年齢でも変わります。一般的に2~3週間で爪が元に戻りますので、爪切りのペースも2~3週間に1回になります。
ただし、子猫の場合はの爪が伸びるのが早いので1週間~10日間で元に戻りますし、高齢猫の場合は爪とぎの頻度が減るので、共に1~2週間のペースになります。
猫のライフスタイルで大分変りますので、定期的なチェックが大切です。
猫の爪は外飼い猫か室内飼い猫かでも変わりますし、年齢でも変わります。一般的に2~3週間で爪が元に戻りますので、爪切りのペースも2~3週間に1回になります。
ただし、子猫の場合はの爪が伸びるのが早いので1週間~10日間で元に戻りますし、高齢猫の場合は爪とぎの頻度が減るので、共に1~2週間のペースになります。
猫のライフスタイルで大分変りますので、定期的なチェックが大切です。
猫の後ろ足の爪を切る方法2:血管や神経には気を付ける
猫の爪は多層になっていて真ん中に血管や神経があり、爪の数は前足が10本・後ろ足が8本あります。血管や神経は爪と共に伸びるので放置されたままだと血管や神経も切らなくてはいけなくなります。
足の上を優しく押して爪を出した時にみえるピンク色の部分が血管や神経です。血管や神経を切ってしまうと出血や痛みを伴うので、ピンクの部分から2mm以上先を切りましょう。
足の上を優しく押して爪を出した時にみえるピンク色の部分が血管や神経です。血管や神経を切ってしまうと出血や痛みを伴うので、ピンクの部分から2mm以上先を切りましょう。
猫の後ろ足の爪を切る方法3:爪切りの道具が猫に見えないように
猫は爪切りに慣れていないと爪切りの道具を怖がります。爪切りの道具が猫に見えないように目を隠すか、猫の顔をそらします。一人で猫の顔をそらすのが無理であれば他の人に手伝ってもらいましょう。
猫は基本的に爪に触られるのを嫌がります。子猫のうちから爪切りをすることで嫌がりにくくなりますので、生後1か月を過ぎたあたりから爪切りを始めるとよいでしょう。
猫は基本的に爪に触られるのを嫌がります。子猫のうちから爪切りをすることで嫌がりにくくなりますので、生後1か月を過ぎたあたりから爪切りを始めるとよいでしょう。
猫が嫌がってしまう時の対処法
ほとんどの猫は爪切りが嫌いで、爪切りの道具をみただけでも逃げ出したりする猫もいます。だからといって爪切りをしない訳にはいきません。
普段から猫の手足を触れて慣れさせておく事も必要ですが、爪切りを嫌がる時の猫の対処法をいくつかみていきましょう。
普段から猫の手足を触れて慣れさせておく事も必要ですが、爪切りを嫌がる時の猫の対処法をいくつかみていきましょう。
- 寝ているときに切る
- 一度に全部切ろうとしない
- 二人がかりで行う
- 獣医さんに頼む
猫が嫌がってしまう時の対処法1:寝ているときに切る
熟睡するタイプの猫になのは、寝てる間に爪切りをしてしまう対処法です。
寝ている時は猫も無防備ですので、気づかれないで猫の爪切りができます。ただし、眠りが浅いタイプの猫には感づかれて上手くいきません。さらに睡眠のジャマをしたことで警戒されストレスを与えてしまいますので、猫のタイプによっては不向きです。
寝ている時は猫も無防備ですので、気づかれないで猫の爪切りができます。ただし、眠りが浅いタイプの猫には感づかれて上手くいきません。さらに睡眠のジャマをしたことで警戒されストレスを与えてしまいますので、猫のタイプによっては不向きです。
猫が嫌がってしまう時の対処法2:一度に全部切ろうとしない
猫は集中力が持続しませんし、束縛が嫌いです。そのため爪切りにはスピードが大切ですし、猫に爪切りを意識させないことも重要です。
猫の性格もありますし、その時の気分でも大人しくしてくれる時間は違います。一度に全ての爪を切ろうとはせずに数回に分けて爪切りをしてみるとよいでしょう。気軽に短い時間で分けて爪切りをする事で、猫にも飼い主にもストレスがかかりません。
猫の性格もありますし、その時の気分でも大人しくしてくれる時間は違います。一度に全ての爪を切ろうとはせずに数回に分けて爪切りをしてみるとよいでしょう。気軽に短い時間で分けて爪切りをする事で、猫にも飼い主にもストレスがかかりません。
猫が嫌がってしまう時の対処法3:二人がかりで行う
抱っこが大丈夫な猫には二人がかりで爪切りをする事をします。役割分担をするとスムーズに爪切りができます。
一人が猫を座らせるように抱きかかえて、もう一人が爪切りをします。抱きかかえている方がおもちゃなどで猫の気をそらす事もできるので猫の爪切りに対するストレスも軽減できます。
抱きかかえる他に、猫の「首をつままれると大人しくなる」という習性を利用する方法があります。一人が猫を座らせた状態で首をつまんで、一人が爪を切る方法です。
一人が猫を座らせるように抱きかかえて、もう一人が爪切りをします。抱きかかえている方がおもちゃなどで猫の気をそらす事もできるので猫の爪切りに対するストレスも軽減できます。
抱きかかえる他に、猫の「首をつままれると大人しくなる」という習性を利用する方法があります。一人が猫を座らせた状態で首をつまんで、一人が爪を切る方法です。
猫が嫌がってしまう時の対処法4:獣医さんに頼む
爪切りの時には普段は大人しい猫でも異常にに嫌がり暴れたりします。
噛みついたり、引っかいたり、キックしたりとありとあらゆる方法で抵抗してきます。気が付いたら飼い主さんが血だらけに…なんて事も少なくないでしょう。
猫が全力で抵抗するようであれば、無理をせずに獣医さんに頼りましょう。無理をして猫に嫌われてしまうよりずっと良い選択です。
噛みついたり、引っかいたり、キックしたりとありとあらゆる方法で抵抗してきます。気が付いたら飼い主さんが血だらけに…なんて事も少なくないでしょう。
猫が全力で抵抗するようであれば、無理をせずに獣医さんに頼りましょう。無理をして猫に嫌われてしまうよりずっと良い選択です。
初回公開日:2019年08月30日
記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。