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メインクーンには短毛の子もいる?毛色や性格など猫種の特徴も紹介

更新日:2024年03月01日

ふさふさの長毛が特徴的なメインクーンですが、中には短毛の子がいることをご存じですか。本記事では短毛のメインクーンが生まれる理由からメインクーンの特徴、性格などをご紹介しています。メインクーンについて知りたい方は是非ご覧ください。

メインクーンには短毛の子もいる?毛色や性格など猫種の特徴も紹介
「メインクーンってどんな猫?」
「メインクーンなのに短毛の子がいるの?」
メインクーンといえば、大きな体とふさふさとした長い毛で、その優美さからペットとして人気の猫です。

しかし、中にはメインクーンなのに短毛の子が存在することを皆さんご存じでしたか。

本記事では、短毛の子が生まれる理由から、意外と知られていないメインクーンの特徴や性格、さらには飼う際に気をつけるべきポイントや準備すべきことについてご紹介しています。

本記事を読めば、なぜ短毛のメインクーンが生まれるかを理解できるとともに、飼育するうえで大切なことについても知ることができます。

現在飼っているメインクーンが短毛で疑問に思っている方や、メインクーンに興味がある方、さらにはどの猫を飼おうか悩んでいる方はぜひこの記事をチェックしてみてください。あなたもメインクーンの魅力にさらにハマるでしょう。

大型猫「メインクーン」の特徴

メインクーンといえば、大きな体と長い毛が特徴です。そのためゴージャスな印象を持たれることが多いですが、昔はネズミ退治の猫として活躍していました。

メインクーンは、大きな体で強そうな見た目ですが、性格は穏やかで人懐っこいという一面も持ち合わせています。まずは、そんなメインクーンの体格や歴史、性格といった基本情報をご紹介します。

体の大きさと体重の目安

メインクーンは猫の中でも最大級の大きさで「猫の巨人」とも言われています。

メインクーンは骨格がしっかりとしていて筋肉質でもあります。体長も100cmを超える場合も珍しくはなく、123cmのメインクーンが確認されています。

メインクーンの成猫の平均体重は、オスで約6~8kgメスで約4~6kgです。特に去勢をしたオスであれば10kgを超えることもあります。一般的な成猫の平均体重は約3~5kgであるため、やはりメインクーンは「猫の巨人」と言えるでしょう。

生後1ヵ月前後のメインクーンは約0.5~1kg程度で、生後5ヵ月ほどで一般的な成猫の大きさになります。さらに生後1年程度で、メインクーンの成猫と同じくらいの大きさになりますが、生後5年ほどまで成長し続ける個体もいます。

歴史と名前の由来

メインクーンの起源は諸説あります。最も有力な説は、ヨーロッパから来た船にネズミ退治用として乗っていた長毛猫が、アメリカにいた短毛猫と交配して自然とできあがっていったというものです。

一方、メインクーンの起源として面白い説は、アライグマと大型猫の交配で誕生したというものです。現実的にこのような交配は不可能ですが、体の大きさや毛の見た目がアライグマに似ていたため生まれた説と考えられています。

なお、この話はメインクーンの名前の由来にもなっており、メインクーンの「クーン」は、アライグマを意味する「raccoon」からきています。

その後メインクーンはアメリカに定着し、1600年頃にはネズミを退治する「ワーキングキャット」として活躍しました。1890年代に行われたキャットショーで、メスのメインクーン「コージー」がベストキャットに輝いたたことで、メインクーンの知名度は上がっていきました。

性格

大きく強そうな見た目とは違って、メインクーンは温厚な性格をしています。また友好的で人懐っこく、他の猫とも仲良くすることができます。

知能も高く、トイレなどのしつけもしやすいです。さらには遊び好きで活発な一面もあり、犬のようなボール遊びができる個体もいます。

また、メインクーンはオスとメスで性格に差があると言われています。オスのほうがより穏やかで、人懐っこく甘えた性格をしています。一方メスは、より活発な性格で、室内を動き回りますが、クールで単独行動を好む傾向にあります。

寿命の目安

メインクーンの平均寿命は11~14年です。メインクーンは短命だと言われることが多いですが、一般的な猫の平均寿命は15年程度のため、そこまで短命というわけではありません。

メインクーンが短命だと言われる理由は、予防ができない遺伝要因の病気にかかりやすいからです。万が一発症してしまうと病気の進行を遅らせる程度のことしかできません。

また、短命と言われるのは、メインクーンが純血種であることも理由の一つです。猫は雑種のほうがより丈夫で長生きをすると言われています。

さらには、メインクーンは毛が長いせいで、暑さが苦手だったり体に負担がかかりやすかったりするということも、寿命が短いと言われる理由の一つです。

しかし、飼育環境はもちろん、飼い主が小さな異変に少しでも早く気づいてあげることで、長生きできる可能性も高まります。大切に育ててあげましょう。

毛質と毛色の種類

メインクーンは、ふさふさな毛と立派なしっぽも特徴的です。そんなメインクーンの毛質は「シャギーコード」というもので、長さが不ぞろいで分厚く、光沢を放っています。

また、毛色も様々です。ブラウン、ブラック、ホワイト、クリーム、レッド、ブルーといった色合いから、より上品な印象になるシルバーや、三毛猫のようなキャリコなどの種類があります。

さらに、パターンも豊富で、単色だけではなく、縞模様(タビー)や何かの色と白が組み合わさったバイカラーなどもあります。

鳴き声

大きな見た目に反し、メインクーンの鳴き声は高音で可愛らしいです。一般的な猫の鳴き声とは異なった喉を鳴らした鳴き声をするため、初めてメインクーンの鳴き声を聞くと驚いてしまう人もいますが、健康上問題があるわけではありません。

普段はあまり鳴かないメインクーンですが、嬉しい時や食べ物をおねだりする時に鳴くことが多いです。優美な見た目と可愛らしい鳴き声のギャップが、メインクーンの魅力の一つと言えるでしょう。
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初回公開日:2022年12月09日

記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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