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猫の目がオッドアイになる理由・販売しているのかと値段

初回公開日:2017年11月09日

更新日:2020年02月17日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

左右の瞳の色が違う猫を「オッドアイ」と呼びます。医学用語では「虹彩異色症」と呼ばれています。古くからオッドアイの猫は幸福をもたらす使者として、神聖化され愛されてきました。神秘的な雰囲気を醸し出す、不思議な魅力を持つオッドアイについてお話しいたします。

猫の目がオッドアイになる理由・販売しているのかと値段

猫の目がオッドアイになる理由

オッドアイとは、英語で書くと「odd eyes」となります。

「odd」とは日本語にすると

・奇数
・不揃い
・半端な
・片方の

このようなオッドアイの見た目の特徴を指示した意味があります。

また「オッドアイ」には他にも呼び方もあり、「バイアイ」や「ヘテクロミア」のような呼ばれ方をすることもあります。「オッドアイ」の呼び方をする場合は、ほとんどの場合動物に対して使われています。

オッドアイになる理由には2種類ある

瞳の色が左右ちがうというのはとても不思議な現象です。なぜオッドアイになるのか、その原因は2パターンあると言われています。それは「先天性」のものか、「後天性」のものかの違いです。2つにどのような違いがあるのか、それぞれの特徴をみてみましょう。

先天性のオッドアイは遺伝子が影響している

産まれた時から左右の瞳の色が違う猫の場合は「先天性」のオッドアイとなります。この場合は主に色素に関する遺伝子が猫の瞳に色に大きな影響を与えます。

色素の遺伝子は、肌の色だけでなく、ネコの場合は毛の色を含め、瞳の色だけでなくさまざまな部分で代々受け継がれ、大きな影響を与えます。これは、猫だけに限らず人間でも同じです。肌の色がもとから白い人、焼けたような色の人、髪が黒い人や茶色い人がいるのがそうです。

固体がそれぞれ持っている遺伝子に含まれている「色素」を作り出す細胞をどれだけ持っているかで、見た目に関する色の部分が大きく変化します。

メラニン色素が傷つき量が減ると瞳は薄茶色になる

外的要因が原因で後天性のオッドアイになった場合、多くは瞳の色が薄茶色に変化し始めます。しかし、そこで止まることなくメラニン細胞が減少し続けると最終的には緑色や青色にまで瞳の色は変化してしまいます。

オッドアイは猫に多く発症するが、猫以外にも存在する

「オッドアイ」は猫科、特に猫に多くみられる不思議な現象です。しかしこれはあくまでも統計上の問題で、ネコ以外の生き物にもオッドアイは存在します。

猫以外の動物であげられるのは、犬やキツネ、フクロウ、そして驚くことに、人間にも「オッドアイ」は存在します。

キツネ

真っ白なキツネにもオッドアイは存在します。しかしその数はかなり少なく稀有な存在です。真っ白な全身をしているキツネにオッドアイが多いことから、「ホッキョクギツネ」にオッドアイが多いと言われています。

犬にもオッドアイは存在します。しかし、他の種類と同じく、その存在は稀有です。

ちなみに、オッドアイの犬でよくイメージされるのが「ハスキー犬」ですが、左右の瞳の色が違うハスキー犬のことは「オッドアイ」とは呼びません。ハスキー犬の場合は「バイアイ」と呼びます。なぜハスキー犬だけ別の呼び方をするのかは不明ですが、意味としてはオッドアイと同じ扱いとなります。

オッドアイになりやすい犬種は以下のとおりです。

・ダルメシアン
・シーズー
・オーストラリアンシープドッグ
・ダックスフンド
・ドーベルマン
・シベリアンハスキー
・ボーダー・コリー
・パピヨン
・ジャックラッセルテリア
・グレート・デン

これらの犬種には、他の犬種に比べるとオッドアイが存在する確率が高くなります。しかしあくまでも確率が高いだけであり、存在数が多いことを裏付けているものではありません。
シベリアンハスキーは、どちらかというと後天性のオッドアイ(バイアイ)が多いと考えられています。それはハスキー犬は雪の中ソリを引く習慣があるからです。

犬ソリを行うということは相当な体力を使います。そのような過酷な環境で生活することで、少しずつ色素が欠乏してしまう事がバイアイになる原因だと言われています。

もちろん、受け継がれてきた色素遺伝子の量や、住んでいるエリアの違いなどでも瞳の色は変化を起こします。ですが、ハスキー犬の場合は、あくまでも「病気」として扱われてしまう「オッドアイ(虹彩異色症)」からくる症状には当てはまりません。

フクロウ

フクロウにもオッドアイの個体が存在すると言われています。しかしその数は猫や犬など他の種類の動物と比べると圧倒的に少ないため、オッドアイのフクロウを確認するのはこんなだと言われています。

色素が影響するオッドアイですが、シロフクロウに多いかと言うと、そうでもない所が発見が困難になる理由としてあげられます。

人間にもオッドアイは存在する

オッドアイになる動物は猫だけではない事が分かりましたが、実は人間にもオッドアイは存在します。

最も有名なオッドアイの持ち主をあげると、イングランド出身のミュージシャン「デヴィッド・ボウイ」、彼は後天性のオッドアイの持ち主です。日本人では「奥菜恵」さんも左右の瞳の色が違う事は有名な話です。

その他のオッドアイと言われている有名人といえば、映画監督の「デヴィッド・フィンチャー」、俳優の「アリス・イヴ」「ミラ・クニス」、コメディアンの「ダン・エイクロイド」などの名前が挙げられます。有名人だけでもこれだけの人が存在するのですから、一般の方にもそれなりの数存在するのではないかと言われています。

人間のオッドアイのほとんどは後天性のオッドアイであると言われていますが、奥菜恵さんのように先天性の方もいらっしゃいます。

あの戦国武将もオッドアイかもしれない

歴史上の人物にもオッドアイだったのではないかと言われている人物がいます。それが「伊達政宗」です。眼帯がトレードマークの戦国武将が実はオッドアイであったのではないかと言う説があります。

伊達正宗は幼少期に患った「疱瘡」です。伊達正宗は「疱瘡」を患い、その影響で右目を失明してしまい隻眼となってしまいます。このことにより、彼の呼び名が「独眼竜正宗」と呼ばれることとなります。

しかし、伊達正宗がオッドアイではないかと言われている説では、失明説が間違いではないかと言われています。伊達正宗が眼帯で隠していた右目は実は青かったのではないかと考えられ、伊達正宗もオッドアイであるという説が存在します。

残念なことに確かな証拠は残されておらず、真相は闇の中のままです。

オッドアイの猫が生まれる確率

オッドアイの猫は珍しいと言われていて、それは圧倒的な数の少なさが証明しています。多くの猫の両目は同じ色であるのが当たり前です。

その中でも遺伝子の中にある色素以上が引き起こすオッドアイは、白い猫に多くあらわれると言われています。ですが、白い猫でも必ずしもオッドアイになるとは限りません。

白猫がオッドアイになる確率

色素以上の関係で白猫にオッドアイが多いのですが、まず全身真っ白の猫が生まれる確率がそもそも低いことをご存知でしょうか。実は、白猫が生まれる確率は全体の約5%程度だと言われています。この時点でオッドアイの猫が誕生する確率がかなり低くなることはご理解頂けるでしょう。

そしてその中から生まれた子猫がオッドアイになる確率は約25%と言われています。この数字を見ると予想より多いと感じるでしょう。しかし、全体の5%としか誕生しない子猫の中の25%なので、絶対数はかなり少なくなります。

白猫以外のオッドアイの確立

白猫にオッドアイが多いということはご理解いただけたでしょう。ですが、白猫以外の猫にもオッドアイは発生します。しかし、オッドアイになることについての研究場あまり進んでおらず、白猫以外のオッドアイになる確率は不明のままとなっています。ですが、その数はとても少ないものであることはお分かり頂けるでしょう。

ちなみに、オッドアイが比較的発生すると言われている猫種は

ターキッシュアンゴラ
ターキッシュバン
ジャパニーズボブテイル

この3種の猫があげられます。

ジャパニーズボブテイルの場合は、真っ白な猫が存在することは極稀で、実際は白い毛が混じった固体にオッドアイが多く見受けられます。

人間がオッドアイになる確率

まだまだ分からない事が多いオッドアイの特徴を追っていくうちに、先ほどお話しした「人間」にもオッドアイが存在するという話の中にも、オッドアイになる確率が出てきます。人間がオッドアイになる可能性は、恐らくどの動物よりも低いのではないかと言われています。

人間がオッドアイになる確率は、統計からみて白人がおよそ0.06%、黄色人種はさらに確率が低くなりおよそ0.0001%となります。この数字から、奥菜めぐみさんのオッドアイは驚くほど希少なものであることが見えてきます。

オッドアイには双子が多い?

インターネット上で最も有名な美しい双子の白猫をご存知でしょうか。ロシアのサンクトペテルブルクに住む「アイリス」と「アビス」がそうです。

インスタグラムでも大変有名なこの2匹の姉妹猫は、全身が見事なまでに真っ白で、二匹ともオッドアイの美しい瞳をしています。その美しさは神々しさすら覚えるほどで、神秘的場魅力に見る人の心を奪います。

しかし、オッドアイに双子の猫が生まれる確率が高いかどうかは分かっていません。ただでさえ絶対数が少ないので、調べるのにも困難を極めるので未知数となっています。ですが、遺伝子の異常でオッドアイの猫が誕生することを考えると、双子の猫がオッドアイになる可能性が高くなる可能性は捨てきれません。

オッドアイの猫の寿命

オッドアイの猫について調べていると、必ずついて回るのがその寿命の短さについての説です。実際、オッドアイの猫が短命と言うのはとても有名話です。遺伝子異常から起こるということは、少なからずその寿命に影響を与えてしまうのも仕方のない事です。

寿命とは直接関係がない可能性もありますが、実はオッドアイの白猫のおよそ30%が「聴覚」に異常を抱えています。そしてその聴覚異常のほとんどがオッドアイと同じく「片方」の耳にだけあらわれています。

また、遺伝子異常は体の中にも大きな影響を与えます。正常であればきちんと働く免疫力や抵抗力が、遺伝子異常があることで正常に働くなる確率がアップします。あくまでも可能性・確率の問題ではありますが、このせいで病気や怪我が治りにくいなどをお越し、短命になってしまうのではないかとされています。

オッドアイの猫が幸運・幸せを呼ぶと言われる理由

オッドアイの猫は希少価値が高く珍しいことから、幸福の使者として扱われてきました。しかし逆に珍しすぎることから薄気味悪い存在として扱われてきたのも事実です。

日本でオッドアイが幸福の使者と呼ばれる理由には、招き猫が影響を与えているという説があります。日本の幸福のシンボルである「招き猫」がどう関係あるのでしょう。

白猫は吉兆の印

招き猫の姿を想像する時、その体は真っ白であるはずです。稀に黒や金色などもありますが、大半が真っ白な体をしています。このことからわかるとおり、日本では古来から白猫は縁起の良いものとして重宝されてきました。

白猫は神様の使いである、白猫が前をとおり過ぎると良いことが起こる前兆であるなど、吉兆の印とされてきました。一説では、白猫は家を守る存在であるというような言い伝えもあるほどです。

オッドアイには白猫が多いことから、幸福の使者として名前があがります。

日本で縁起の良い「金目銀目」

日本人はとかく色を大切にする人種です。その中でもおめでたい色としてあげられるのが「紅白」や「金銀」です。

日本ではオッドアイの猫を「金目銀目」と呼ぶことがあります。オッドアイの猫の瞳が実際に金色と銀色になることはありませんが、片方の瞳が「黄色系」で、もう片方が「青」または「灰色」系の場合のオッドアイの猫を「金目銀目」と呼びます。

日本人が大切にし、古くから信じ続けている縁起の良い色の瞳を持つことは、吉兆の印と言われるのは火を見るより明らかです。

オッドアイの猫は販売しているのか

オッドアイの猫は大変珍しく貴重な存在です。ですが、全く手に入らない存在と言うわけではありません。もちろん、ペットショップに足を運べばオッドアイの猫を購入することも可能です。

オッドアイの猫の価格は高い?

希少価値はありますが、オッドアイであるから価格が高騰するということはありません。どちらかといえば、オッドアイであることよりも猫の種類や、血筋などが価格に反応されます。むしろ遺伝子異常を持つ個体であることから、病気や怪我などのトラブルが懸念されるため売れにくい可能性もあることから値段は高騰しないと考えるのが当然です。

オッドアイの猫が欲しいときの入手方法

ペットショップにいけば必ずしもオッドアイの猫が手に入るわけではありません。ではどうすればオッドアイの猫を確実に手に入れることができるのでしょう。

オッドアイの猫をもつブリーダー

一番確実なのは、同じ血筋を辿ることです。そうなるとペットショップに入荷をするのを待つよりも、ブリーダーの手を介するほうが入手できる可能性がアップします。

まず白猫を多く扱っているブリーダーを探し、そこからオッドアイの猫を探していることを告げ、オッドアイの子猫が生まれたら譲っていただけるよう段取りをつけるのがベストです。また里親のネットワークを通じてオッドアイの猫を探してもらえる可能性もあります。

どうしてもオッドアイの猫が欲しい場合は、ブリーダーを探すか、ペットショップに相談して入荷するのを待つ、ブリーダーを紹介してもらうなどの方法があげられます。

神秘的で美しい瞳に魅入られる「オッドアイ」の猫

幸福をもたらす吉兆の印、オッドアイの猫についてお話をしてみました。

幸福の使者であること、神秘的な魅力があることで人気は高いのですが、手に入れることが困難であり、遺伝子異常があることから飼育するにも覚悟が必要となります。ですが、人間の飼育下で生活することができれば、リスクもかなり軽減されます。

きちんとそのあたりを理解したうえで一緒に生活することができれば、説いても素晴らしい事です。

貴重な存在であるオッドアイの猫に、出会うことがあれば、それはとてもラッキーなことと受け取ってください。

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