犬にぶどうを食べさせてはいけないってデマなの?理由や他の危険な食べ物も解説
更新日:2024年10月02日
カフェインは中枢神経を刺激して興奮させる作用があります。コーヒーを飲みすぎてしまった際に、めまいや下痢、吐き気などの症状がでた経験はありませんか。その状態をカフェイン中毒というのですが、犬も例外ではありません。
まして、人間より体が小さい犬は少量でも過剰摂取となってしまい、重症化する危険性があります。カフェインを含む食べ物や飲み物は、絶対に与えないようにしましょう。
カフェイン中毒の症状は主に興奮、嘔吐、下痢、呼吸不全やけいれんなどがあり、致死量は体重約1kgあたり約100mg~200mgだと言われています。カフェインレスなら大丈夫というデマ情報がありますが、カフェインレスはカフェインゼロではないので絶対に与えないでください。
まして、人間より体が小さい犬は少量でも過剰摂取となってしまい、重症化する危険性があります。カフェインを含む食べ物や飲み物は、絶対に与えないようにしましょう。
カフェイン中毒の症状は主に興奮、嘔吐、下痢、呼吸不全やけいれんなどがあり、致死量は体重約1kgあたり約100mg~200mgだと言われています。カフェインレスなら大丈夫というデマ情報がありますが、カフェインレスはカフェインゼロではないので絶対に与えないでください。
アルコール
ワイン同様にアルコールは絶対に犬に与えてはいけません。
犬はアルコールの吸収がとても速く、少量でもすぐに意識が朦朧としたり呼吸や脈が弱くなったりします。また、アルコールの成分は体内に長く残るため、全身に影響を及ぼします。摂取してしまった場合は症状の有無にかかわらず、すぐに動物病院へ連絡し受診しましょう。
最近はお酒だけではなく、出先でのアルコール消毒が当たり前となり、身近にアルコールがたくさん見受けられるようになりました。散歩の際や一緒にお買い物に行く際に、うっかり舐めてしまわないように注意深く見てあげましょう。
犬はアルコールの吸収がとても速く、少量でもすぐに意識が朦朧としたり呼吸や脈が弱くなったりします。また、アルコールの成分は体内に長く残るため、全身に影響を及ぼします。摂取してしまった場合は症状の有無にかかわらず、すぐに動物病院へ連絡し受診しましょう。
最近はお酒だけではなく、出先でのアルコール消毒が当たり前となり、身近にアルコールがたくさん見受けられるようになりました。散歩の際や一緒にお買い物に行く際に、うっかり舐めてしまわないように注意深く見てあげましょう。
キシリトール
犬がキシリトールを摂取するとインスリンの分泌が促進され、低血糖を引き起こす危険性があります。キシリトール中毒の主な症状としては嘔吐や運動失調、低血糖や血が止まりにくくなる、虚脱などです。
最悪の場合は死に至る危険な中毒なので、少しでも摂取してしまった場合は含有量が記載されてあるパッケージを持って速やかに病院で受診しましょう。
個体差はありますが、犬の体重約1kgあたり約100mgで低血糖が起こり、約500mg以上摂取すれば急性肝不全が起こると言われています。
キシリトールは私たちの生活にとってとても身近なものであり、ガムなどのお菓子や歯磨き粉、マウスウォッシュやフロスなど様々なものに含まれています。うっかり愛犬が口に入れてしまわないように、日頃から手の届かないところにしまうようにしましょう。
最悪の場合は死に至る危険な中毒なので、少しでも摂取してしまった場合は含有量が記載されてあるパッケージを持って速やかに病院で受診しましょう。
個体差はありますが、犬の体重約1kgあたり約100mgで低血糖が起こり、約500mg以上摂取すれば急性肝不全が起こると言われています。
キシリトールは私たちの生活にとってとても身近なものであり、ガムなどのお菓子や歯磨き粉、マウスウォッシュやフロスなど様々なものに含まれています。うっかり愛犬が口に入れてしまわないように、日頃から手の届かないところにしまうようにしましょう。
食べても良いが注意しておいたほうが良い食べ物
ここまでの紹介で、意外と犬が食べてはいけないものは多く、食材によってはデマ情報だと思っていたという方も多いのではないでしょうか。
どれも中毒症状が重たいので、ドッグフード以外与えるのが怖いと感じてしまう飼い主の方もいると思います。
ここからは、犬が食べても問題はないが、与え方を注意しないといけない食べ物について紹介していきます。手作りご飯を与えたいけど、何をあげていいのかわからないという方は、是非参考にしてください。
どれも中毒症状が重たいので、ドッグフード以外与えるのが怖いと感じてしまう飼い主の方もいると思います。
ここからは、犬が食べても問題はないが、与え方を注意しないといけない食べ物について紹介していきます。手作りご飯を与えたいけど、何をあげていいのかわからないという方は、是非参考にしてください。
トマト
トマトはドッグフードにもよく使われている野菜で、犬に害のある成分は含まれていないため与えることができます。しかし、トマトに含まれるリコピンは犬にとって必須の栄養素ではなく、積極的に摂取する必要はないため、おやつやトッピングに取り入れる程度でよいでしょう。
注意していただきたいのは、トマトの茎、ヘタ、花、まだ青く熟していない実です。これらにはトマチンと呼ばれる中毒物質が含まれており、犬が摂取すると不調を起こす危険性があります。
また、加工品も危険です。加工品はトマトだけを使用したものは少なく、犬にとって有害な玉ねぎやニンニクが含まれていることがあるので、絶対に与えないようにしてください。
犬には完熟したトマトの実だけを与えるようにしましょう。
注意していただきたいのは、トマトの茎、ヘタ、花、まだ青く熟していない実です。これらにはトマチンと呼ばれる中毒物質が含まれており、犬が摂取すると不調を起こす危険性があります。
また、加工品も危険です。加工品はトマトだけを使用したものは少なく、犬にとって有害な玉ねぎやニンニクが含まれていることがあるので、絶対に与えないようにしてください。
犬には完熟したトマトの実だけを与えるようにしましょう。
ほうれん草
ほうれん草はビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、犬の健康に良い野菜です。
注意していただきたいのは生のほうれん草です。生のほうれん草には「シュウ酸」と呼ばれる物質が含まれており、このシュウ酸は尿路結石を引き起こす危険性があります。
シュウ酸は茹でることでほぼ無くなりますが、念のためほうれん草を与えるときはカルシウムとともに摂取したり水をたっぷり飲ませたり、細かく刻んで調理するようにしましょう。
注意していただきたいのは生のほうれん草です。生のほうれん草には「シュウ酸」と呼ばれる物質が含まれており、このシュウ酸は尿路結石を引き起こす危険性があります。
シュウ酸は茹でることでほぼ無くなりますが、念のためほうれん草を与えるときはカルシウムとともに摂取したり水をたっぷり飲ませたり、細かく刻んで調理するようにしましょう。
お肉全般
狼が先祖と言われる犬は、お肉が大好きです。お肉といっても種類は様々ですが、鶏、豚、牛、馬、羊など、人間が食べるお肉のほとんどの種類を犬も食べることができます。
注意していただきたいのは、私たち人間が食事をするときと同様に鶏、豚、羊などはしっかり加熱してから与えるということです。犬も私たちと同じように、サルモネラ菌や鮮度の悪いものは体に不調をきたします。
肉を与える際は蒸したり茹でたりして与えるようにしましょう。
また、おいしく食べてほしいからとソースやタレをかけると、別の中毒を引き起こしかねません。犬にとって有害な食品が含まれている可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。
注意していただきたいのは、私たち人間が食事をするときと同様に鶏、豚、羊などはしっかり加熱してから与えるということです。犬も私たちと同じように、サルモネラ菌や鮮度の悪いものは体に不調をきたします。
肉を与える際は蒸したり茹でたりして与えるようにしましょう。
また、おいしく食べてほしいからとソースやタレをかけると、別の中毒を引き起こしかねません。犬にとって有害な食品が含まれている可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。
レバー
レバーもお肉全般同様、生でなければ犬も食べることができます。生のレバーは食中毒や寄生虫の危険性があるため、絶対に与えないでください。
しかし、加熱されたものでもアレルギーや消化不良を起こす可能性があるため、愛犬が健康な状態のときに鮮度の良いものを与えるようにしましょう。積極的に摂取する必要もないため、トッピング程度に与えるのがおすすめです。
しかし、加熱されたものでもアレルギーや消化不良を起こす可能性があるため、愛犬が健康な状態のときに鮮度の良いものを与えるようにしましょう。積極的に摂取する必要もないため、トッピング程度に与えるのがおすすめです。
チーズ
チーズはカルシウムやたんぱく質が豊富で栄養価が高いため、犬の健康にも良い食べ物です。
しかし、犬にとっては高カロリーなので過剰摂取にならないように注意する必要があります。過剰摂取は高血圧、肥満、糖尿病を引き起こす危険性があります。あくまで、ご褒美やおやつ程度に少量与えるようにしましょう。
しかし、犬にとっては高カロリーなので過剰摂取にならないように注意する必要があります。過剰摂取は高血圧、肥満、糖尿病を引き起こす危険性があります。あくまで、ご褒美やおやつ程度に少量与えるようにしましょう。
ヨーグルト
初回公開日:2022年06月18日
記載されている内容は2022年06月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。