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犬と猫を一緒に飼う方法・注意点|ストレス/喧嘩/相性

更新日:2024年11月08日

犬と猫を一緒に飼う方法についてご紹介します。人間にとって身近なペットの代表格といえば、犬と猫です。よく「犬派」「猫派」なんて言いますが、どちらかに決めるなんてナンセンスですよね。どちらも可愛い存在です。犬と猫を一緒に飼う際の参考にしてみてください。

犬と猫を一緒に飼う方法・注意点|ストレス/喧嘩/相性
犬と猫を多頭飼いする場合の犬が多いケースについてです。犬は非常に情熱的なコミュニケーションを好む動物です。それに対して猫は飄々と過ごすのが好きです。犬の方が多い多頭飼いですと、猫には少しストレスになってしまいます。猫としては放っておいてほしいときも、昼寝を楽しみたいときも、犬は容赦なく遊びをしかけてきます。

そんな時は人間が猫をかばうようなことをしても逆効果です。放っておいてほしい時の猫は、とことん放っておいてほしいと考えています。猫より犬の方が多い家では、猫の避難場所となるように高い位置に猫の居場所を作ってあげましょう。平和的解決方法です。

犬と猫を一緒に飼う時の注意点

犬と猫を一緒に飼う時の注意点をご紹介します。犬と猫では食事にも世話の仕方も変わってきます。犬には大丈夫でも猫にはダメ、またその逆というようなケースも多々あります。犬と猫の違いを理解して、双方をきちんと尊重してあげてください。

先住が犬の場合

犬と猫を一緒に飼う場合の、先住が犬というケースについてご紹介します。犬は群れを作って生活する動物ですから、後からきた猫を受け入れやすいでしょう。最初の内はやきもちを妬いたりすることもあります。その場合は飼い主がきちんと先住の犬を優先し、犬の気持ちをケアするように心がけてください。

犬は遊び相手が来たと喜んで、過剰に猫にかまうこともあります。特に子猫で迎え入れた場合は、犬の情熱的な愛情表現に怯えてしまうことも考えられます。双方が慣れるまでは部屋を分けて飼育し、一日数時間ずつ対面させるなど工夫してあげてください。

先住が猫の場合

犬と猫を一緒に飼う場合の、猫が先住のケースについてご紹介します。猫は孤独を好む動物ですから、友好的な犬に抵抗を示します。自分の平和を侵されたと感じます。さらには飼い主が新しく人懐こい犬にばかりかまうようなことがあれば、猫は嫉妬で苦しむことになります。猫はかまわれるのは嫌うのですが、非常に嫉妬深い生き物でもあります。

どうしても感情表現豊かな犬に気を取られがちになりますが、先住猫のケアも忘れずに行ってあげてください。

具体的には、食事は必ず先に先住猫から与えることや、「おはよう」「ただいま」などの挨拶も猫の方からにしてください。犬は家族に順位を付ける動物ですから、犬にとっても自分の立ち位置が把握できて暮らしやすくなります。

食事

犬と猫では食べるものが違います。一つ例を挙げると、キャットフードよりもドッグフードの方が塩分が高めです。これは、猫は犬に比べて腎不全になりやすいためです。その他にも犬には消化できても猫にはできないもの、その逆もあります。

犬と猫に同時におやつをあげるとなると、どうしても同じものを与えてしまいがちですが、必ず犬用猫用を区別して与えてください。不安な場合は獣医師に相談をすることをします。家族として長く一緒に暮らすのであれば、ペットの健康は大切なテーマです。自己判断で与えないように気を付けてください。

ストレス

犬と猫は性質の違う動物です。お互いにストレスを感じることもあります。特に室内飼いの場合は、犬は散歩に出ますが猫は一日中室内で生活します。散歩をすることによって運動量も犬の方が多くなりますし、気分転換にもなります。室内で暮らす猫のストレスケアも心がけてください。例えば、一日に時間を決めて猫と遊ぶようにするなど、猫にも適度な運動をさせてあげてください。

犬と猫のどちらにもきちんと運動をさせること、飼い主が愛情を持っていることを示すことが大切です。また心のケアをきちんと行っていれば、ストレスによる夜鳴きなども防げます。

犬と猫は分かり合えるのか

犬と猫を一緒に飼う上で、彼らが分かり合えているのか、コミュニケーションはとれているのか、気になります。せっかくどちらも可愛く愛情いっぱいに育てているのですから、犬と猫同士も仲良くしてくれたら幸せです。犬と猫は一緒に暮らしていれば分かり合えるのかについて、ご紹介していきます。

会話

犬と猫の間で会話は成立しているのでしょうか。この答えは残念ながら藪の中といったところでしょう。犬と猫本人同士に聞いてみないとわかりません。獣医師によって、できているともできていないとも返答が違います。鳴き声が違いますから、人間同士のような明確な言語で会話しているということはありません。

テレパシーで会話をしているという説もありますが、証明されているわけではありませんので、はっきりとはわかりません。

ただし、犬と猫が明らかに協力していたずらをしたり、じゃれ合っている様子を見る限りでは、犬と猫は会話をしているといっていいでしょう。

スキンシップ

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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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