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カニンヘンダックスの性格は毛質によって違う?特徴や飼い方も紹介

更新日:2023年11月22日

カニンヘンダックスはとても友好的で人のことが大好きな愛らしい犬種です。性格や毛質によってお世話やしつけが変わってきます。メリットだけでなくデメリットがあることも理解し、ワンちゃんを飼育できる環境を整えて飼育することが大切です。

カニンヘンダックスの性格は毛質によって違う?特徴や飼い方も紹介
カニンヘンダックスは活発でとても人懐っこい性格のため、子供とも上手く生活することができます。遊ぶ時間をしっかりとってストレスを溜めないようにしてあげれば、飼育は比較的楽な犬種です。

もともと狩猟犬なので、良く吠えることが特徴でもあるので、無駄吠えに対するしつけがポイントとなります。

カニンヘンダックスの飼い方1:飼育環境

カニンヘンダックスは、夏は暑さに弱く冬は寒さに弱い、とても温度変化に影響を受ける犬種です。

そのため、お家の中で一緒に生活ができ、空調管理もしっかりできるお部屋で過ごせる環境が必要です。特にカニンヘンダックスは体が小さいため、暑さで熱中症になってしまわないように注意が必要です。

そしてもし、飼育する場所がフローリングなどのつるつるとした床なら、ワンちゃんが滑らないようなフローリングに変えるか、マットなどを敷いてあげてください。胴長の犬種のため、滑りやすい床では腰に負担がかかってしまいます。

また、カニンヘンダックスはとても寂しがり屋で甘えん坊な性格です。そのため、日中学校や仕事などでほとんど家にいない人や、家にいても家事や育児などでかまってあげる時間が少ない人は飼育が難しいでしょう。

カニンヘンダックスの飼い方2:運動

カニンヘンダックスは小型犬種なので、他の犬種ほど毎日必ずお散歩に行かなければいけないということはありません。しかし、カニンヘンダックスは活発でやんちゃな性格のため、運動不足だとストレスがたまってしまいます。

また、胴長のため腰を痛めやすい犬種です。そのため、運動不足で筋力が落ちたり、肥満になってしまうと腰に負担がかかります。

ストレス発散のため、そして体力維持のためにも、一日に1回は10分程度でいいのでお散歩に連れて行ってあげてください。

たまにドックランなどに行き、思い切り走らせてあげるのもストレス解消になるでしょう。

もし、どうしても外に連れ出してあげる時間が取れない場合は、お家の中で遊びをしっかりしてあげてください。カニンヘンダックスは元々は狩猟犬です。おもちゃやボールを追いかけたり、引っ張り合いっこをしてあげると運動不足の解消につながりますし、信頼関係も築けるでしょう。

カニンヘンダックスの飼い方3:餌

カニヘンダックスは比較的、嗜好性の強い犬種です。好き嫌いがはっきりした性格なので、一度嫌だと思った食べ物は食べてくれないことが多いです。そのため、ワンちゃんを迎える際はペットショップやブリーダーさんに、今まで食べていたエサの種類を聞き把握しておいたほうがいいでしょう。

子犬時期はたくさん栄養が必要です。成犬用のエサでは栄養が足りない場合があるので、ちゃんと子犬用のエサをあげる必要があります。

カニンヘンダックスのような小型犬は、およそ8ヶ月ほどで成犬用のエサに切り替えていきます。その場合、子犬用のエサに少しずつ成犬用のエサを混ぜていき、徐々に切り替えていくといいでしょう。

与える量などはワンちゃんの体重別に各ドックフードに記載されています。決まった量を与えてあげてください。もし途中エサを食べなくなる時期がきたら、犬用のミルクをエサにかけてあげたり、フードを変えるなどしてみるといいでしょう。

カニンヘンダックスの飼い方4:手入れ

カニンヘンダックスは特に臭いがきつい犬種ではありませんが、日々のお手入れは大切です。

スムースコートは毛が短いため日々のお手入れは比較的簡単ですが、毛が抜けやすいため毎日ブラッシングしてあげましょう。ラバーブラシがで、毎日のケアで抜け毛予防にもなります。

ワイヤーコートの毛質は固いです。この固い毛質を保つためには専用のトリミングナイフが必要にになり、家庭でのお手入れは難しいでしょう。そのため、無理をせずトリミングサロンへ行き、バリカンで整えてもらうのがいいでしょう。

ロングコートはコームを使い、毛をとかしていきます。ブラシよりも根元までとかすことができるため、皮膚のマッサージにもなります。スムースコートのように毎日とかしては逆に皮膚や毛を傷めてしまう場合があるので、3日に1回のお手入れが理想です。

もし自宅でお手入れが困難な場合は、最低でも1ヶ月に一度はトリミングに出してあげましょう。

カニンヘンダックスの性格から考えるしつけの仕方

カニンヘンダックスは活発で好奇心旺盛、またとても賢い犬種のため、比較的飼育が楽です。

ワンちゃんの性格を把握し、そのワンちゃんの性格に合ったしつけをしてあげましょう。

カニンヘンダックスのしつけ方法1:甘やかしすぎない

カニンヘンダックスは、とても言葉の理解力が高い賢い犬種です。そのため比較的しつけがしやすいといわれています。しかしその一方で頑固な性格でもあるので、子犬の時期から甘やかさずに辛抱強くしつけをする必要があります。

まずは子犬時期に、飼い主との上下関係をはっきりさせることが大切です。そうでないと、しつけをしようとしても言うことを聞いてくれなくなります。メリハリをつけ、叱るとき、褒めるときをしっかり区別させ、人間がリーダーになりましょう。

また、家族全員でしつけをする場合は、家族間でしつけをする言葉を決めておきましょう。人によって使う言葉が違うと、ワンちゃんも混乱します。

家族の一員として過ごしていくためにも、可愛がるだけでなくきちんとしつけをしてあげてください。

カニンヘンダックスのしつけ方法2:無駄吠えに注意する

カニンヘンダックスはもともと狩猟犬のため、よく吠える犬種です。ただ無駄に吠えているのではなく、理由があって吠えている場合がほとんどですが、あまり吠えすぎるとご近所との騒音問題にもかかわってきます。

まずは、ワンちゃんがどのような理由で吠えているかを考えましょう。

かまってもらいたいなど要求するように吠えている場合は、相手にしないこと。そうすると吠えても意味がないと理解してくれます。

音などに警戒して吠える場合は、まずは飼い主さんが側にいるから安心だとわからせたうえで、色んな音に慣れさせてあげましょう。

他のワンちゃんや人に吠える場合は、喜びや恐怖で興奮している場合が多いです。いきなりワンちゃんとの距離をつめるのではなく、徐々に近づかせ、ワンちゃんのタイミングで慣れさせてあげることが大切です。

それでもどうしても無駄吠えがなくならないというときは、安全な吠え対策の市販グッズなどに頼るのもいいでしょう。

カニンヘンダックスの性格を理解してしつけよう

カニンヘンダックスはとても友好的な性格で愛らしい犬種ですが、その反面とても頑固な性格だと全体を通して触れてきました。しかし、臆病な性格の子、神経質な性格の子、物おじしない性格の子など、いろいろな性格のワンちゃんがいます。

お家に迎え入れたカニンヘンダックスの性格を理解してあげ、その子の性格に合ったしつけをしてあげることがワンちゃんとの信頼関係を気づくうえで大切なことです。

カニンヘンダックスに限らず、ワンちゃんをお家に迎えようとしているのであれば、そのワンちゃんが可愛いからという理由だけでなく、その先にある一緒に暮らしたときの対策や、しつけの大変さなども考える必要があります。

自分が想像してたのと違った、などということにならないように、きちんと下調べをしてください。飼い主さんが愛情をもってしっかりとしつけをすることで、ワンちゃんとの暮らしがよりよくなるでしょう。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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