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飼育になヌマエビの種類5選|特徴や値段などをご紹介

更新日:2024年08月07日

ヌマエビはアクアリウムや熱帯魚のタンクメイトとして親しまれています。ヌマエビの種類は豊富でどの種類を飼育すればいいのか悩む方も多いでしょう。この記事は飼育が簡単なヌマエビの特徴や値段などを紹介しています。ヌマエビを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。

飼育になヌマエビの種類5選|特徴や値段などをご紹介

ヌマエビとは?

飼育になヌマエビの種類5選|特徴や値段などをご紹介
ヌマエビは熱帯や亜熱帯、温帯の淡水域に生息する比較的小さいエビです。

体の大きさは1cm~数cmほどで、川や湖、池などの淡水域で見られ、日本では西日本や南西諸島に種類が多く生息しています。

種類ごとに水温や水質、光量など環境の好みに違いがあります。汚染にとても弱く、生息地に農薬などが流入するとすぐに死んでしまうので、ヌマエビ類がいる環境は豊かな自然が残っているという証明にもなります。

ヌマエビの生態

ヌマエビは雑食で藻類や生き物の死骸、生き物由来の物質の破片などのデトリタスを食べ、ほとんどのヌマエビは一生を淡水域で過ごします。

5対の歩脚のうち2対が鋏脚となっており、歩くときは後ろの3対を使います。

飼育が簡単

ヌマエビ類は飼育しやすく、アクアリウムでの観賞用や熱帯魚やメダカと共存共生するタンクメイトとして広く親しまれています。

特にヤマトヌマエビは他のヌマエビ類に比べると丈夫な種類で、またミナミヌマエビは水面が凍るほどの低温や、夏でも風通しの良い日陰なら耐えられるので飼育しやすいと言われています。

温和な性格

熱帯魚のタンクメイトとして親しまれるヌマエビ類はおとなしく、熱帯魚やメダカなどの小魚たちを襲うことは滅多にない温和な性格をしています。

温和な性格ですが動きは活発で水槽内の藻類を食べることから掃除屋の面もあり、また色鮮やかな種類もいて見栄えもすることからヌマエビをメインに飼育する愛好家も多くいます。

繁殖が簡単

ヌマエビ類は春から秋にかけて1度に数十から数千の卵を産み抱卵します。卵が孵るまで大事に抱えているので特に必要な処置もなく、気づけば増えていたということもあるほどです。

種類によっては孵化した後、海へ出て成長してから川を遡上する両側回遊型のエビもいるので、孵化後に別の水槽へ移す必要があります。

残餌や枯れた水草を食べる

ヌマエビは雑食で水槽内の藻類やデトリタス、他の魚の残餌や枯れた水草を食べます。

餌が残ったり水草が枯れて起こる水質汚染を防いでくれる他にも、排泄物やエビの脱皮殻なども食べるので水槽内が綺麗に保たれることから掃除屋としても大変重宝されています。

ヌマエビ飼育に種類1:ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビはヌマエビ科ヒメヌマエビ属に分類され、マダガスカルやフィジー、日本などインド太平洋沿岸の河川に広く分布しているるエビの一種です。

日本では日本海側では鳥取県以西、太平洋側では千葉県以南、暖流が流れる海に面した川の上流域渓流や中流域に生息しており、水温は10℃~26℃、水質は中性~弱アルカリ性を好みます。
値段100円前後
飼育しやすさ★★★★☆
大きさ35~45mm
寿命2~3年

ヤマトヌマエビの特徴

ヤマトヌマエビの体の色は半透明の淡い青色から緑褐色、体には線状に黒っぽい赤の斑点が並んでいてオスは点線状、メスが破線状になっています。

日本の淡水エビの中では大型の部類で、産卵は小さい卵を1000~4000個産む両側回遊型のエビです。

エビ類を水から出すと腹部の筋肉を使ってピチピチと跳ねますが、ヤマトヌマエビは跳ねずに歩きだすという珍しい特徴を持っています。

ヌマエビ類の中では大型のエビで、弱っている小魚を捕食することもあります。
次のページ:ヌマエビ飼育に種類2:ミナミヌマエビ

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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