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オカヤドカリの寿命は何年?餌や気温など気になる飼育方法について

更新日:2024年08月11日

オカヤドカリを飼う際に気を付けるべきポイントについてご存じでしょうか?本記事では、オカヤドカリの購入方法から、餌や水槽のレイアウトなどについても詳しくご紹介いたします。オカヤドカリの飼育を検討している方、実際に飼っている方も是非チェックしてみてください。

オカヤドカリの寿命は何年?餌や気温など気になる飼育方法について
性別の見分け方は、ぱっと見ではわかりにくいです。オカヤドカリは10本の脚があります。そのうちの第3脚の付け根あたりに生殖口(小さい穴)があればメスです。オスは第5脚の付け根あたりに生殖突起物があります。

ですが、オカヤドカリは貝殻を背負っているため正直非常に性別を特定しづらいです。だからといって、貝殻から引きずり出すことは絶対にNGです。

繁殖について

オカヤドカリは陸で産卵しますが、孵化する直前に海中に入り子供は海中で生まれます。オカヤドカリの子供は非常に小さく、海洋を漂うプランクトン生活を送ります。

オカヤドカリが10年生きるとしたとき、その寿命の20%、2年の間じっくり成長して大人になります。

生まれたばかりのプランクトン生活を送っているオカヤドカリも大変かわいらしいですが、残念ながら飼育するのは非常に難しいです。

オカヤドカリの種類

オカヤドカリは全世界で15種、日本では7種確認されています。ペットショップでオカヤドカリとして流通しているのは主に3種類です。

それぞれの特徴を紹介していきます。

ナキオカヤドカリ

海辺に近い陸地に生息しています。若い個体はカラーバリエーションに富んでいますが、成長していくにつれて褐色が強くなる傾向にあります。

1番の特徴はその名前にある通り鳴くことです。貝殻の内側を足でひっかくことにより、ギュイギュイといった音を出します。

オカヤドカリ

海辺よりも内陸寄りに生息しています。全身が褐色です。ムラサキオカヤドカリやナキオカヤドカリと違い、オカヤドカリは音を出しません。

オカヤドカリの音はそこまでうるさいことはないですが「マンションなどの集合住宅、木造の建物で暮らしているから騒音が大丈夫か気になる」という人にはこの子がおすすめかもしれません。

ムラサキオカヤドカリ

海辺に生息しています。若い個体は赤や白などカラーバリエーションに富んでいますが、成長していくにつれて紫色が強くなる傾向にあります。発音器を持っているので、ムラサキオカヤドカリもナキオカヤドカリと同じような音を出します。

ナキオカヤドカリと見た目が似ていますが、眼柄(がんぺい)と呼ばれる目の柄の部分の下にある暗色の模様の有無で見分けることができます。模様があるほうがムラサキオカヤドカリです。

入手方法と値段について



オカヤドカリは国の天然記念物に指定されているため、許可を得て捕獲されたオカヤドカリを購入しましょう。最近はペットショップでもよく見かけますし、オンラインショップでも購入することができます。

値段は1匹あたり300~1000円ほどです。オカヤドカリの大きさによって値段が変わり、大きい個体ほど値段が高いです。

オカヤドカリを飼うときにかかるおおよその費用



オカヤドカリが過ごすための環境を作るには、1万円前後で準備できます。犬猫と比べるとかなり安価です。

寒い季節になると、ヒーターを設置しなければならないので電気代が少しプラスされます。

オカヤドカリの飼育に必要なもの



オカヤドカリを飼育するためには、以下の器具が必要になってきます。
  • 底砂
  • シートヒーター
  • 貝殻
  • 水槽
  • 水入れ
  • 流木
  • シェルター
  • 湿度計
  • バックスクリーン
  • 人工海水
  • フタ
  • ガジュマル
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初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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