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ミナミヌマエビの水槽の立ち上げに必要な物は?方法や注意点を紹介

更新日:2024年08月11日

ミナミヌマエビの飼育にはどんなものが必要なのでしょうか。この記事では飼育用品の紹介や水槽の立ち上げ方などを詳しく解説しています。飼育に関する重要なポイントにも触れているので、これからミナミヌマエビの飼育を始める方は是非チェックしてみてください。

ミナミヌマエビの水槽の立ち上げに必要な物は?方法や注意点を紹介

カルキ抜き

こちらは古くからアクアリウム用品を幅広く取り扱っている「テトラ」というメーカーが販売しているカルキ抜きです。

カルキ抜きには液体状のものと固形状のものがあります。液体タイプのものは量を測りやすくすぐに溶けるのがメリットです。また固形タイプのものは安価で1粒だけでも大量の水のカルキ抜きができます。

水道水に含まれるカルキは人間には無害でも、ミナミヌマエビなど全ての水棲生物にとって有害なものです。カルキ抜きは水槽の立ち上げ時だけでなく、水換えのたびに必ず行いましょう。

バクテリア

バクテリアは水槽内の有害物質を分解してくれる細菌のことで、バクテリアがどれだけうまく活動しているかによって水槽内の環境がだいぶ変わってきます。

バクテリアは時間をかけてゆっくりと水槽内に棲みつくので、立ち上げたばかりの水槽はまだ不安定な状態です。バクテリア剤を添加することでバクテリアが早く水槽内に定着することを手助けしてくれます。

バクテリア剤は水槽の立ち上げ時に使うことが多いですが、立ち上げた後水質維持のため水換えの時に入れることもあります。

水草

水草の役割は水槽の見た目をよくするだけではありません。
ミナミヌマエビたちの隠れ家になるのはもちろん、水草に生えたコケが餌になります。


ペットショップに行くとさまざまな水草が販売されています。購入する際には必ず無農薬の水草を選びましょう。農薬は魚には無害でも、小さなミナミヌマエビは敏感なので残留している量によっては大きなダメージを受けてしまいます。

ミナミヌマエビに向いている水草はウィローモス、マツモ、アナカリスなどの柔らかく隠れやすいものがおすすめです。

水温計

水温を把握しておくことはミナミヌマエビをはじめ水棲生物を飼育する上で重要です。
水温計は現在デジタルのものが販売されており、アナログタイプの水温計に比べて水温が一目で見やすいのでおすすめです。

ミナミヌマエビは急激な水温の変化に弱い生き物です。
適温である20~26℃の範囲で飼育してあげましょう。
もしヒーターが故障した際水温計を設置していれば早く対処することができます。

クーラーとヒーター

ミナミヌマエビは水温が5~26℃の間であれば飼育することができますが、15℃以下になると動きが鈍くなってしまい、反対に水温が30℃と高すぎると命の危険があります。

特にミナミヌマエビは暑さに弱いです。真夏のエアコンがついていない部屋だと危険な水温になりエビたちが死んでしまうことも十分あり得ます。

水槽用クーラーは飼育水の温度が上がりすぎないよう自動で調節してくれるので大変便利です。
ただ少々高価なのがデメリットです。
小さな水槽だと水槽用ファンを使うのもおすすめです。
次のページ:水槽の立ち上げ方

初回公開日:2022年08月29日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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