Search

検索したいワードを入力してください

カブトエビの寿命はどれくらい?飼育に必要なものやポイントも紹介

更新日:2024年02月23日

この記事ではカブトエビの特徴や生態、寿命を解説します。これを読めば「飼育セットや田んぼでカブトエビを手に入れたけど長生きしない」といった悩みを解消できます。また、カブトエビを知る一環としてカブトガニとの違いも紹介しています。ぜひ目を通してみてくださいね。

カブトエビの寿命はどれくらい?飼育に必要なものやポイントも紹介

冬用のヒーター

カブトエビの活動は水温12〜25度が適温とされています。室内飼育で冬場の水温が12度以下になりそうな時は、ヒーターを取り入れてみましょう。

カブトエビの寿命を伸ばすためにも、適切な水温管理を心がけたいものです。

カブトエビを飼育するときのポイント


カブトエビを飼育するためのアイテムが揃ったら、実際に飼育を始めてみましょう。

カブトエビの飼育をする際に注意しておきたいポイントを解説します。
  • エサの頻度や量に気をつける
  • 水や水温に気を配る
  • 水換えを慎重に行う

エサの頻度や量に気を付ける

田んぼに生息しているカブトエビは、太陽光によって発生する微生物を食べています。そのため、室外で荒木田土を敷いた容器でカブトエビを飼育する場合は、エサについてそれほど注意は要らないでしょう。

室内で水槽を用いて飼育する場合、熱帯魚用のフレークフードをカブトエビに代用できます。飼育セットの場合は添付されているエサでも構いません。

カブトエビはエサを取る時に土をかき回すため、与えるエサの量が多いと土が濁り、水が汚れてしまいます。一方、エサが少なすぎると共食いする可能性があります。

与えたエサをカブトエビがどのように食べているか観察して、適量を見つけましょう。

エサの頻度は、孵化してから1週間はエサを与えないようにします。1週間が経過したら1日おき、孵化して1か月が経過したら、2週間に1回ほどが適切です。

水や水温に気を配る

カブトエビの活動に適した水温は12〜25度です。室内で飼育する場合はヒーターなどを用いて、適温にできるように心がけましょう。

夏の暑い時期は、日陰や風通しの良い場所に水槽を移して様子を見ます。それでも水温が高くなってしまう場合は、水槽より大きい洗面器やタライに氷水をつくり、その中に水槽を入れて水温を下げます。

また、水は汲み置きしていたものを使用します。汲み置きした水とは、汲んでから1〜2日経過した水のことです。水道水の塩素(カルキ)が抜ける、冬場であれば水温が15〜18度まで上げられるといったメリットがあります。

ただし、3日以上放置した水は雑菌が発生してしまうので気をつけましょう。

水換えを慎重に行う

ろ過器やエアレーションを使用している場合は問題ありませんが、水換えを行う環境でカブトエビを飼育している場合は、水換えは慎重に行いましょう。

1回の水換えで水槽の3分の1ほどの水を変えます。水は汲み置きしておいたものを使用しましょう。水槽の水と入れ替える水の温度はできるだけ同じにします。

水深が浅い環境なら、お玉を使うと水がすくいやすいです。水が濁らないよう、静かに注ぎましょう。

混泳はできるの?


カブトエビはメダカ、小型の金魚や熱帯魚と混泳できるとされています。食欲旺盛なカブトエビですが、魚を捕まえることはできないからです。

ただし、カブトエビ同士の共食いは珍しくありません。共食いを防ぐためには、エサの量を少なくしすぎないこと、底面積30cm×40cmの容器に2〜3匹のカブトエビを飼育するといった点に気をつけましょう。
次のページ:カブトエビの寿命を知って大切に育てよう

初回公開日:2022年09月27日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related