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初心者でも簡単!オカヤドカリの飼育方法|餌/飼育セット/臭い

初回公開日:2017年10月31日

更新日:2020年09月19日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

オカヤドカリというヤドカリをご存知ですか?実は、海の生物の中で初心者でも飼育しやすいのがヤドカリなのです。毎日忙しくて癒しが欲しい人に、オカヤドカリが癒しを与えてくれるのでです。オカヤドカリの飼育方法をまとめたので、参考にしてみてください。

初心者でも簡単!オカヤドカリの飼育方法|餌/飼育セット/臭い

オカヤドカリの飼育方法

オカヤドカリの飼育って難しいの?

オカヤドカリとは、熱帯地方に生息するヤドカリの仲間です。オカヤドカリの平均体重は、殻のない状態で3グラムほどです。普通に飼育していれば5年から10年は生きられます。

オカヤドカリは、海の生物の中では飼育が比較的簡単です。世話に手間がかからないため、長く一緒にいられます。餌も少食で、なんでも食べてくれます。そのため、ペットを飼いたいけど忙しくて世話に手間をかける時間が無い方にもです。

オカヤドカリの餌について

ヤドカリは雑食であり、なんでも食べてくれます。栄養バランスを考慮しなければ、餌に困ることはありません。1日小指の先ほどの餌で十分です。ここでは、主な3種類の餌を紹介します。

ヤドカリ用フード

ヤドカリ用フードはペットショップやホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。ヤドカリ用フードは栄養バランスを考えて作られているため、主な餌として与えてください。

肉や魚、野菜や果物

肉や魚は、ヤドカリにとってタンパク質の補給になり、野菜や果物は、食物繊維やビタミンの補給になります。サツマイモやレタスなどの野菜や、リンゴやカキなどの果物も好んで食べてくれます。白米やパンも植物性なので、たまに与えても大丈夫です。

真水

餌とは別に真水を飲み物として与えてください。水道水の場合は、カルキ抜きを忘れないようにします。

オカヤドカリに必要な水

ヤドカリは、体が乾燥してしまうとエラ呼吸ができずに死んでしまいます。ろ過した水や1日放置してカルキを抜いた水を与えてください。ヤドカリ用の水も販売されていますので、利用しましょう。

オオヤドカリには砂も必要なの?

オカヤドカリは、乾燥や暑さ、寒さから身を守るために砂に潜る習性があります。そのため、飼育する場合は、市販されている砂や、川砂で10センチ程度の深さの砂場を作ってあげましょう。60センチの水槽であれば、20キロほどの砂で十分です。砂はペットショップなどでも販売されています。

オカヤドカリの飼育環境

オカヤドカリは、特に寒さに弱いです。冬場は砂の補充だけではなく、シートヒーターを準備しましょう。そして、水槽内の温度を20度から25度に保つようにします。10度以下になると死んでしまいますので、注意が必要です。

湿度は、60〜80%に保つようにしてください。シートヒーターを蓋の裏に貼り、温度と湿度の管理をしっかりして過ごしやすい環境を作ってあげましょう。

オカヤドカリに必要な貝殻

オカヤドカリは、脱皮をして大きく成長し、そのたびに貝殻を変えていきます。入口の形に関係なく、右巻きの貝殻を準備しましょう。オカヤドカリを飼育するにあたって、貝殻は絶対に必要になります。海岸でひろってくるだけでなく、ペットショップでも売られているため、ケースの中にいろいろな貝殻をたくさん置いてあげてください。

オカヤドカリには海水も必要?

海水は、常に準備しておく必要はありませんが、週に一度ほどは海水を用意してあげてください。そうすると、オカヤドカリの脱皮が成功しやすくなります。人口海水もペットショップで売られているため、簡単に手に入れることができます。ただし、自宅にある塩で人口海水を作ることは絶対にやめてください。

飼育するケースについて

オカヤドカリを飼育するためには、ケースを準備する必要があります。ヒーターを使うため、プラスチック製よりガラス製がです。

オカヤドカリは飼育する数によってケースの大きさが変わります。5匹までであれば、60センチほどの水槽を準備します。また、オカヤドカリは透明の壁を認識することができません。そのため、水槽にフィルムを張って覆ってあげてください。

オカヤドカリの飼育で気を付けてほしいこと

オカヤドカリを飼育するうえで、特に気を付けてほしいことを紹介します。

飼育するうえで気を付けること

温度の管理

オカヤドカリは、温度が低すぎると死んでしまいます。そのため、飼育時の温度管理には十分気を配ってください。ゲージ全体をあたためる必要はないので、オカヤドカリが快適な温度で過ごせる場所を一箇所作ってあげましょう。適温は25度前後です。夏は30度以外、冬は20度以外になるようにしましょう。ヒーターなどをつかって温度調節すると効果的です。

湿度の管理

オカヤドカリのケースの中は、湿度70%を保つ環境にしてあげてください。湿度を保つためにも、飲水は欠かさずケースの中にいれてあげましょう。そうすることによって、湿度の管理がしやすくなります。

とくに、脱皮の際は湿度が低いと脱皮に失敗する可能性があるため、乾燥が気になる場合は、霧吹きをしてあげましょう。ケースの中に植物を植えると湿度を保ちやすくなります。

脱皮について

オカヤドカリが死んでしまうタイミングとして、1番多いのが脱皮の瞬間です。オカヤドカリの脱皮は、大きくなればなるほど命がけになっていきます。そのため、もし失敗すると死んでしまいます。

脱皮の時期は、なるべく近づかずに、とにかく放置しておくことが大切です。他のオカヤドカリを近づかないようにさせ、湿度を保ち、海水を入れて見守ってあげましょう。オカヤドカリの脱皮は1〜2か月ほどかかります。過剰に世話をしたりせず、気長に待ってあげることが大切です。

混泳できるの?

これまで説明したように、オカヤドカリは温度や湿度などの細かい飼育環境が必要であるため、他の生物との混泳はあまりできません。カニ類をおなじ水槽に入れると喧嘩してしまい、カメと同じ水槽に入れると食べられてしまいます。オカヤドカリは、単体での飼育をします。

ヤドカリに必要な設備とヤドカリの飼育セット

オカヤドカリの飼育に必要な設備をご紹介します。オカヤドカリを飼育するために必要な設備は、「水槽」「砂」「シートヒーター」「温度計」「シェルター」「貝殻」の6つです。この6つがあればオカヤドカリの飼育環境が整います。他にも、水入れや植物などを水槽内にいれてもいいです。植物を入れると、オカヤドカリが登っていく姿を見ることができます。

以下のように飼育の際に必要な設備がひととおり揃った飼育セットも販売されていますので、参考にしてみてください。

マルカン ヤドカリランド 飼育用品セット YD-02

オカヤドカリを飼育するときに便利な飼育セットです。セットで買うことにより迷わずにすむためです。

シーズン前に頂いたオカヤドカリに購入。
まだホームセンター等でも飼育セットが入荷されていなかったので、こちらで購入できてよかったです。
ヤドカリだちも快適なようです!

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R368P1EOS1AB... |

オカヤドカリの臭いの原因と対策

においの原因ってなに?

オカヤドカリを飼育していると、においが気になってくることがあります。実は、オカヤドカリ自体がくさいのではなく、砂や食べ物の腐敗したにおいと発生した微生物やカビがにおいの原因です。掃除していても、きちんとした対策をしなければにおいは消えません。これから、においの対策についてご紹介していきます。

においがしなくなる対策

まず、主なにおいの原因である餌の腐敗と微生物やカビについてですが、餌の入れ物をこまめにかえることや、ケースの中をこまめに掃除することでにおいはほとんど消えます。

砂のにおいの対策としては、粒の細かいサンゴ砂というものを使うとにおいが軽減されます。粒の粗いものを使ってしまうと脱皮のときに失敗しやすくなってしまうため、できるだけ細かい砂を使うようにしましょう。そして、砂やケースなどは、洗ったあとは、よく日光にあてて乾燥させてから使いましょう。

オカヤドカリに多い病気

脱皮不全について

オカヤドカリも病気にかかることがあります。ですが、実際にどんな病気にかかるのかはわかりません。オカヤドカリの体調をよく観察して体調を判断する必要があります。

オカヤドカリの死因でもっとも多いのが「脱皮不全」です。脱皮不全とは、上手に脱皮することができずに死んでしまうことです。脱皮に気付いたら、ストレスを与えないようにできるだけそっとしておいてあげましょう。複数飼いの場合、可能であれば他のオカヤドカリは隔離してください。

脱皮の間は、砂の掃除も控えておき、湿度70%を保つようにします。湿度が低すぎると脱皮に失敗する確率が上がってしまいます。脱皮後の皮はオカヤドカリがカルシウムの補給として食べるのでそのまま置いておきましょう。

貝殻について

オカヤドカリは、危険を感じると貝殻に身をひそめる習性があります。貝殻から出てこなくなった場合は、危険を感じたため出てこなくなっている場合があります。少し時間がたってから元気に出てくれば問題ありません。

しかし、ずっと貝殻に引きこもったままの場合だと、どこか体調が悪い可能性があります。原因の特定が難しいため、対処の方法があまりありません。水槽内の掃除をしてあげたり、温度や湿度の飼育環境を見直してあげましょう。

貝殻からすぐにオカヤドカリが抜け出してしまうこともあります。貝殻から抜け出して何日もそのまま過ごしている場合は注意が必要です。この場合、飼育環境によってストレスを感じている可能性が高く、このまま放置しておくと、他の病気になってしまう可能性があります。

オカヤドカリが貝殻から出たままの場合は、飼育環境を見直してください。砂や水が汚れていないか、餌が腐っていないかどうかを特に確認してください。

オカヤドカリの飼育のレイアウト

オカヤドカリを飼育するケースは、脱走防止のために蓋付きのものを選ぶようにしてください。ケースの中に砂をしいたら、砂の上にオカヤドカリが歩いたり登ったりできるアスレチックのようなものを作りましょう。

オカヤドカリは力持ちなので、軽いアクセサリーはしません。できるだけ重いものを選ぶか、石などをくくりつけて動かないようにしましょう。オカヤドカリのケースの中に、オカヤドカリが隠れることのできる隠れ家を作ってあげると、オカヤドカリがリラックスできます。

ケースの中に、ガジュマルやアダンなどの植物を植えてあげるとオカヤドカリが喜び、食べたり、登って遊んだりしてくれるのでです。

オカヤドカリとまったり過ごそう!

いかがだったでしょうか。オカヤドカリは、海の生物の中では初心者でも飼育しやすくとても長生きしてくれます。ゆったり動くオカヤドカリを見ていると、気持ちが穏やかになります。

一生懸命貝殻を引きずって歩いたり、流木の上で寝ている姿はとても癒されます。オカヤドカリのしぐさや表情を見ていると、飽きずに観察することができるでしょう。

外出が多かったり、毎日忙しく働いていて、一緒に遊んであげられる余裕が無い人でも、気軽に飼育することができます。オカヤドカリが、家の中での癒やしになってくれることは間違いありません。飼育を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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