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金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因

初回公開日:2018年01月11日

更新日:2020年02月16日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

金魚は、大人から子供まで人気のあるペットです。上手に育てると卵を産んで、稚魚を育てる事ができます。多くの稚魚が誕生しますが、育て方が難しく成魚まで育たないケースがあります。金魚の稚魚を大きく育てる飼育方法を詳しくご紹介します。

金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因

金魚の稚魚の育て方

卵~ふ化

金魚が卵を産むと親の金魚が食べてしまうことがあるので、水草を別の水槽に移します。稚魚用の水槽は、ろ過装置は使わずに、緩くエアレーションと季節によってはヒーターを設置します。

水温を上げるとふ化しやすくなりますが、あまり早くふ化すると健康的に成長しにくくなります。水温は20度前後で保つようにしましょう。卵を観察していると、有精卵は透明になってきて、無精卵は白く濁ってきます。無精卵は傷んで雑菌が発生しますから、確認できたら取り除きましょう。

ふ化して2~3日

無事に稚魚が誕生すると、2~3日はお腹に付いた「さいのう」の栄養で成長します。稚魚はほとんど動かずじっとしているので、特にお世話の必要はありません。気をつける事は、エアレーションを緩くする事と温度管理だけです。

ふ化してしばらくすると、中には死んでしまう稚魚がいます。雑菌が繁殖しますので、取り除きます。そして、中には奇形の稚魚いる場合があります。可哀そうですが取り除いた方が良いでしょう。

ふ化して1か月

金魚の稚魚がふ化して1ヶ月までは、一番難しい時期でしょう。この時期は稚魚が弱いため餌の用意に時間がかかります。また、ろ過装置も使えないため水が汚れやすくなりますので、稚魚に餌を与えたら食べ残しは必ずスポイト等で取り除いて清潔に保ちましょう。

できるだけ水替えは行わないようにしますが、あまりにも汚れている場合は、稚魚にストレスを与えないように水替えをします。この時、稚魚を吸い込んでしまわないように細心の注意をしましょう。

水槽の中には、稚魚の隠れ家として、水草などを入れてあげると良いでしょう。

1か月~

ふ化して1か月以上たつと、稚魚も大きくなってきて、ある程度水流に逆らって泳げるようになります。この頃になると、ろ過装置が使えるようになるので水質が綺麗になります。この段階でろ過装置を使用する時は、念のため吸い込み口に細かいネットやスポンジをつけて稚魚を吸い込まないようにしましょう。

4か月

ふ化をしてから4か月位経つと成魚と同じくらいに成長します。餌も成魚用に変えて育てましょう。ここまで成長すると、手間もかからなくなってきます。気を付けるポイントは、成魚に比べるとまだ弱いので、1年までは水温や水替えに気を配り病気のチェックもします。

4か月位になると、金魚の体に模様があらわれて身体の様子もはっきりわかってきます。大きさなどで選別をして、水槽を分けて育てましょう。

金魚の稚魚の成長速度

金魚の成長速度は速いですが、稚魚のうちはとても手間がかかります。ふ化後1か月くらいまでは、とても小さく餌もの与え方も大変です。1か月位になると泳ぎが上手になり、個体によっては成魚と同じ餌を食べられるようになるでしょう。

2~3か月位になると、メダカ位の大きさから、だんだん成魚のような形へ変化します。4か月たつと大きさも成魚ほどになり、餌も親と同じものを食べ始めます。

金魚の稚魚の水換えの頻度

金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因
※画像はイメージです
金魚の稚魚はとてもデリケートです。できるだけ餌の食べ残しはスポイトなどで取って、水替えは控えると良いでしょう。どうしても水替えをする場合は、稚魚用のやり方で行います。

新しい水は、同じ温度になるように調整します。水温の方が低い時期は、新しい水の温度が0.2度ほど高くなるようにして交換します。

新しい水は、2日間エアレーションして十分に塩素を抜きます。酸素は、含まれている状態の水を使用して交換します。ハイポや塩素中和剤は使わない方が、無難に水替えができるでしょう。

交換方法

稚魚の水替えは、サイフォン方式で行います。稚魚が1か月前後になると、背びれなどが出てきますから、稚魚に傷を付けないようにエアチューブではなく、ホースなど太いものを使用して水替えをします。

交換方法は、稚魚の水槽を高い所へ置いて、低い位置にバケツなどを置きます。ホースの出口に指を入れて栓をします。そのままの状態で、ホースを半分ほど水槽から引き上げると水が出てきます。この時、ホースの出口から空気が入ると水が引きあがりませんから注意しましょう。

底のごみなどは、手で取るやり方で掃除します。モータ用のポンプを使用すると手早くできますが、稚魚が吸い込まれると死んでしまいます。稚魚はとてもデリケートなので、時間に余裕を持ってゆっくりと水替えを行いましょう。

金魚の稚魚が死ぬ原因

金魚の稚魚が死んでしまう原因はさまざまですが、稚魚が生まれてエアーポンプの作動した水槽に入れたままにしておくと死んでしまいます。稚魚は卵のうちに別の水槽に移動して、水流の優しい環境で育てましょう。

そして、水替えも稚魚にとっては負担になります。できるだけ水替えをしないように管理して、数か月育てると良いでしょう。稚魚は狭い水槽で大量に飼育せず、ゆとりをもって清潔な環境で飼育をしましょう。

金魚の稚魚の色

色変わり

金魚の稚魚は、50~60日位になると体の色が変化してきます。最初は腹部から黄色くなり、黒い部分が減ってきます。徐々に赤や白に変化して、成魚らしい配色に変化します。この現象を「褪色(たいしょく)」といいます。

色変わりは、金魚の種類によって変化します。透明なウロコのあるサンショクデメキン、シュブンキン、キョリコリュウキンなどは褪色現象が起こりません。黒出目金は、黄色くならないで成長するにつれて黒味が増してきます。

金魚の稚魚におすすめの餌

金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因
※画像はイメージです
金魚の稚魚が餌を食べられるようになったら、稚魚用の餌を与えます。稚魚用の餌は、ブラインシュリンプという小型の甲殻類を使った餌です。ペットショップで販売されており、乾燥した卵をエアレーションした水温28度の塩水に入れます。

1日でふ化するので、すぐに金魚の稚魚に与えます。スポイトを使用して与えると適量を与えやすくなって便利です。他には、稚魚用のパウダーフードや冷凍餌などが販売されています。

稚魚はふ化をしてから1か月くらいすると、稚魚用の種類を食べられるようになります。成長が早い金魚は、3~4か月で成魚用のエサを食べる個体もいます。

金魚の稚魚におすすめの水槽

稚魚の水槽は飼育環境によって異なりますが、60cm水槽で飼育すると管理しやすいでしょう。どんな水槽で飼育しても、成長していくに従い数を減らしていくと良いでしょう。過密状態で飼育すると金魚は大きく育ちませんが、管理がとても大変になります。

ベランダや庭がある人は、屋外飼育をすると美しく育つでしょう。水瓶やポリ池、発泡スチロールなどを利用しても良いです。外で金魚を飼う場合は、日よけと鳥獣対策が必要です。適度に日が当たって、うっすらと緑色の水で飼育すると金魚にとって最適です。

金魚の稚魚はデリケート

金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因
※画像はイメージです
金魚の稚魚はとてもデリケートでした。成魚と違って育て方に手間がかかり、管理ミスすると全滅する事もあります。稚魚が誕生すると、小さな姿で泳ぐ姿に癒されます。可愛らしい稚魚を立派に成長させるために、育て方を学んで成魚まで育てましょう。

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