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沖縄に生息するヤドカリの種類は?その生態や特徴・飼育方法を紹介

初回公開日:2019年08月21日

更新日:2020年08月08日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

沖縄などの白いビーチのある場所に行ってヤドカリをみつけると、その不器用そうな動きかたなどについ見入ってしまうことはないでしょうか。家に帰って水槽で出迎えてくれたら、ほっこりと良い気分になりそうな愛らしさのヤドカリの、種類や生態、飼い方などをご紹介します。

沖縄に生息するヤドカリの種類は?その生態や特徴・飼育方法を紹介

ヤドカリはどんな生き物か

沖縄に生息するヤドカリの種類は?その生態や特徴・飼育方法を紹介
※画像はイメージです
ヤドカリといえば、可愛い貝殻に入った様子が絵になるためかアニメ映画や、絵本などでたびたび登場し顔なじみの海の生き物です。

しかし、実際にはヤドカリとはどんな生き物で、どんな生活をしているのかあまり知られていません。

特に沖縄の白いビーチに映えるヤドカリですが、どんな種類のヤドガリがいてどんな生活をしているのかみてみましょう。

沖縄に生息するヤドカリの種類

沖縄に宿泊し早朝の砂浜を歩いていると、必ずといっていいほどヤドカリに遭遇します。

一見同じように見えるヤドカリにも種類があり、沖縄には実はたくさんの種類のヤドカリがいます。沖縄のヤドカリの種類と主な特徴についてご紹介します。

沖縄を旅行する際には、ぜひ見てみてください。

沖縄に生息するヤドカリの種類1:オカヤドカリ

沖縄に生息するヤドカリの種類は?その生態や特徴・飼育方法を紹介
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オカヤドカリは沖縄の代表的なヤドカリで、亜熱帯地方に暮らします。

小笠原諸島での個体数の減少があり天然記念物として指定されていますが、個体数がそれほど少なくないということで指定業者のみ捕獲ができます。(個人ではできません。)

オカヤドカリは、子どもの時と産卵時以外はおか(陸上)でくらします。沖縄のビーチで目につくことが多い所以でしょう。天然で20~30年ほどの寿命がある長生きのヤドカリです。

沖縄に生息するヤドカリの種類2:ナキオカヤドカリ

ナキオカヤドカリは、オカヤドカリ属として熱帯域の陸上に住んでいるヤドカリです。

鉗脚(はさみの部分)の上縁の毛と、左のはさみの斜向顆粒列(斜め下に向く顆粒状の模様のようなもの)が特徴です。発音器を持っていて、威嚇のためなどで鳴くことが多いでしょう。

2歳くらいまでのオキナカヤドカリは砂浜をよく歩き白や紫など鮮やかな種もありますが、年齢を重ねると林などにいることが多くなり体色も茶色っぽくなっていきます。

沖縄に生息するヤドカリの種類3:ムラサキオカヤドカリ

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ムラサキオカヤドカリは、沖縄などの熱帯域の陸上に住んでいます。はさみ部上縁の毛束と左のはさみの斜向顆粒列が他のヤドカリとの違いになります。

また、眼柄(頭部と離れた複眼)が扁平なのも特徴です。さらに特徴的なのは、鳴くオカヤドカリとして、威嚇などの時に鳴くことがあります。

若い種は白や青、オレンジ色などですが年齢が高くなると紫色になっていきます。30年以上生きる個体もいるので個体数は多い方でしょう。

沖縄に生息するヤドカリの種類4:オオナキオカヤドカリ

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オカヤドカリとして熱帯域の陸上に生息していますが、沖縄本当には少なくインド~西太平洋に分布しています。絶滅危惧種と指定されています。

特徴的なのは眼柄で、海に生息するヤドカリのように円筒形の眼をしています。イラストなどでよく見かけるような眼といってよいでしょう。

比較的丈夫なヤドカリで10年以上は生きると言われています。ヤドカリは夜行性なので、昼間はじっとしていて夜動く姿を見られることが多いでしょう。

沖縄に生息するヤドカリの種類5:コムラサキオカヤドカリ

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熱帯域の陸上に生息しますが、沖縄よりインドや西太平洋に広く分布しています。形態的に左の鉗脚の掌部の外側の斜向顆粒列が無い、眼柄の断面が扁平ではないことが特徴です。

コムラサキヤドカリには発音器は無いので、鳴く声は聞くことはできません。

生息環境の悪化で、絶滅危惧種に指定されており沖縄でも個体数はすくないヤドカリです。コムラサキという名称ですが、見た目には鮮やかな紫色に見えるでしょう。

沖縄に生息するヤドカリの種類6:サキシマオカヤドカリ

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サキシマオカヤドカリは、体色が非常に鮮やかな赤色で目立ちます。

左の鉗脚の掌部上縁に毛束があり、外面上部に斜向顆粒列を持っています。また、左の第3胸脚の外面と内面が区別されていないことなどが特徴です。

国内で個体数が多いのは、小笠原諸島の父島、北硫黄島、南硫黄島、南鳥島、沖縄の方では黒島や石垣島で、ほぼ限定されていると考えられていましたが、まれに水納島などでも発見されています。

沖縄でよく見られるオカヤドカリの生態

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沖縄でよくみかけるオカヤドカリは、見た目も可愛くつい追いかけたくなります。ダイビングをしている方などは始終みていても、飽きないという方もいるでしょう。

中には、持ち帰りもいいかなとおもってしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、実際の生態はどうなっているのでしょうか。

沖縄でよく見られるオカヤドカリの生態1:貝殻

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オカヤドカリは甲殻類として、脱皮を繰り返して大きくなります。ただ、ヤドカリの貝は生体ではなく貝殻なので、オカヤドカリの成長に合わせて大きくなってはくれません。

そこで、適宜自分の体に見合った大きさの貝殻に引っ越しをすることになります。

ただ、体に見合った貝殻をすぐに見つけるのはなかなか困難なのが現状です。早く見つけないと体がひからびてしまうので、貝殻の方に自分の体を合わせるべく脱皮することもあります。

沖縄でよく見られるオカヤドカリの生態2:天然記念物

オカヤドカリは、日本に生息する全種において国の天然記念物に指定されています。これは、1970年に小笠原諸島におけるオカヤドカリの個体数の減少が原因でのことでした。

ただ、沖縄などには普通種であり本州に少ないため指定を受けただけともいわれています。

そこで、一部地域の指定業者は捕獲が認められています。ただ、指定業者からは観賞用などで購入できますが、個人で持ち帰りなどは違法になります。

沖縄でよく見られるオカヤドカリの生態3:冬眠

オカヤドカリは10年以上生きる可能性のあるヤドカリです。

しかし、寒さに弱く生息地は寒くても平均17℃強の場所となるでしょう。比較的暖かい地方に住み、湿ったところに潜り込んで生活する時間も少なくありません。

ただ、冬眠に関しては是非があり冬の間温暖な湿った土中で越冬するヤドカリもいますが、生存率は低く冬眠させるべきではないともいわれています。

冬眠では無く、暖かい地域で長く生きるというのが通説です。

沖縄でよく見られるオカヤドカリの生態4:繁殖

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オカヤドカリの繁殖は、非常に難しいといわれています。成功例はほとんどありません。

オカヤドカリは通常は陸で生活していますが、沖縄では6月下旬から8月下旬の大潮の夜に幼生を海に放ちにいき海水で卵を孵化させます。

これと同じ方法で繁殖が可能とはいわれていますが、成功例はなかなか聞かないのが現状です。

沖縄でよく見られるオカヤドカリの生態5:新居選び

オカヤドカリは、体の乾燥を防ぐために貝殻をかぶり少量の水を蓄えています。脱皮を繰り返し大きくなりますが、それに合わせた貝殻へ引っ越して成長するのが大きな特徴でしょう。

入口はどんな形でも巻貝であれば、基本的には入る習性がありますがヤドカリ個体ごとに好みもあると言われています。

沖縄でも貝殻が多い海域に住むことが多くなります。

沖縄に生息するオカヤドカリの飼育方法

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丈夫でも海に住むヤドカリを上手に飼育するには、コツが要ります。一度飼ったからには、きちんと責任をもって飼い続けなくてはいけません。ヤドカリを上手に飼育するには、どんなポイントがあるでしょうか。

沖縄に生息するオカヤドカリの飼育方法1:砂

砂は沖縄の海と同じような珊瑚砂でなければいけない、ということはありません。見た目は白い珊瑚砂に居るヤドカリは綺麗ですが、水槽の底全体に清潔な砂を敷いていれば良いでしょう。

ただ、ヤドカリは臆病な性格なので隠れるために珊瑚を置くのはです。

活発な夏場は、2週間から1か月には砂を交換し腐敗したり不潔になることを防ぎましょう。交換した砂は洗い、天日干しします。

沖縄に生息するオカヤドカリの飼育方法2:飼育ケース

オカヤドカリは沖縄などの亜熱帯域に住みます。その気候に合うように飼育ケース内を気温25℃前後、湿度は60%前後に保てる飼育ケースを用意しましょう。

保湿管理がしやすく、脱走しにくい高さや形状が良く、爬虫類用の水槽か蓋つきの水槽がです。なるべく20cm×20cm程度の水槽で3匹程度飼うのが適した環境といえるでしょう。

沖縄に生息するオカヤドカリの飼育方法3:水

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水道水はカルキが入っているので、えらや体調を痛めてしまうので使わないようにしましょう。ミネラル水や浄水器で浄水した水は使用することができます。

夏場は、2.3日で交換しないと腐敗の原因となるので、特にこまめな交換が必要です。

沖縄に生息するオカヤドカリの飼育方法4:引っ越し

脱皮して引っ越しができるように貝殻を入れておきますが、今の貝殻より少し大きめのサイズの貝殻を入れておきます。ただ、うまく入ってくれなかったり脱いでしまうことがあります。

海水に付けておいたりするとスムーズに入ってくれることもあります。ただ、弱っていて入らないこともあるので注意しましょう。

沖縄は可愛いヤドカリの宝庫!

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沖縄を旅行していると、可愛いヤドカリについ見入ってしまいます。みな同じようでも、眼が飛び出ていたり、色がさまざまであったり実は違いがあることがわかるとまたおもしろく感じます。

沖縄はそんなヤドカリの国内でも住みやすい場所として、宝庫のような場所です。ぜひ沖縄へ旅行の際は興味を持ってみてみてください。

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