琉金の平均寿命は何年ぐらい?飼育方法や混泳などについても紹介
更新日:2024年08月11日
出目金は琉金から派生した金魚で、名前のとおり体から大きく飛び出した目が特徴です。琉金に似た丸いフォルムに、長い尾ビレを持っています。
出目金の寿命は、平均して5~6年です。飛び出た目が弱点になってしまい、ぶつけた傷が悪化して短命になるケースが多くあります。水槽内の他の魚につつかれてしまうこともあるので、混泳させるときには種類を選びましょう。
出目金の寿命は、平均して5~6年です。飛び出た目が弱点になってしまい、ぶつけた傷が悪化して短命になるケースが多くあります。水槽内の他の魚につつかれてしまうこともあるので、混泳させるときには種類を選びましょう。
ギネス記録に載っている金魚の寿命
世界で最長の寿命を持った金魚としてギネス記録に登録されているのは、イギリスのTishという金魚です。特別な金魚ではなく1956年に見本市の屋台で購入され、その後1999年まで43年間も長生きしました。
一般的な金魚は平均して寿命が5~10年ほどなので、比較すると4倍以上も長生きしています。人間の年齢に換算すると350才という大記録です。
一般的な金魚は平均して寿命が5~10年ほどなので、比較すると4倍以上も長生きしています。人間の年齢に換算すると350才という大記録です。
琉金を長生きさせるコツ
お早う御座います。いよいよ師走です。
— 銀さん (@jpDsqZppf4NDPx8) November 30, 2020
最後の1ヶ月ですが元気に乗り切りたいですね。
本日も宜しくお願いします。
画像はうちで10年も長生きしてくれた白琉金です。
元々は更紗模様だったんですけどね? pic.twitter.com/YpS1bLXMmU
琉金の体調不良は、気を付けるポイントをわかっていれば防ぎやすくなります。敏感な金魚ですが、きちんと注意して飼育してあげればその分長生きにつながるでしょう。
琉金の寿命を延ばして長生きさせるためのコツを説明します。
毎日観察する
琉金を長生きさせるには、ちょっとした変化でも気付いてあげることが大切です。そのためにも、毎日の様子を観察しましょう。
毎日見ることで、わずかな変化にも気が付きやすくなります。普段と違う動きをしているときは、体に傷が付いていたり体調不良になったりしているサインかもしれません。
早目に発見できれば治せる可能性も高くなって、長生きにつながります。
毎日見ることで、わずかな変化にも気が付きやすくなります。普段と違う動きをしているときは、体に傷が付いていたり体調不良になったりしているサインかもしれません。
早目に発見できれば治せる可能性も高くなって、長生きにつながります。
お祭りの金魚で注意すること
金魚すくいですくってきたばかりの金魚は、ストレスや酸素不足、餌不足で弱った状態です。長生きさせるためには、整った環境でゆっくり休ませてあげましょう。
金魚が新しい環境に落ち着くまで1~2日ほどかかるので、その間はのぞき込んだりせずに視線のストレスから解放させます。体力が落ちていて消化できないので、すぐに餌を与えずに2~3日経ってから様子を見て1~3粒ほどの少量ずつ与えていきます。
金魚が新しい環境に落ち着くまで1~2日ほどかかるので、その間はのぞき込んだりせずに視線のストレスから解放させます。体力が落ちていて消化できないので、すぐに餌を与えずに2~3日経ってから様子を見て1~3粒ほどの少量ずつ与えていきます。
塩水浴を有効活用する
塩水浴とは、0.5%の塩水で金魚を飼育することで金魚の体調を整える方法です。淡水魚である金魚ですが、一時的に塩水に入れてあげることで体調不良の改善につながります。
金魚の体は約0.9%の塩分濃度になっているため、普段は体内の水分を排出して浸透圧を調整しながら泳いでいます。塩水浴によって浸透圧調整の負担を減らすことで回復力が上がるのです。
ただし、塩水浴の期間が長すぎると逆に体調不良になりやすくなってしまういます。1~2週間を目安に淡水に戻してあげましょう。
金魚の体は約0.9%の塩分濃度になっているため、普段は体内の水分を排出して浸透圧を調整しながら泳いでいます。塩水浴によって浸透圧調整の負担を減らすことで回復力が上がるのです。
ただし、塩水浴の期間が長すぎると逆に体調不良になりやすくなってしまういます。1~2週間を目安に淡水に戻してあげましょう。
環境の変化に注意する
金魚は環境の変化に敏感です。水質や水温、光などを適切に調整しないと、ストレスを感じてしまいます。長生きさせるために、安定した快適な環境を整えましょう。
水質を綺麗に保つためには、定期的に水替えやろ過装置が必要です。また、一定の水温を維持するために、ヒーターも用意しておくとよいでしょう。直射日光の当たる場所や、エアコンの影響を受けやすい場所に水槽を置いてはいけません。
熱帯魚と比べて簡単に飼えるイメージが強い金魚ですが、安定した環境で飼育するにはきちんとした設備が必要です。手をかけた分、長生きにつながります。
水質を綺麗に保つためには、定期的に水替えやろ過装置が必要です。また、一定の水温を維持するために、ヒーターも用意しておくとよいでしょう。直射日光の当たる場所や、エアコンの影響を受けやすい場所に水槽を置いてはいけません。
熱帯魚と比べて簡単に飼えるイメージが強い金魚ですが、安定した環境で飼育するにはきちんとした設備が必要です。手をかけた分、長生きにつながります。
餌の与えすぎに注意する
先ほど琉金の寿命について説明したように、琉金に餌を与えすぎると消化不良を起こしやすくなってしまいます。消化不良は転覆病を始めとするさまざまな不調の原因です。また、食べきれなかった餌が水中に残ることで水質も悪化します。
金魚は満腹中枢が鈍いため、餌をあげたばかりでもすぐに欲しがります。要求されるたびにあげるのではなく、量と回数、あげる間隔をあらかじめ決めておきましょう。実は、餌が少ない方が健康で長生きしてくれます。
金魚は満腹中枢が鈍いため、餌をあげたばかりでもすぐに欲しがります。要求されるたびにあげるのではなく、量と回数、あげる間隔をあらかじめ決めておきましょう。実は、餌が少ない方が健康で長生きしてくれます。
過密飼育にならないよう注意する
水槽にたくさんの琉金が泳いでいる姿は華やかですが、過密飼育にならないように注意しましょう。自由に泳げるスペースが少なく他の魚にぶつかるようだと、ストレスが溜まってしまいます。
他にも過密飼育には、餌の取り合いや酸素不足、排泄物による水質の汚染とデメリットが多いです。琉金を飼うときは、水槽内に余裕のある数での飼育を意識しておきましょう。
他にも過密飼育には、餌の取り合いや酸素不足、排泄物による水質の汚染とデメリットが多いです。琉金を飼うときは、水槽内に余裕のある数での飼育を意識しておきましょう。
琉金の生態と特徴について
背中が成長して琉金っぽくなってきた#今日の琉金 pic.twitter.com/0GtiBIDMfp
— Redina@帝国に勝利を (@redcrazycat) June 10, 2022
金魚は品種によって体色や大きさ、ヒレの形に特徴があります。同じ金魚という生き物でも、和金と琉金は全く異なった性質です。ここからは、琉金の生態と特徴について説明します。
初回公開日:2022年06月22日
記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。