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琉金の平均寿命は何年ぐらい?飼育方法や混泳などについても紹介

更新日:2024年02月24日

琉金の寿命や飼育方法を知っていますか。琉金は飼育環境で長生きさせることも可能です。本記事では、琉金の寿命や種類、飼育に必要なものと飼育するときの注意点について説明しています。琉金を飼いたいと思っている人は参考にしてください。

琉金の平均寿命は何年ぐらい?飼育方法や混泳などについても紹介

かかりやすい病気は?

琉金特有の丸い体形が影響してかかりやすいのが、泳いでいるときにバランスが取れなくなって浮いてしまう転覆病です。消化不良が原因で起こります。また、転覆病以外にかかりやすいのが白点病と尾腐れ病です。

白点病は全身が白い点で覆われます。水温の影響を受けやすく、上下が5℃以上あったり、15℃以下の日が続いたりするとかかりやすいです。

尾腐れ病は、水質の悪化が原因でヒレの先端が溶けてしまいます。水中に原因となるカラムナリス菌が発生することで引き起こされるので、定期的に水替えすることで予防できます。

入手場所と値段

鑑賞用として人気のある琉金は、販売している場所が多く手に入れやすい金魚です。専門店だけでなく、金魚を扱っているホームセンターでも購入できます。近くに取り扱っている店がない場合は、インターネット通販でも扱っているので探してみてはいかがでしょうか。

値段の目安は、ノーマルな琉金なら5cm前後のサイズで200~300円、ブランド琉金で500~800円ほどです。ブロードテール琉金のような高級品種は、5,000円以上で取引される場合もあります。

琉金と混泳可能な金魚の種類

のんびりとした性格で泳ぎが苦手な琉金は、同じようなペースでゆっくりと泳ぐ金魚と混泳させましょう。らんちゅうや出目金、オランダ獅子頭などオランダ型と呼ばれる金魚との混泳がおすすめです。

和金のように体の細いフナ型の金魚は、泳ぐのが早いので琉金との混泳には向いていません。泳ぎのペースが合わないだけでなく、餌を先に取られてしまって食べられないという問題が発生します。

また、琉金よりも泳ぎが下手なピンポンパールとの混泳もおすすめできません。逆にピンポンパールが琉金に対してストレスを溜めてしまいます。

琉金を飼育するときの注意点


水槽など必要なものを揃えたら、いよいよ琉金の飼育開始です。購入するときの琉金の選び方や水槽内のレイアウトにも気を付けなければいけないポイントがあります。

琉金を飼育するときの注意点について解説します。

購入するときは個体をよく観察する

琉金を購入するときは、色や柄だけではなく観察しておくべきポイントがあります。まずは泳ぎ方です。元気がなく泳ぎ方がおかしい個体は、弱っている可能性が高いです。頭が下がって尾が上を向いているなら、転覆病の前兆かもしれません。

次に、琉金ならではの特徴がしっかりと現れているか観察しておきましょう。体の丸みと高さ、長く美しいヒレが琉金の特徴です。ヒレが欠けていたり破けたりしている個体は、体調不良の疑いがあります。きちんと観察して元気な琉金を購入しましょう。

水槽内のレイアウトはシンプルなものにする

美しい姿の琉金を飼育するなら、水槽の中も凝りたいと思う人が多いでしょう。しかし、複雑なレイアウトにすると琉金が自由に泳げるスペースが減ってしまい、ストレスを与えてしまいます。

水槽の中を飾るなら、泳ぐときにヒレを引っ掛けないように背の低い水草や流木がおすすめです。金魚は水草がなくても飼育できるので、無理に水草を入れる必要はありません。琉金が快適に泳げるようなレイアウトを心がけましょう。

水流に気を付ける

琉金は強い水流が苦手な金魚です。普通の金魚では問題ない水流でも、泳ぎの苦手な琉金にとっては辛い環境になってしまいます。

水槽を設置したら、エアレーションや外掛け式フィルターによる水流の中で琉金が無理なく泳げているか必ず観察しましょう。流されているようなら、水流を弱くする対策が必要です。

水温が高い時期は問題がなくても、動きが鈍くなる水温の低い時期は体力を消耗している場合もあります。毎日観察して、水流が強すぎるようなら早めに気付いて対策してあげましょう。

寿命を理解して琉金を飼育してみよう


飼育しやすく美しい姿が楽しめる琉金は、平均寿命が5年前後です。しかし、水温や水質などの飼育環境を適切に整えれば、琉金の寿命を延ばすことにつながります。

もう一つ、琉金を飼育するときに大切なのは、細かく様子を観察してあげることです。体調不良に早く気付いてあげることで、回復する可能性が高くなります。

手をかれば、それだけ琉金の寿命を長くすることにつながります。琉金が快適に泳げる環境を整えて、長く一緒に過ごしましょう。

初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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