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イカの種類と名前・味の種類・イカの種類の見分け方|回転寿司

更新日:2024年02月19日

古くから日本の食文化の一部として親しまれている海産物の1つがイカです。イカは種類ごとに調理方法や生態の特徴が異なり、とても面白い動物です。今回はイカの種類や味の特徴、そして深海に生息する種類まで幅広くご紹介します。読めばすぐにイカが食べたくなるかもしれません。

イカの種類と名前・味の種類・イカの種類の見分け方|回転寿司
世界イカ類図鑑は学術的な図鑑でしたが、もっと楽しんでイカについて知りたい人には、こちらの図鑑がです。とにかく美しいタコとイカの写真を載せて紹介することにこだわり、眺めているだけでも楽しめる図鑑です。元々イカやタコはそこまで好きではない、という人でも、少しでも海の生き物に興味があれば必ず楽しめる1冊です。

深海に生息する巨大なダイオウイカの魚拓ならぬ、イカ拓のポスターが付録についています。そして、同じように足(触腕)がたくさんある生き物のタコも掲載されているため、違いを比べるのも楽しみ方の1つです。

写真が芸術作品のように美しく、珍しい種類のイカも掲載されているため一生家に置いておきたい図鑑と感想を挙げている人もいるほどです。また、写真がとても綺麗なので、写真の撮り方やデザインの参考にもなるでしょう。子どもから大人まですべての人に図鑑です。

写真が芸術作品のように美しい。
生命の神秘を感じる。
イカ、タコ好きはもちろん、水族館が好きな方はぜひ見てみてほしい。
それぞれの種の説明もしてあり、わかりやすくて面白い。
一つだけページ番号をふっていないのが少し残念。
それでもこの値段でこの内容はとてもお買い得だ。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1EPLRVTPS9H... |

回転寿司のイカの種類

寿司のネタにもイカはあります。イカの身はコリッとしていて歯ごたえがよく、お気に入りのネタだという人もいるでしょう。日本の代表的な食文化である寿司で使われているイカはどんな種類なのでしょうか。

イカの中で高級とされているのが、アオリイカとヤリイカです。この2種類はもちろん寿司として食べてもおいしく、高級和食店や高級寿司屋、いわゆる回らない寿司屋でも重宝されています。

高級店でしか食べられないとされてきたこの2種類ですが、最近はくら寿司やスシローなどといった、一般的な寿司屋でも用いられています。アオリイカもヤリイカも食べたい時に食べられる種類のイカとなりました。

そして、他にもスルメイカ、コウイカ、モンゴウイカ、ケンサキイカも一般的な回転寿司から高級寿司屋まで幅広く使われています。ちなみに、寿司のイカに切れ込みが入っているのは、寄生虫であるアニサキスを殺すためというのが1番の目的です。

深海に居るイカの種類

イカは一般的に食用とされている比較的浅い海域に生息するものだけではありません。神秘に溢れ、いまだ謎に満ちている深海に生息している種類のイカもたくさんいます。その中でも、特に興味深い種類の深海イカを紹介します。これを機に深海生物について調べてみるのも良いでしょう。

ダイオウイカ

深海にいる種類のイカ、あるいは深海魚と言えばまっさきにダイオウイカを挙げる人も多いでしょう。昔、船を沈めるとヨーロッパで恐れられていた伝説の巨大イカの「クラーケン」はこのダイオウイカのことではないかと言われています。体長は7mにも達し、世界最大級の無脊椎動物だとされています。

北米や大西洋、小笠原諸島など幅広く生息されていると推測されていますが、実際に確認された数はまだ少ないです。2006年に日本の研究家が船の上から撮影したのが、世界で最初にダイオウイカが確認された時だとされています。

巨大なダイオウイカですが、唯一の天敵はマッコウクジラとされています。ダイオウイカの吸盤にはのこぎり状の鋭い歯が備わっています。マッコウクジラの頭部には、まるでのこぎりでつけられたような傷跡が残っていることが多いです。これは、餌であるダイオウイカとの激闘の結果だとされています。

カリフォルニアシラタマイカ

カリフォルニアの海で確認されている種類の深海イカです。このイカは、左目は黄色く大きくふくらんでいるものの、右目は小さく透明なことが特徴です。また、大きな左目を上にし、小さな右目を下にして泳ぐことがわかっています。

100年以上漁師が不思議に感じていたこの特徴的な目ですが、現在では深海のわずかな光を検知するのに役立つ体のつくりだということがわかっています。体の色から「イチゴイカ」と呼ばれることもあります。

マスコットのようなイカ!?

海の環境や生物を調査するアメリカの海洋探査船、「Nautilus号」が日本と北米の間の深海で確認したのが、このマスコットのようで愛らしい姿のイカで、動画の再生数は2週間で280万回にまで再生されました。タコのような見た目をしていますが、イカの仲間です。大きな目は深海で生きていくのに必要だとされています。あまり動きませんが、生きているれっきとした動物です。

日本語名はまだありませんが、英語で「Stubby Squid(ずんぐりとしたイカ)」と名付けられています。たしかにイカは細長いフォルムが特徴的ですが、このイカはずんぐりと丸っこい形態をしています。深海300~1300mで確認されていますが、詳しい生態についてはまだまだわかっていない部分が多いです。

イカはおいしいだけではない!

イカは天日干しされたスルメイカをおつまみにしたり、生の身をそのまま刺身にしたり、イカ飯やイカ墨パスタに加工したりとさまざまな楽しみ方があります。食材として古くから親しまれているイカですが、最近は日本人の舌を楽しむだけにはとどまらない動物となっています。

ごくまれに発見される巨大イカのダイオウイカや、片目だけ大きさが違う奇妙なイカ、そして可愛らしい不思議なイカまでたくさんの変わった種類のイカが発見されています。イカは動物としてもとても興味深い特徴を持っていて、ミステリアスな生き物です。

これをきっかけに、おいしく食べるだけでなく生き物としてのイカについてその生態や形態について知ると楽しくなるでしょう。

初回公開日:2017年12月23日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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