かわいいハリセンボンについて｜生態や飼育に必要なものについても紹介

ハリセンボンを飼育するために重要なアイテムとして「ろ過設備」があります。水質が悪い状態で飼育すると、ハリセンボンは白点病という病気にかかりやすいので、オーバーフローシステムのろ過設備を用意しましょう。

オーバーフロータイプはろ過能力が高いので、かわいいハリセンボンを飼い続けていくためにはおすすめの設備です。

ハリセンボンは、動物性の餌が基本になります。水替え回数を減らすためには、「プロテインスキマー」を導入することも必要になってきます。

プロテインスキマーを設置することで、ハリセンボンの排泄物がアンモニア化する前に処理することが可能になります。

丸くてかわいいハリセンボンですが、実はとても気の強い魚です。ですから、ハリセンボンの混泳に関しては注意が必要です。小さめの体長の魚と混泳させると食べてしまう可能性が高いため、できるだけ単独で飼育するのが無難です。

ただし、同種の場合は基本的には喧嘩をすることはありません。ですが、ハリセンボンは水質が悪化しやすいタイプなので、同種混泳は可能でも、さらに水質を悪化させやすくなります。

水質を改善させる方法に慣れている場合は混泳させることもできますが、慣れていないのであればなるべく単独で飼育するようにしましょう。

ハリセンボンは、日本中にあるさまざまな水族館で見られる海水魚です。一部の水族館では、ハリセンボンの餌やりを実施しています。

そのため、餌をダイバーが食べさせようとすると、岩陰やサンゴのすき間などからかわいいハリセンボンが出てきて、ダイバーの手から食べるところを見られる可能性があります。また、近くでハリセンボンの顔が見れれば、にっこり微笑んでいる顔を見ることもできます。

ハリセンボンは、トゲを立てているときの印象が強いかもしれませんが、トゲを立てていないときでもかわいい魚です。

魚の武器シリーズ…宝器のモチーフはハリセンボンだと思う！*\(^o^)/*
…お笑い芸人ではありません！(´∀｀=) pic.twitter.com/FOJFnmSBzO

— 月餅一乃進 (@moon1no) August 23, 2022

フグの仲間でもあるハリセンボン科の魚は、20種類くらいがよく知られていますが、そのなかでもハリセンボンは、目がくりくりで大きくてかわいいのが特徴です。人にも慣れやすく、パタパタした泳ぎ方もかわいいのでペットにしている方も多くなっています。

数多くの水族館でハリセンボンは展示されているので、飼育してみたいと思っている方、気になっている方はぜひチェックしてみてください。人が近づくと寄ってきたり、飼育員の手から餌を食べたりする様子が見られるかもしれません。

また、ハリセンボンは視力も良いということで、色などを認識して人にも慣れるといわれています。そのため、自宅で飼育するのに向いている海水魚です。ただし、飼育するために必要なものはしっかり用意しておくことが大切です。

かわいいハリセンボンについて理解して、ペットとして飼ってみませんか。