ドジョウの飼育に適切な水温とは?飼育に必要なものについても紹介
更新日:2024年08月12日
田砂
野生のドジョウは、水路や田んぼの水底で泥や砂の中に潜ることが好きです。無駄なストレスを与えてしまわないよう、飼育する場合にも潜れる環境を作ってあげましょう。
泥だと水槽が濁って鑑賞として綺麗ではなくなってしまうため、砂を水槽の底に敷いてあげてください。砂の中でも特に適しているのが田砂です。
田砂とは、田んぼの土から砂の粒を集めたものです。田砂は比較的質量が重いので、水底に敷いていても浮かんでくることは少ないです。さらに、田砂の色は、人工的な白い砂よりも自然に見え、フンも目立ちにくいといった、景観という観点においても優れています。
ドジョウとの相性も良く、田砂は1つ1つの粒の角が丸くなっているものが多いため、ドジョウの体を傷つける心配もありません。水質に影響を与えることもないため、安心して水槽に入れることができます。
なお、ドジョウの中でもシマドジョウであれば、砂がなくても飼うことができます。ただし、ドジョウにとっては潜れる場所があるほうが、より快適に過ごせます。
泥だと水槽が濁って鑑賞として綺麗ではなくなってしまうため、砂を水槽の底に敷いてあげてください。砂の中でも特に適しているのが田砂です。
田砂とは、田んぼの土から砂の粒を集めたものです。田砂は比較的質量が重いので、水底に敷いていても浮かんでくることは少ないです。さらに、田砂の色は、人工的な白い砂よりも自然に見え、フンも目立ちにくいといった、景観という観点においても優れています。
ドジョウとの相性も良く、田砂は1つ1つの粒の角が丸くなっているものが多いため、ドジョウの体を傷つける心配もありません。水質に影響を与えることもないため、安心して水槽に入れることができます。
なお、ドジョウの中でもシマドジョウであれば、砂がなくても飼うことができます。ただし、ドジョウにとっては潜れる場所があるほうが、より快適に過ごせます。
ろ過フィルター
野生のドジョウは一般的な河川に生息しているため、多少水質が悪化しても生きられます。一方で、意外と餌をよく食べる習性があるので、その分フンも多くします。そのため、飼育数が多かったり他の魚と混泳させたりする場合は、ろ過フィルターを付けたほうが水槽内をより清潔に保てます。
ろ過フィルターとは、水質を清潔にする装置です。水槽内の汚い水を汲み上げ、ろ過し、綺麗な水を作って水槽内に落としてくれます。ろ過フィルターは、水槽内に溜まった餌のカスやフン、ゴミを取り除く「物理ろ過」と、水槽内に発生したアンモニアなどの有害物質を分解する「生物ろ過」の2つの役割を担います。
ろ過フィルターの種類は、「外部式フィルター」「外掛け式フィルター」「上部式フィルター」「底面式フィルター」の4つがあります。45センチ水槽であれば、場所を取らない「外掛け式フィルター」で構いませんが、60センチ以上の水槽の場合は「上部式フィルター」のほうが好ましいでしょう。
ろ過フィルターとは、水質を清潔にする装置です。水槽内の汚い水を汲み上げ、ろ過し、綺麗な水を作って水槽内に落としてくれます。ろ過フィルターは、水槽内に溜まった餌のカスやフン、ゴミを取り除く「物理ろ過」と、水槽内に発生したアンモニアなどの有害物質を分解する「生物ろ過」の2つの役割を担います。
ろ過フィルターの種類は、「外部式フィルター」「外掛け式フィルター」「上部式フィルター」「底面式フィルター」の4つがあります。45センチ水槽であれば、場所を取らない「外掛け式フィルター」で構いませんが、60センチ以上の水槽の場合は「上部式フィルター」のほうが好ましいでしょう。
流木
流木は、魚たちが隠れるのに役立つアイテムです。泳ぎ疲れた時や落ち着きたい時のために、隠れ場所を作ってあげましょう。
特に、飼育数が多かったり他の魚と混泳させて飼う場合には、ケンカや追い回される可能性もあります。そんな時に、落ち着ける隠れ場所として流木があれば、ドジョウも快適に過ごすことができます。
特に、飼育数が多かったり他の魚と混泳させて飼う場合には、ケンカや追い回される可能性もあります。そんな時に、落ち着ける隠れ場所として流木があれば、ドジョウも快適に過ごすことができます。
ヒーター
野生のドジョウは日本の河川で過ごしているため、他の熱帯魚と比べても寒さに強い魚です。さらには冬眠もできるためヒーターがなくても生きていくことはできますが、ヒーターを使って水温を調整していれば、ドジョウは冬眠することもなく1年中快適に過ごすことができます。
ドジョウの適正水温はおよそ10~28度のため、ヒーターで25度くらいを維持しておくといいでしょう。
ドジョウの適正水温はおよそ10~28度のため、ヒーターで25度くらいを維持しておくといいでしょう。
冷却ファン
夏場に冷房を付けずにいると室温はどんどん上がり、あわせて水温も上がっていきます。水温が30度以上にならないよう夏は冷却ファンを取り付けましょう。
30度以上になってしまうと、ドジョウをはじめ他の熱帯魚にとっても体に負担がかかってしまったり、酸欠になってしまったりする恐れがあります。特に夏は水温の管理を徹底しましょう。
30度以上になってしまうと、ドジョウをはじめ他の熱帯魚にとっても体に負担がかかってしまったり、酸欠になってしまったりする恐れがあります。特に夏は水温の管理を徹底しましょう。
ドジョウの飼育方法
おやすみドジョウ〜?
— どじょう (@nyorodojosan) October 18, 2022
#ドジョウ pic.twitter.com/KdpYgKU05A
ドジョウは熱帯魚の中でも飼育方法が簡単で、初心者でも飼いやすいと言われています。野生のドジョウは日本の河川で過ごしているため水温や水質にも強く丈夫な魚ですが、飼育環境により寿命も変わってきますので、飼育環境を整えてあげることが大切です。
性格も大人しく、他の魚とケンカが起きる恐れも少ないため、混泳させて飼うこともできます。ケンカが起きにくいのは、ドジョウは主に水底で過ごすため、他の魚と飼っても水槽内での生活場所が異なるからです。
また、ドジョウは水底に貯まった餌も食べてくれます。そのため「水槽のお掃除屋さん」とも言われ、水槽内をキレイにしておくために飼う人もいます。
このように、ドジョウはあらゆる点からして飼育向けの魚ですが、臆病な一面もあるため、ストレスを感じることなく過ごせるように気遣って飼育しましょう。
初回公開日:2022年11月04日
記載されている内容は2022年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。