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ドジョウの飼育に適切な水温とは?飼育に必要なものについても紹介

更新日:2024年08月12日

ドジョウを飼いたいが飼育方法が分からないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、ドジョウの飼育に必要な道具や、適切な水温などの飼育方法について紹介しています。ドジョウの飼育を検討中の方、熱帯魚など何かしら魚を飼いたい方は、ぜひこの記事を読んでください。

ドジョウの飼育に適切な水温とは?飼育に必要なものについても紹介

適切な水質

先述のとおり、ドジョウは基本的に水質の悪化にも強く丈夫な魚です。しかし、水底に残った餌も食べるほど食欲が旺盛なため、フンの出る量も多く、水槽の水質悪化を早めてしまう恐れがあります。水槽内の掃除や水の交換はきちんと行いましょう。

ドジョウに適正な水質は、弱酸性から中性であるph6.5〜7.5です。2週間に1度ほどのペースで水換えを行うといいでしょう。一回あたりの水換えは3分の1程度で構いません。

また、水質悪化の原因となるフンを取り除くことも大切です。田砂の隙間などに溜まるため、大きめのスポイトを使ってこまめに取り除いてあげましょう。

適切な水温

ドジョウは、水質と同様、水温についても適応範囲が広く丈夫な魚です。しかし、まるっきり気にしなくていいというわけではありません。

ドジョウにとって適切な水温はおよそ10~28度です。30度以上になるとドジョウの体にも負担がかかり、体調不良になってしまう恐れがあります。また、水温が下がりすぎるのも要注意です。低い水温で体調を崩してしまうことはあまりありませんが、ドジョウは水温が下がりすぎると冬眠してしまう可能性があります。

毎日水温を気にする必要はありませんが、冬と夏はヒーターや冷却ファンを使用するなどして、適正水温の範囲外にならないように気をつけましょう。

ドジョウの餌

ドジョウは雑食性の魚のため、市販の人口飼料であれば何でも食べます。好き嫌いも少ないです。なお、食べる回数は1日2回ほどがいいでしょう。

動物性の餌から雑食性の餌まで食べるため、金魚やメダカなど他の魚と混泳させる場合は、その魚専用の餌をドジョウにも与えて問題ありません。

さらには、食欲旺盛で雑食であるドジョウは、傷んだ水草や水槽内の藻、プランクトンなども食べることがあります。

混泳について

ドジョウは穏やかな性格と、水底で暮らすということから、他の魚と混泳させやすい魚です。特に金魚やメダカとは相性がいいです。先述のとおり、ドジョウは雑食性のため、金魚やメダカ専用の餌を一緒に食べてくれます。

金魚は水面から中間層で生息するため、水槽内でドジョウと生活場所が被りません。そのため、あまりお互いに干渉せず生活することができます。

メダカとドジョウも水槽内での生活場所が異なるため、混泳させやすいです。しかし、メダカはドジョウよりも体が小さいため、大きいドジョウ相手にストレスを感じてしまう恐れがあります。

エビとの混泳には注意が必要です。混泳は可能ですが、エビも水底で過ごすためドジョウと生活場所が重なってしまい、お互いにストレスを感じてしまうかもしれません。さらには、体長が大きいドジョウだと、エビを捕食してしまう可能性もありますので、気をつけましょう。

ドジョウの繁殖方法


先述のとおり、ドジョウは飼育するのは簡単ですが、繁殖させるのはとても難しい魚です。一般的な方法で飼育されたドジョウが繁殖することはほぼ不可能と言われているほどです。しかし、その中でもホトケドジョウとフクドジョウは比較的産卵しやすいです。

繁殖に挑戦するならば、なるべく自然環境を再現してあげることが重要です。野生のドジョウは田んぼの泥に卵を産みます。そのため、泥や水草、落ち葉などを入れた水槽を作りましょう。自然環境の再現のため、繁殖期は屋外で飼育することも検討するといいでしょう。

ドジョウの飼育方法と適切な水温を理解しよう


いかがでしたか。ドジョウは水温や水質といった環境に対して丈夫な魚のため、熱帯魚の中でも非常に飼育しやすいです。

しかし、自然環境の中で過ごす野生のドジョウと比べれば、飼育下で過ごすドジョウはストレスを感じやすくなります。特に水温の上昇は、丈夫なドジョウでも体調を壊してしまう原因になりますので、10~28度ほどを維持させることを心がけましょう。

ドジョウは生活環境が寿命にも影響します。一日でも長くドジョウと過ごせるよう、より快適な環境を作ってあげることが大切です。

初回公開日:2022年11月04日

記載されている内容は2022年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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