初心者でも簡単!ベタの飼い方|餌/水温/水草/水槽/金魚鉢
更新日:2024年08月05日
比較的温かい地方での室内飼育なら特にヒーターは必要ではありませんが、ベタにとっての過ごしやすさを考えるなら備えておいたほうがいいです。特に寒い地域での飼育や寒い時期に数日間外出する場合などはヒーターを設置することをします。
低水温でベタを飼育すると弱ったり病気にかかってしまう確率が高くなりますので、ベタにとって過ごしやすい水温をヒーターによって調節しましょう。ベタ飼育に使われるヒーターはおもに2種類あります。
低水温でベタを飼育すると弱ったり病気にかかってしまう確率が高くなりますので、ベタにとって過ごしやすい水温をヒーターによって調節しましょう。ベタ飼育に使われるヒーターはおもに2種類あります。
水中ヒーター
熱帯魚の飼育をするときに一般的に用いられるタイプで、水中に設置して使用します。サーモスタット(一定温度を保つための自動温度調節装置)と組み合わせたり、温度固定のものがあります。水量に合わせてさまざまなものが発売されていますので、飼育機材をそろえるときにショップで相談するといいでしょう。
パネルヒーター
ベタの飼育でよく使われるタイプで、水槽の下に敷いて使用します。水槽が小さくて水中ヒーターが設置できない場合はこのタイプがです。小さなものから幅広のものまでサイズが多彩なので、複数の水槽を並べて管理するときも便利です。
水質は弱酸性が基本
ベタを飼育する上で好ましいペーハー値(水溶液の性質をあらわす単位)は6.0~7.0といわれ、水質としては弱酸性を示す値です。「ショーベタ(品評会用に見た目重視に改良されたベタ)」はデリケートですので、この値をキープするように心掛けましょう。
ペットショップなどで広く一般的に売られているものは「トラディショナルベタ」といい、野性のベタを改良した品種となります。こちらは非常に丈夫な品種のため、ペーハー8.0くらいまでは大丈夫です。
水道水はだいたいペーハー7.3くらいなので、トラディショナルベタであればそのまま使っても大丈夫ですが、飼育するのがショーベタの場合はペーハー値を下げる必要があります。飼育水のペーハー値を下げてくれるアイテムがショップに売っていますので、これを利用してください。
ペットショップなどで広く一般的に売られているものは「トラディショナルベタ」といい、野性のベタを改良した品種となります。こちらは非常に丈夫な品種のため、ペーハー8.0くらいまでは大丈夫です。
水道水はだいたいペーハー7.3くらいなので、トラディショナルベタであればそのまま使っても大丈夫ですが、飼育するのがショーベタの場合はペーハー値を下げる必要があります。飼育水のペーハー値を下げてくれるアイテムがショップに売っていますので、これを利用してください。
ベタの飼い方に関する疑問
水槽のサイズは?
基本的に単体で飼育する魚ですので、大きな水槽は必要ありません。2~3リットル容量のサイズであれば飼いやすいでしょう。しかし、水質・水温の安定を考えると7リットル前後の容量が好ましく、大きさにすると30cm水槽となりますが、単体飼いのベタに大きすぎる水槽は寂しい雰囲気となってしまいます。
金魚鉢でも飼える?
ベタは金魚鉢で飼うことも可能です。水槽のときと同じように、ある程度の水量があるほうが初心者には飼いやすいので、大きめのものがです。金魚鉢といってもスタンダードな丸いものから円柱状のものまで多彩な形状がありますので、お部屋の設置スペースや雰囲気に合わせたものを選ぶことができます。
ガラス製のため、ものによってはヒーターを使用できないことがありますので、ショップで相談しながら購入するといいでしょう。
ガラス製のため、ものによってはヒーターを使用できないことがありますので、ショップで相談しながら購入するといいでしょう。
ベタを飼うときに水草を入れてもいい?
鮮やかなベタと清涼感のある水草のある水槽はとても美しく見えます。水草も魚と同じで適正温度とペーハー値がありますが、水草とベタの育成条件はほぼ同じですので同じ水槽に入れても基本的に問題はありません。ただしアヌアビス・ナナなど硬い葉を持つ水草は、ベタが触れたときに美しいヒレを傷つけてしまう恐れがありますので注意が必要です。
水草についての知識があまりない人は、ベタを買ったショップで相談するか専門店でスタッフの人と一緒に選ぶのがです。
水草についての知識があまりない人は、ベタを買ったショップで相談するか専門店でスタッフの人と一緒に選ぶのがです。
初回公開日:2017年10月30日
記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。