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ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介

更新日:2024年02月13日

ピラニアにはたくさんの種類があることをご存じでしょうか。獰猛なイメージが強いピラニアですが、種類によって見た目も性格もさまざまです。本記事では主なピラニアの種類や特徴を紹介しています。ピラニアに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介
「迫力ある魚類を飼育してみたい」
「ピラニアって怖いイメージだけど、飼えるのかな」
「ほかの生き物と一緒に水槽にいれても大丈夫?」
このようにピラニアに興味はありながら、飼育をためらっている方はいらっしゃいませんか。

確かに、ピラニアがテレビで紹介されるときは勢いよく生肉に噛り付くシーンが多く、獰猛で怖いイメージがありますよね。そんなピラニアですが、個人でも飼育が可能です。

この記事ではピラニアに関する基礎知識や種類、飼育に必要なグッズについて解説しています。記事を読むことによって、ピラニアに適した飼育環境を用意できて、上手に管理しながら健やかに飼育できるでしょう。

ピラニアの飼育にチャレンジしたい方はぜひ参考になさってください。

ピラニアとは

ピラニアは主にカラシン目セルラサルムス科に属する魚類ですが、特定の種や属を示す言葉ではなく、主にアマゾン川などの南米熱帯地方に生息する肉食の淡水魚の総称です。

ピラニアという言葉は現地先住民の言語で歯のある魚という意味です。鋭い歯で勢いよく餌にかみつく姿を思うと、歯のある魚と名付けられたのがよくわかります。

ピラニアについて理解を深めるために、まずは特徴や寿命について詳しく見ていきましょう。

ピラニアの特徴

ピラニアの鋭い歯や、肉食で獰猛なイメージから怖い魚と思われることも多いですが、種類によっては緑や赤の美しい容姿を持ち、観賞用に飼育する愛好家もたくさんいます。体長は小型の種類で15センチほど、大型の種類は60センチに達するものもあります。

獰猛な魚を家庭で飼育するのは怖いと思われるかもしれませんが、ピラニアは単体ではとても臆病な性格で、野生では群れを成して自分よりも小さな魚類やネズミなどを食しています。

血液の臭いで興奮状態になるなど安全とは言えませんが、人を食べるイメージは誇張された姿と言えるでしょう。

ピラニアの寿命

ピラニアの寿命は種類により異なりますが、5~15年ほどと言われており、適した飼育環境を用意すれば20年近く飼育された記録もあります。病気やストレスに強く、飼育環境下でも長生きさせやすいでしょう。

より長く飼育するためには餌や環境などを管理してあげる必要があります。単体では臆病で群れることを好む種類のピラニアもいるため、その場合は同じ種類のピラニアを複数同じ水槽に入れてあげると良いでしょう。

ピラニアの種類

ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介
実はピラニアという言葉は特定の種属を表すものではなく、ピラニアと呼ばれる魚類には多くの種類があります。

ピラニアといえば鋭い歯で獰猛な性格をイメージすることがよくありますが、肉食ではなく植物の種子などを食べる種類のピラニアもいます。

そのような種類のピラニアは、ほかの種類に比べて歯があまり発達しておらず、食べた種子が消化されずに広範囲に運搬され、結果的に熱帯雨林の拡大に役立っています。

ウィンプル・ピラニア

ウィンプル・ピラニアは魚を捕食する際に鱗をはぎ取って食べるスケール・イーターとして知られています。大きな下あごで魚に体当たりし、素早く鱗をはぎ取ります。しかし歯があまり鋭利ではなく、獲物をかみ切れないため、他のピラニアとは区別して分類されることもあります。

体色は銀色、突き出た下あごと長い背びれと尾びれが特徴的で、黒い尾びれの先端が橙色になることが特徴ですが、生息地や個体により外見には差が出るようです。
分布パラグアイ川、アマゾン川南部
寿命約5年
体長約15cm
販売価格1,000円〜3,000円

ホワイト・ピラニア

ホワイトと名付けられていますが、体色は銀色がベースです。全体的に薄い黒の斑点模様があり、胸びれと腹びれがオレンジ色で尾びれは黒く縁どられることが特徴です。

幼魚の頃は体が丸みを帯びていますが、成魚になると口先が尖ってきます。体長25センチ程度でそれほど大型種ではありません。他のピラニアと比較すると少し見た目の派手さに欠けていますが、熱心な愛好家に飼育されています。
分布ネグロ川
寿命約15年
体長約25cm
販売価格5,000円〜10,000円

ピラニア・ピラヤ

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初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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