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ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介

更新日:2024年02月13日

ピラニアにはたくさんの種類があることをご存じでしょうか。獰猛なイメージが強いピラニアですが、種類によって見た目も性格もさまざまです。本記事では主なピラニアの種類や特徴を紹介しています。ピラニアに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介
ピラニアの中でも大きな種類の一つで、野生では体長50センチ以上で重さが6キロを超える個体が確認されています。水槽内でも30~40センチほどになる大型種です。

腹部付近を中心に体の6割程度が赤やオレンジ、金色と鮮やかに彩られることも特徴ですが、色の出方は生育環境により異なります。

性格は臆病で穏やか、餌をとるとき以外はほとんど動かずにじっと潜んでいます。体長を合わせれば他の魚との混泳も可能です。
分布ブラジル南東部・サンフランシスコ川水系固有種
寿命約15年
体長約45cm
販売価格10,000円〜30,000円

ダイヤモンド・ピラニア

ダイヤモンド・ピラニアは全体的に銀色の鱗に覆われ、光の当たり方や見る角度によってキラキラとダイヤモンドのように輝きます。菱形の美しい体格と真っ赤な瞳が美しさをさらに引き立てますが、ピラニアらしい小さな口には鋭く長い歯も見えます。

性格は神経質で警戒心が強く臆病なため群れで生活しますが、他の生物との混泳は避けた方が良いでしょう。食性は肉食で主に自分よりも小形の魚類などを捕食しています。
分布南米グアポレ川・パラナ川流域
寿命約10年
体長18~20cm
販売価格10,000円〜30,000円

ラインノーズ・ピラニア

銀色に輝く体色を持ち、上あごから背びれに向けて体の中心線にそったヴァイオレットメタリックのライン模様が特徴的なピラニアです。その特徴的な模様から、フェイスラインピラニアとも呼ばれています。

獰猛なイメージが強いピラニアですが、ラインノーズ・ピラニアには繊細な美しさを感じるでしょう。

魚を捕食する際にヒレをちぎって食べるフィンイーターとしても知られています。成長に伴いより背中が盛り上がり、体高が増します。
分布ブラジル・トカンチンス水系固有種
寿命約5年
体長約30cm
販売価格15,000円~30,000円

ピラニア・ナッテリー

ピラニア・ナッテリーは、ピラニアと聞いてすぐ頭に浮かぶような、ピラニアの代表的な品種です。幼魚の時は全身が銀色ですが、成長するにつれて緑色がかった銀色や灰褐色になり、腹部と尻びれに入る赤系の色が印象的な見た目をしています。

臆病な性格のため群れで生活しており、三角形の鋭くとがった歯をつかい強い力で獲物にかみつき魚などを捕食していますが、果物や藻類などの植物を食べることもあるようです。
分布アマゾン川
寿命3年〜5年
体長25cm〜30cm
販売価格500円〜3,000円

ジャイアント・イエローピラニア

キラキラと光る鱗を持ち、腹部がオレンジイエローの美しい体色を持ちながら、大変獰猛な性格です。大きく発達した顎でまさしく獰猛な顔つきをしています。乾季に牛を襲うなど、原産地でとても恐れられていますが、個体数が多いため食用にも利用されています。

迫力ある捕食シーンが見られるため、肉食の熱帯魚を飼育したい方にぴったりでしょう。比較的簡単に飼育できますが、作業中に水槽の中に手を入れることで噛まれる事故が多いため、注意が必要です。
分布パラグアイ水系
寿命10〜12年
体長30cm以上
販売価格10,000円~30,000円

ピラニアの飼育に必要なもの

ピラニアは水質悪化に比較的強く、飼育の難易度は高くありません。ただし、ピラニアが興奮状態にあるときや空腹時などはかみつく可能性があるため、ケガには注意が必要です。

飼育に必要なものは、一般的な熱帯魚用の飼育設備となります。美しい熱帯魚として人気のネオンテトラとピラニアは、実は同じカラシン目に属する仲間です。そのため必要な飼育環境も熱帯魚用のもので対応できますが、混泳は基本的に難しいため注意しましょう。
  • 水槽
  • フィルター
  • ヒーター
  • 水草や底砂など

水槽

飼育に適した水槽のサイズ、は単体飼育の幼魚であれば45センチで成魚なら60センチ、大型種であれば90センチが目安です。ピラニアは元々群れで生活する性質ですので、同種を複数飼育する方がピラニアにとって快適な環境ですが、複数飼育の場合はワンサイズ大きい水槽を用意しましょう。

大型のピラニアを小さいサイズから成長させたい場合、水槽内では成長が止まりやすいこともあるため、120センチ以上の大きな水槽がおすすめです。
次のページ:ピラニアの飼育について

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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