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ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介

更新日:2024年07月31日

ピラニアにはたくさんの種類があることをご存じでしょうか。獰猛なイメージが強いピラニアですが、種類によって見た目も性格もさまざまです。本記事では主なピラニアの種類や特徴を紹介しています。ピラニアに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ピラニアにはどのような種類がある?飼育についてや必要なものなどを紹介
ピラニアの飼育に特別に必要なものはなく、どれも一般的に手に入る熱帯魚飼育用品です。実際に飼育する際の水温や餌など、具体的にどのようなものが必要になるのでしょうか。

また、ピラニアはとても丈夫で飼いやすい熱帯魚ですが、ケガには注意しましょう。種類により多少性格に違いがありますが、どのピラニアも鋭い歯を持っています。油断した際にかみつかれるとなかなか離してくれず、出血は避けられません。

適切な水温と水質

ピラニアに適した水槽環境は、水温が23~28℃、pH6.0~7.5のやや酸性よりの水質を好みます。酸性やアルカリ性に偏りすぎた状況での飼育は良くありませんが、そこまで神経質にならなくても問題ありません。

水を汚して水質を悪化させやすいため、少なくとも週に一度程度はフィルターの掃除や水の入れ替えなどこまめに掃除しましょう。適した環境を用意すれば非常に美しい発色を見せてくれるでしょう。

ピラニアの餌

野生のピラニアは小型の魚や哺乳類などを食べる肉食魚ですので、飼育下でも生餌を好んで食べます。

代表的な生餌としては金魚やメダカ、ミルワームやコオロギ、アジの切り身や鶏肉も食べます。うまくいけば人工飼料も食べてくれますが、生餌なしの飼育は難しいでしょう。

種類や個体により適正な量は異なりますが、食べきれる量を1日に2~3回与えます。水質の悪化を防ぐため、食べ残された餌はその都度水槽から取り出してあげましょう。

ピラニアの入手方法

ピラニア・ナッテリーは人気で流通量も多いため、一般のホームセンターや熱帯魚専門店などで購入できます。

他の種類は流通量が少ないため、熱帯魚の専門店に何度も足を運んだり、インターネットで検索したりして探す必要があるでしょう。狙い目の時期は秋~春で、この時期は幼魚が多く輸入されます。

また、持ち帰る道中にピラニアが袋に穴をあけてしまうことがあります。なるべく目の届く範囲に置き、注意して持ち帰りましょう。

ピラニアの繁殖と産卵

野生のピラニアは乾季から雨期に入るときに産卵期を迎え、メスが流木の根元などに卵を産み付け、自然ふ化します。飼育下での繁殖は難しいですが、不可能ではありません。

そもそも繁殖のために混泳させることで共食いするリスクがあり、雌雄の判別も難しいのですが、挑戦したい場合は混泳しやすいとされるピラニア・ナッテリーで挑戦しましょう。

共食いを防ぐために常に満腹になるようにし、10匹ほどを混泳させてペアが出来たら別水槽で様子をみます。産卵後は卵を隔離し、孵化したらブラインシュリンプを与えて育てます。

ピラニアの混泳

ピラニアは肉食で共食いの可能性もあるため、混泳には向いていません。混泳相手が傷つくことを許容したうえでチャレンジするのであれば、ピラニア同士やピラニアよりも大きな種類の熱帯魚を選びましょう。特に鱗の硬いプレコやポリプテルスが選ばれることが多いようです。

ピラニアの中でも特に臆病な種類のピラニア・ナッテリーは、複数飼育した方が安心してのびのびと暮らせるでしょう。その際は水草や流木などで隠れ場所を作ってあげるのもおすすめです。

ピラニアの種類について知ろう

ピラニアには多くの種類があり、大きさや見た目もさまざまです。なかには植物の種を食べる種類もありますが、ピラニアの飼育を検討する人の多くは鋭い歯で獲物に食らいつく獰猛な種類を想像しているでしょう。厳ついイメージもありながら美しい体色もとても魅力的です。

注意点はありますが、飼育自体の難易度は高くありません。気になる種類のピラニアがいたら、ぜひ探して飼育にチャレンジしてみてください。

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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