ゴールデンハムスターが噛むのはなぜ？6つの対処法を紹介

まだ新しい環境や手に慣れていないハムスターであれば、特に手の上を心地悪いと感じている場合があるので手からおろしてあげましょう。

当然ゴールデンハムスターの中にも個体差もあるので性格によっては苦手な個体も存在します。自分の思い通りにいかなくてもハムスターのペースに合わせてあげましょう。

もしくは｢お腹がすいた｣、｢家に帰りたい｣などの手の上では達成できない目的がある場合もそれを訴えるために手を噛んでいる可能性があります。

ゴールデンハムスターがお腹が空いたと訴えて噛んでいる場合は、当然ですがご飯をあげると噛む行為が収まります。

しかし、タイミングを間違えてしまうと賢いゴールデンハムスターは噛むことでご褒美がもらえるのだと勘違いしてしまう可能性がありますので、できるだけ噛まれた直後でなく少し間を開けてからがです。

ゴールデンハムスターが噛む理由には興味から、という場合も考えられます。

前述したように視力の悪いゴールデンハムスターは、持ち前の優れた嗅覚を駆使すること、そして噛むことで自分の状況を確認します。

そして噛む際の力加減が上手くできず、悪気がなくとも飼い主に怪我させてしまっている場合があります。

特に敵意も感じられず、噛む行為が一時的なものであった場合は心配しなくても大丈夫です。

ゴールデンハムスターが周りのものを噛むことで状況を確認する行為は、私たちが周りの状況を噛むわけでなく、視覚で確認する行為と同じように考えてみましょう。

そこまで痛くない場合はゴールデンハムスターに自分の状況を確認させてあげるためにそのまま噛ませておくことをします。

ただし、血が出るほど強く噛む場合や我慢できないほど痛い場合、皮膚が薄い子供などが噛まれてしまった場合は無理をせずに直ちにやめさせましょう。

噛むのをやめさせられる画期的なグッズは多数販売されています。

周りのもの、家具や人を噛んでしまうほどのストレスを解消するものや根本的に噛むことからやめさせるためのものまで色々な種類のグッズがあるので、ゴールデンハムスターと楽しく共存するために個体に応じたものを選びましょう。

ゴールデンハムスターが手ではなく、金網などを噛むのをやめさせたい場合はハムスター専用のしつけ用スプレーです。

こちらのビターアップルという商品をハムスターに噛んでほしくない部分に振りかけるだけで簡単に対策できます。

｢金網を噛むのをやめさせたい｣という方にはガラス水槽がです。ガラス水槽のように厚みのある飼育ケースであれば、ハムスターが金網を噛むのをやめさせられます。

ただし、ガラス水槽はゴールデンハムスターにとって十分な広さのあるものにはそれだけの重さがあるので、持ち運びなどに少し手間がかかるのでその点も踏まえて購入するようにしましょう。

ストレスで金網を噛んでいる場合はガラス水槽を家にすることに加えて、他のグッズを使うなど対策も同時に考えるようにしましょう。