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夜行性が原因?ハムスターが寝てばかりな理由3つ|睡眠アイテム5選

更新日:2024年07月25日

飼いやすく愛嬌のあるペットとして有名なハムスターですが、寝てばかりだという理由から不安に思う方も多いのではないでしょうか。その理由や関連のある習性などを、接する上での注意点とともに紹介しました。ハムスターと上手く共存したい方は、ぜひ読んでみてください。

夜行性が原因?ハムスターが寝てばかりな理由3つ|睡眠アイテム5選

ハムスターの習性とは?

ハムスターが寝てばかりで、もしかすると元気がないのではないかと心配の方もいるのではないでしょうか。

実はその理由はハムスターの習性にある場合が多いです。今回はハムスターが寝てばかりの理由を大きく3つに分けてまとめてみました。

人間とハムスターの睡眠サイクルの違い

実は人間とハムスターは睡眠時間も方法には大きな違いがあります。人間は日が暮れると眠り、7~8時間ほど眠り続けます。

しかしハムスターは15分ほどの短時間睡眠を50~60回繰り返し、1日平均で合計14時間ほど眠っていると言われています。

1日に14時間となると、1日の半分以上を寝ているということになります。つまり、寝てばかりだと感じるのは当然のことということです。

短時間の睡眠サイクルをとる動物

少し寝ては少し起きて、それをまた何度も繰り返すというような短時間の睡眠サイクルをとるのはハムスターだけでなく、実は多くの動物に見られる習性です。

野生下で過ごす動物たち、特に草食動物は常に周りに警戒する必要があります。長く深い眠りに入ってしまうと天敵に食べられるリスクが格段に高くなってしまいます。

よって、寝てばかりでいるというのは野生の名残りということです。

短時間の睡眠サイクルをとる動物たち

  • ウサギ
  • インコ、オウム
  • ウシ
  • キリン

ハムスターは寝てばかり?その理由3つ

ハムスターが寝てばかりの理由は大きく3つに分けられます。そのほとんどがハムスターの習性や生態に起因しているので、ハムスターを育てる上で知っておくと役に立ちます。

ハムスターは寝てばかり?その理由1:夜行性

ハムスターが寝てばかりいる原因の1つ、そして代表的なハムスターの特徴の1つとして夜行性が挙げられます。

昼間は特に寝てばかりの状態になりますが、活動時間である夜間になると途端に活発になります。

野生のハムスターが暮らす環境は日中、地上に天敵が多いことや寒暖差が激しいことから順応したのではないでしょうか。

人間が当たり前に夜の間は寝て、朝に起きて昼間に活動しているのと同じように、ハムスターにとっては昼に何度も繰り返し寝てばかりなことも夜に活動することも当たり前のことだと理解してあげましょう。

ハムスターは寝てばかり?その理由2:体力の温存が必要

ハムスターは夜になるとエネルギーを最大限に消費しながら活動するので、十分な睡眠をとって体力の温存をすることが重要になってきます。

実際にジャンガリアンハムスターは昼間、ハウスの中で体温を下げて眠る「日内休暇」という方法で体力を温存します。

これらのことを考えると、ハムスターが寝てばかりというのにも納得がいくはずです。

ハムスターは寝てばかり?その理由3:年をとった

ハムスターが寝てばかりの理由の1つとしてハムスター自身の老化も考えられます。私たちから見て、ハムスターの寿命は決して長いとは言えません。

しかし人間と同じで、老化が進むと寝ている時間が増えることから寝てばかりだという印象になってしまっている場合があります。

長生きのためにも餌や環境などハムスターの年齢に配慮したお世話を心掛けてあげることが大切です。
次のページ:睡眠を邪魔しないためのハムスターの飼育ポイント

初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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